編集長コラム「金曜日から」 編集長のコラムを公開しています。

千葉県のある市も市内約一三〇カ所の計測結果を発表している

 最近は、それぞれの自治体が独自に放射線量を調べていて、私の住む千葉県のある市も市内約一三〇カ所の計測結果を発表している。それを見ると、私の住んでいる町は自分で測った0・25マイクロシーベルト程度とほぼ同じ結果だった。高い数字を出したのは木に囲まれた公園や人工芝を使った陸上競技場など、私がロードワークなどで好んで訪れている場所だった。このような場所は、子どももよく遊びにくるが、0・44マイクロシーベルトなどとけっこうな数値が出ており、まことに残念に思う。横浜市港湾部の工場地帯周辺に住んでいたときは三年で喘息を発症し、環境のよいところで暮らそうと思って引っ越してきたのにこのざまだ。放射性物質と暮らす日々はしばらく続くがどうしようか。東京電力に白紙委任し、株主総会で原発推進に賛成した大株主の生命保険会社(リスクにもっとも敏感な職業であるはずなのに!)は、放射線量の多い地域に暮らす人を生命保険や医療保険、がん保険の加入などで区別したら許さないぞ。 (平井康嗣)