右派の統一戦線としての日本会議

近年、国内外で日本最大の右派運動団体とされる日本会議が注目されている。「安倍政権の黒幕」、「日本を支配」といった評価も目立つ。だが、誰がその内部を動かしているのか、どのような経過で生まれてきたのかといった点についてはあまり知られてはいない。その実像を追う。

  • 復古主義だけではない
    現実の怖さとは
    魚住昭
  • 一水会元顧問・鈴木邦男氏に聞く
    左翼との闘いが日本会議の核をつくった

    鈴木邦男氏はかつて生長の家信者で、全国学協の初代委員長だった。その経験から、日本会議の誕生に至る経過と、内部事情を語る。生長の家が政治から手を引かなければ、日本会議は生まれなかった。

  • 「反米」か? 「東京裁判史観」批判の荒唐無稽
    幼稚な陰謀論と歴史修正主義
    能川元一

    日本会議の代表的な論客の一人、高橋史朗氏。戦後になって戦争を反省したのは、「占領軍の洗脳」のためだという。こんな「理論家」が幅を利かせているのが日本会議なのだ。

  • 本当の神道の姿を説く三輪隆裕宮司インタビュー
    明治時代の天皇崇拝は神道の長い歴史では特殊

    日本会議は、「伝統」こそがあらゆる価値の中心と見なす。改憲も、「現行憲法は日本の伝統に合わない」からと言う。だがその「伝統」とは、神道では異端である明治時代の国家神道なのだ。

  • 図解 日本会議を生んだ右派宗教の潮流
    神社本庁、生長の家からはじまる反憲法運動70年
    成澤宗男

    近年、注目を集めている日本会議――。だが、1997年5月に結成されるはるか以前から、全国の大半の神社が加盟する神社本庁、及び生長の家を筆頭とした新興宗教の運動が、そこへと至る伏流として形成されていた事実がある。戦後のこれら右派宗教勢力の動向を知ることなしに、日本会議の本質は理解できないだろう。

  • 首相へのごますりが出世の早道
    外務は杉山、財務は佐藤が事務次官へ 野中大樹
  • 翁長知事「オバマ大統領に直接話をしたい」
    沖縄20歳女性の遺体発見と元海兵隊員の逮捕 本誌取材班
  • "防衛研究所"への変質問う声も
    広島平和研究所でいま、何が起きているのか 藍原寛子
  • 浮躁中国 91
    習近平路線の曲がり角 麻生晴一郎
  • 連載 あしたがあるさ!当事者主権の胎動 9
    徳島地域エネルギー 豊岡和美さん 金子 勝
  • 連載 デモクラTV共同企画〈TPPの闇を斬る〉第4回
    寺尾正之さんに聞く 米製薬会社が狙う日本市場 山田厚史
  • 公共サービスの根幹「保険料、年金、税」の徴収最前線
    マイナンバー演習で差し押さえ増!? 岸川 真
  • 水爆実験の島に住民が戻って40年
    マーシャル・エニウエトク環礁 核の爪あと 写真・文 島田興生
  • なぜNHKで「あんなドラマ」が作れたのか──?
    脚本家・作家の早坂曉さんに聞く 木村元彦

次号予告:2016年6月3日号(第1090号)

【憲法の危機】●政府が根拠とする「昭和47年見解」は集団的自衛権を全否定“首相がもっとも嫌う男”小西洋之参院議員に聞く●濱田邦夫・元最高裁判事インタビュー「なぜ企業は安保法に反対しないのか」●反憲法とたたかう安保法制違憲訴訟の動き●ママの会・西郷南海子さん 市民も「昭和47年見解」を読んでみよう
【週刊誌報道】●“沖縄ヘイト”に走る『週刊新潮』のデタラメ記事
【写真ルポ】●満腹の情景第53回 ムスリムがいない町にやってきたハラール|木村聡 【科学】●なぜ今、異種移植を容認?|天笠啓祐
【たとえば世界でいま】●韓国版「盗聴法」で市民監視の実態|白石孝●世界は伊勢志摩サミットをどう見ているか|小林智香子
【自衛隊】●田母神俊雄元空幕長のあきれた「将の器」|田岡俊次
【化学物質】●きれいな空気を吸いた~い! ひろがる「香害」
【事件】●米軍属女性死体遺棄事件 怒りの沖縄
【強力連載】●それでもそれでもそれでも|齋藤陽道●風速計|中島岳志●初めて老いった!?|石坂啓●新・政経外科|佐高信●メディア一撃|岩本太郎●ペンと剣|マイケル・ペン●犬が王様を見て、何が悪い?|四方田犬彦●世界一下世話なラブレター|佃野デボラ●俺と写真|本多勝一●話の特集|矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等、むのたけじ

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