編集長コラム「金曜日から」 編集長のコラムを公開しています。

ゆめホールシネマ倶楽部

 JR南武線・向河原駅から歩いて5分ほどにあるかわさきゆめホール(神奈川県)で定期的に開催されている催しがあります。「ゆめホールシネマ倶楽部」。ドキュメンタリーや劇映画などを上映するもので、時にはゲストによる講演などもあります。ひょんなことから、この催しにかかわるようになりました。最近は本職が忙しくてなかなか行けてはいませんが、『原発をとめた裁判長』『ニューヨーク公共図書館』などのすばらしい作品を上映してきました。今年1月には『ガザ—素顔の日常』も上映しています。

 そして、4月23日から27日まで5日間にわたって『雪道』が上映されます。15歳の時に日本軍の「慰安婦」にされ、過酷な人生を送った二人の少女が主人公です。フィクションではありますが、多くの日本軍「慰安婦」被害者の証言に基づいています。

 上映は4月23日〜25日が9時・12時・15時の3回、26日〜27日が9時・12時・15時・18時の4回。問い合わせ・申し込みはTEL044(433)3003まで。(文聖姫)