編集長コラム「金曜日から」 編集長のコラムを公開しています。

笑いの達人、和泉節子さんと、へらへらばかりの新知事の違い

「この人は心から笑ったことがないんだなあ」とか、「笑い方を知らないんだなあ」とか、そんな人物に出会うときがある。最近では、福田康夫首相が典型。笑おうとすると、口元が変に歪んでしまう。眼鏡の奥で目はぎらついたままだし、感じるのは皮肉っぽさだけ。一方、民主党の小沢一郎代表はどうか。こちらも似たり寄ったり。ごくまれに破顔一笑といった風情もあるが、どうにも垢抜けない笑顔だ。

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