きんようブログ 社員エッセイを掲載。あの記事の裏話も読めるかも!?

『美しい国へ』という幻想

 安倍晋三・官房長官の『美しい国へ』(文春新書)が売れている。『東京新聞』8月3日夕刊によると、東京の大型書店「八重洲ブックセンター本店」「ブックファースト渋谷店」の2店でともに売り上げ1位を記録した。次期首相確定と騒がれている人物の「事実上の政策大綱」と位置づけられ、また手頃な新書であることが購買意欲に火をつけているのだろう。

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東郷和彦さんの靖国モラトリアム論

 今週号(8月4日号)では、東郷和彦さんのインタビュー記事を巻頭に掲載しました。東郷和彦さんは、靖国神社に合祀されているA級戦犯、東郷茂徳元外相の孫で、外務省欧亜局長を務めるなど外交の第一線に長くたってきました。祖父に対する思いはとても強いそうです。

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