国旗損壊罪
2026年3月27日7:00AM|カテゴリー:編集長後記|admin
自民党は、国旗損壊罪の新設をめざしてプロジェクトチーム(座長・松野博一元官房長官)を立ち上げる。小林鷹之政調会長が3月19日の会見で発表した。一方、広島弁護士会のように反対表明する団体も。同会は2月、日本国国章損壊罪の法制化に反対する会長声明を発表。米国での違憲判決を引き合いに、国家の名誉的利益は刑罰で維持されるものではない、とした。
今号で憲法学者の志田陽子さんは、国旗損壊罪が新設されると「言論への萎縮効果が高くなる」と話す。ジャーナリストの永尾俊彦さんは「日の丸」問題にこだわってきた表現者や教員のほか、「日の丸・君が代」不起立の裁判にかかわる弁護士にも取材。その弁護士の言葉「社会全体が学校のようになりますよ」には、はっとさせられた。教員が不起立で処分されていくのを、私たちは対岸の火事のように眺めていたのではないか。教員たちの姿は私たち一人ひとりであった。(??田亮子)
