編集長コラム「金曜日から」 編集長のコラムを公開しています。

被災状況調査アンケート

六月初旬、当社では被災地となった岩手、宮城、福島の定期購読者のみなさんに、「被災状況調査アンケート」を実施しました。被災された定期購読者の方々がおられることは間違いなく、現況が非常に気になっていたからです。いただいたアンケートの返信ハガキのメッセージ欄には多くの方の声をいただき、本当にありがとうございました。僭越ではありますが、一部を紹介させてください。

「自宅は原発より二二㎞の所です。不安な毎日を送っています」
「原発事件では毎日放射線量を確認して生活しています」
「こどもは外で遊べず、成長に必要な経験をさせてやれません! 人生が狂ってしまいました」
「津波では多くの友人、知人の悲惨な状況を知り、只痛哭するのみです」
「今後も被災者の目線での報道を期待します」
 など、たくさんの現況報告やメッセージをいただき、私たちが反対に励まされました。さらに気を引き締め報道を続けていきます。 (平井康嗣)