反省
2026年8月21日7:00AM|カテゴリー:編集長後記|admin
「反省なんかしていないし、反省を求められるいわれもない」。新進党所属だった高市早苗首相は1995年、栗山尚一駐米大使(当時)が記者会見でした「第二次世界大戦の反省のうえに立って戦後の日本がある」との発言を取り上げた国会質問に絡んで、自らの歴史認識を開陳しました。
首相は8月15日にあった全国戦没者追悼式の式辞に反省の言葉を用いませんでした。94年に村山富市首相(同)が使い、歴代首相は引き継ぎました。安倍晋三首相(同)は取りやめ、石破茂首相(同)が13年ぶりに昨夏、復活させましたが、再び戻りました。
国旗損壊処罰法の施行が気になり、同15日正午の靖国神社を訪ね、小雨の中でスピーカーから流れる式辞を拝殿近くで聞きました。昨年と同じく静謐で、やはり同法は不要です。心配は希薄化する新聞界の反省。式辞を批判的に論評した在京6紙の16日社説は『朝日』『東京』『毎日』の3紙のみでした。(臺宏士)
