きんようブログ 社員エッセイを掲載。あの記事の裏話も読めるかも!?

警視庁の天下り問題3   元警視庁生活安全部長の正直すぎる話

風適法違反の疑いのある東京都のパチンコ景品流通システムにはたして警視庁は関与したのか、しないのか。

 
業界にずっぽりとはまっている警察OBは関与していると証言し、警視庁はよくわからないと逃げている。一体どっちなの?

 
暴力団排除のためにこのシステムを導入したはずだが、業界内部からも訴訟が起きるなど疑問の声が広がり始めている。そして、今年になってからこれを『週刊金曜日』という警察をよく批判している、よくわからない雑誌までが調べているというおだやかではない事態になっていた。

 そのような状況で、天下り警察OBを援護射撃する有力な”相棒”が問屋たちを相手に話しをすることになった。

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警視庁の天下り問題2 警視庁管内の金地金賞品が風適法違反の疑い

 

 遊技場と買場と景品問屋

一般のパチンコ遊技者は都道府県レベルでホールを中心としたパチンコという世界をのぞいている。その世界は遊技場(パチンコ店)、買場、景品問屋の三者から成り立っている。

    
 一つは、つまりパチンコ遊技場である。

お客さんは、ここで1玉4円や1円で買い(といってもだいたい1000円単位であるが)、遊ぶ。出玉は持ち帰ることは許されず、金地金などに交換するか端玉はチョコレートなどの景品に交換されている。

   
 二つめは、パチンコの換金景品を交換する買場である。

お客さんは、遊んで増えた球をホールで金景品や特殊景品に交換するが、この目的は換金である。買場は、金景品などを現金で買い取る。東京では金景品は0・3グラムが1500円、1グラムが3500円、4000円、5000円と異なる値段で交換されている(写真参照)。 (さらに…)