編集長コラム「金曜日から」 編集長のコラムを公開しています。

「首相の資質」を問う

「人命の重みを本当に理解しているのかどうか疑わしい」「数の力に頼った運営を続ける限り、いずれ大きなしっぺ返しを受ける」。「政権1年」となった高市早苗首相に山崎拓・元自民党副総裁は厳しい評価を下しました。本号は「首相の資質」を問う特集です。10月16日号では亀井静香・元自民党政調会長、同23日号では評論家の中森明夫氏が論じる予定です。

 高市首相はスパイ防止関連法制定に向けた議論を本格化させます。9月28日、「インテリジェンス機能の強化に関する有識者会議」の初会合を官邸で開きました。

 事務局は7月に設置された国家情報局。外国人の生活支援活動などが狙われかねない外国干渉防止法案や、令状なしの盗聴を合法化する対外情報収集法案など個人の権利と衝突する議論がされます。

 会議は非公開で、公表される議事要旨も発言者の氏名を付さないそうです。全面公開が不可欠です。(臺宏士)