きんようブログ 社員エッセイを掲載。あの記事の裏話も読めるかも!?

萩尾望都、登場!

おおおっ--。萩尾望都だー。

オスカー、アラン、メリーベル。

『トーマの心臓』『ポーの一族』『11人いる!』。

懐かしい。

私の記憶の中の“萩尾望都”は中学の教室にある。

コミックスを片手に友だち同士で役になりきって台詞を読んだりしたなぁ。

その萩尾さんが本誌(=『週刊金曜日』)750(2009年5月15日)号の裁判員制度に関する記事のインタビューに登場している。

ついに始まった裁判員制度。記事は公判前整理手続で被告の生育環境が裁判から抜け落ちてしまう危険性について取り上げている。

かなりキツい生育環境にあった主人公が出てくる作品を書いている萩尾さん。
曰く、「子どもへの期待なんて9割がファンタジーにすぎない」
自分には耳が痛いけど、うちの母には聞かせてやりたい。

萩尾さんが考える「犯罪者の減っていく社会」については、本誌(『週刊金曜日』)750(2009年5月15日)号でどうぞ。