おしらせブログ 週刊金曜日から定期購読者の皆様へのおしらせを掲載しています。

週刊金曜日 書評・本箱の本(2012年8月31日)

『週刊金曜日』の書評・本箱欄に掲載された本です。
画像・リンクをクリックするとAmazonの詳細ページへジャンプします。

■書評

フリーカルチャーをつくるためのガイドブック  クリエイティブ・コモンズによる創造の循環 定義集 日本人養成講座
フリーカルチャーをつくるためのガイドブック クリエイティブ・コモンズによる創造の循環

by ドミニク・チェン=著

¥2310

著作権法に潜む諸問題を利用者の目線でわかりやすく鈴木 沓子/評
定義集

by 大江健三郎=著

¥1680

自前のことばを紡ぐ手がかりに伊藤 氏貴/評
日本人養成講座

by 三島由紀夫=著

¥1680

自刃に至る死生観を辿る桃江 メロン/評
  

◆本箱 渡辺妙子(編集部)/選
  
台湾海峡一九四九 艾未未読本(集広舎) 日本のエネルギー、これからどうすればいいの? (中学生の質問箱)
台湾海峡一九四九

by 龍應台=著 天野健太郎=訳

¥2940
艾未未(アイ・ウェイウェイ)読本

by 牧陽一=編

¥2940
日本のエネルギー、これからどうすればいいの?

by 小出裕章=著

¥1260
食品の放射能汚染 完全対策マニュアル2 (別冊宝島1883 スタディー) 食と農の未来―ユーラシア一万年の旅 (地球研叢書) 世界から飢餓を終わらせるための30の方法
別冊宝島 1883号 食品の放射能汚染完全対策マニュアル2

by たんぽぽ舎+ルポルタージュ研究所=編著 小出裕章=協力

¥980
食と農の未来 ユーラシア一万年の旅

by 佐藤洋一郎=著

¥2415
世界から飢餓を終わらせるための30の方法

by 特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド=編 勝俣誠=監修

¥1365
食品業界は今日も、やりたい放題 生体と電磁波
食品業界は今日も、やりたい放題

by 小薮浩二郎=著

¥1365円
生体と電磁波

by 坂部貢、羽根邦夫、宮田幹夫=著

¥4725




『週刊金曜日』主催の「歴史講座」パートⅡのご案内

「日本近現代史を哲学する!」パートⅡ 全5講座
米騒動からアジア太平洋戦争

日本はなぜ英米と戦争をしたのか? 関東大震災、昭和恐慌、2・26事件などを追いながら読み解いていく。

本当の歴史を知り、いまとあしたに活かしたい。そんな思いから始めた『週刊金曜日』主催「歴史講座」のパートⅡを開講します。今回は米騒動からアジア太平洋戦争の敗北までの全5講です。できるだけ「対話」のできる講座をめざし、歴史への新たな視点を切り開きたいと考えています。ご一緒に、歴史を哲学しませんか。
ご参加を、心よりお待ちしております。

講師  八柏龍紀(哲学者)

▼講座日程とテーマ
第1講:2012年10月4日(木)
〝米騒動〟がおこったのはなぜか? ☆反抗の論理とは?
――大逆事件と大正デモクラシーの時代――
課題:「内に民主主義」「外に帝国主義」

第2講:10月18日(木)
〝1923年 9月1日午前11時58分〟 ☆虐殺の心理とは?
――関東大震災と甘粕事件の深層――
課題:なぜ軍隊は、警察は、民衆は朝鮮人を殺したのか?

第3講:11月1日(木)
〝恐慌Depression〟の正体とは? ☆「恐慌」論
――昭和恐慌と宮澤賢治――
課題:〝衣食足りて礼節を知る〟-経済と民衆を考える!

第4講:11月15日(木)
〝テロリズムTwrrorism〟と暗い情念 ☆「テロリズム」の正体
――二・二六事件と軍部の台頭――
課題:なぜテロは起こるのか? 

第5講:11月29日
日本はなぜ英米と戦争をしたのか? ☆「戦争」論
――南京虐殺からアジア太平洋戦争の時代――
課題:「戦争をしない」論理について

▼時間:19時15分~21時

▼会場:貸会議室 内海 *JR水道橋駅西口下車徒歩1分
 〒101-0061東京都千代田区三崎町3-6-15  http://www.kaigishitsu.co.jp

▼受講料(資料代込み):全5講座8000円(1回毎は2000円)、学生割引制あり
(全5講座6000円、1回毎は1500円)

▼定員 80名(先着順)
*お申し込みは、週刊金曜日業務部に電話かファクスでお願いします。
受講料は当日、申し受けます。(tel03-3221-8521、fax03-3221-8522)

909号目次


       909号目次PDF

〈注目記事〉
● シリア難民 戦禍の故郷を離れて
 写真・文 尾崎 孝史

●福島原発事故の責任者が許せない!
 だれでもできるc 明石昇二郎

東電福島第一原発による被曝事件の告訴・告発状を東京地検が受理し、
捜査を開始した。新聞・テレビは一様に「立件の難しさ」を報じている。
その壁を乗り越える方法を告発第一号の筆者が伝授する。

●尖閣と竹島
 政治力の低下が招く強い外交
 「静かな外交」を許さない韓国民の苛立ちを読む
金 雄 基

李明博大統領の竹島(独島)上陸に天皇謝罪発言がつづき、
両者一歩も退けない状況に陥った日本と韓国。
しかし、問題の発端はそこなのだろうか。
両国に足場を持つ政治学者、金雄基氏が問題の本質を読み解く。

●「尖閣火付け役」の背後にいる米国の反中派
 本誌取材班

●原発を阻止した和歌山・日高町で24年目になった恒例の合宿
 反原発最前線の「京大熊取六人組」
 粟野 仁雄

●タケちゃん先生は大忙し
 多国籍の子らと四つに組んで
 山岡淳一郎

在日大韓基督教会横浜教会と横浜の民族差別と闘う会の支援で一九七八年に生まれた信愛塾。現在は補習や母語・日本語クラス、教育や生活相談な
どを行なう。ここで、社会の矛盾と向き合っているのが竹川真理子さんだ。

◆信愛塾 センター長 竹川真理子
子どもの悲しみ、憎しみ、保護者の願いはとっても重い

●路上から「NO NUKES」を04
 重大な変化に同伴する政治学者 木下ちがやさん
 練り上げられていった人々の意思
 竹内一晴

●米中韓3カ国大使人事で暴走する外務官僚
 佐々江外務次官の高笑いが聞こえる
 伊田 浩之