きんようブログ 社員エッセイを掲載。あの記事の裏話も読めるかも!?

千と千尋

 映画監督・宮崎駿さんのアトリエを11月22日に訪れました。宮崎さんと、筑紫哲也・本誌編集委員の対談に立ち会うためです。

 宮崎さんのアトリエは、東京の郊外にあるため、周囲には大きな木が多くあります。アトリエの窓からは、小春日に輝く紅葉の赤や黄色、常緑樹の緑などが色鮮やかに見えました。

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原発列島

 本誌に連載中の「鎌田慧が撃つ『日本原発列島』」が11月、集英社から新書で出版されました。タイトルは『原発列島を行く』(700円+税)で、本誌17回までの連載を納めています。

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Xデーと広告

 皇太子妃の「ご出産」つまり、おそらくは次の次の皇位継承者の話題でマスコミは過熱寸前だ(注)。今後予想される騒ぎは『週刊新潮』11月22日号によれば「今年後半の話題を完全に独占することになる世紀の大フィーバー」である。

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反戦歌

 このコラムの名前「風に吹かれて」はもちろん、ボブ・ディランの同名の曲『Blowin’ In The Wind』を意識しています。ボブ・ディランの2枚目のアルバム『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』(1963年)の巻頭を飾る名曲で、今回の“ブッシュの戦争”への反戦デモでも多くの人によって歌われています。私自身も渋谷のデモで何度も耳にしました。

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テロ対策3法と民主党、そのほか

「米国同時多発テロ」がらみで3つの悪法が成立もしくは改悪された。書くのも面倒な正式名称が異常に長いいわゆる「テロ対策支援法案」(全12条)と「自衛隊法改正案」、船体射撃の要件を緩和する「海上保安庁法改正案」である。

 自公保与党は、ほぼ1枚岩。「平和と人権」を掲げる創価学会を支持母体とする公明党はどこまでいくのか。すべてに反対したのは「ガンコに護憲」の社民党だけ。共産党ですら海上保安庁法改正には賛成している。ここでは、主に争点となったテロ対策特措法と自衛隊法改正案について報告する。そして、かつて本誌でも掲載した359号(4月13日)特集「民主党で大丈夫か?」のように、まだら模様の民主党の議員の動きに注目しつつ法案の成立についてもう一度振り返ってみたい。

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