おしらせブログ 週刊金曜日から定期購読者の皆様へのおしらせを掲載しています。

812号目次


       812号目次PDF

812号の注目記事

■格闘する思想
 金 富 子
 ナビゲーター 本橋哲也

在日、女性、朝鮮史研究――三つの軛を心のバネに、
「民主化」の進まぬ日本に苛つきながらも、
自身につらなる母、「慰安婦」のハルモニたちの体験を
身体に刻み込み、
あの時代、東アジアで何が行なわれたのかを
ねばり強く問いつづける。

■これは資本主義と民主主義の衝突だ!
 市民への口封じ訴訟
 SLAPPとたたかう人たち
 烏賀陽弘道

たとえば環境問題についての苦情申し立てなど、公的に声を上げた市民が企業から狙い撃ちされる民事訴訟「SLAPP」が増えている。自らも「オリコン」によるSLAPPと33カ月間、戦い抜いたフリーライターが、米国における「反SLAPP」の動きを取材した。

■化学物質とのつきあい方8
 次はあなたの番かも!? 
 化学物質過敏症への理解を
 槌田博

ようやく正式病名として認定されるまでにいたりましたが、
化学物質過敏症への理解はまだまだ進んでいません。
いつかはご自分も発症する可能性があると考えて、
化学物質とのつきあいかた、真剣に見直してほしいです。

■初心者のための税金講座6
 予算のあれこれ教えます 上
 浦野広明

われわれが納めた税金の使い道を決めるのが「予算」。
納税者としては税率や税額だけでなく、
予算にも目を光らせなければならないのでは?

■沈黙の死者を悼んで
 写真・朱 弘
 文・梶村 太一郎

■“生菜”とはかけ離れたカット野菜
 倭人の食は遠くなりにけり
 沢木みずほ

安くて便利、重宝してます、カット野菜。でも知らなかったよ~、真実の姿。

読者会から(全文)2010年8月27日

週刊金曜日を応援する会・神奈川
8月28日(土)18時~21時、県民活動サポートセンター602号室(横浜駅西口5分、ヨドバシカメラ裏)。参加費200円。
勝っても負けても消費税増税大連立!? ガス抜き日刊紙・ゲンダイなら「庶民は幸之助に帰依するか、大作に帰依するしかないのか!?」という見出しができそうな“民度”でございますかね?「強い経済、強い財政、強い社会保障」なんて、消費税よりも、相続税率を100%にするほうが近道じゃない! ホントの愛国者なら海外逃避もしないだろうから、エセ右翼もエセ進歩人もすぐ見分けがつくし……。かつて、ノーム・チョムスキー氏が「米国は一党政治である。ただしこの政党にはライトウイングが2つあり、一つは民主党と呼ばれ、他は共和党と呼ばれる」と喝破したように、極東の一国も同じような“普通の国”を目指してますかね? そんな状況を“ ”付きとはいえ「“左翼”民主党」と誤記?し、「 」付きとはいえ「政権交代という『革命』」と誤認?するサヨク週刊誌ってどーよ? 今回の読者会はそんなノーテンキな雑誌をコケにしましょうか? それとも風に流される“世論”という民度を危ぶみますか? 腐りきったマスコミを叩きますか? 問合せ(Mall:oik-j@pu3.fiberbit.netヂガミ)

みやぎ読者会
9月1日(水)18時~20時45分、仙台市民活動センター7階フリースペース(青葉区一番町4-1-3、TEL:022・212・3010)。参加費無料。飲み物は各自持参。話題は「洗剤」です。問合せ(TEL:022・235・8876加藤)

京都読者の会
9月3日(金)(毎月第1金曜)18時~21時、ウイングス京都4階小会議室B(地下鉄烏丸四条または烏丸御池駅・阪急烏丸駅。中京区東洞院通蛸薬師上ル東)。参加費は会場費を人数割り。毎回初参加者(大歓迎)自己紹介後、全員が所信を。今回は国会ロビーイスト関組長参加で「政治参加の在り方」(仮題)など。前回10名参加。問合せ(TEL:075・574・1631荒井)

千葉読者会
9月5日(日)15時~17時、船橋市高根台公民館第2集会室(新京成高根公団駅前)。参加費150円位。本誌を中心に何でも話し合います、資料があればお持ちください。参加時間は自由です。お気軽にご参加ください。問合せ(TEL:070・6945・0388山口)

倉敷読者会
9月5日(日)13時半~17時、倉敷労働会館)。参加費300円。テーマは「韓国哨戒艦沈没事件の謎」。問合せ(TEL:090・3880・3914堀井)

美濃読者会
9月6日(月)18時半~、ハートフルスクエア小研修室4(JR岐阜駅構内より2階連絡通路)。テーマは「民主党政権の先行きと財政再建」(猪又)問合せ(TEL0574・62・7336田口)

金沢読者会
9月11日(土)18時半~21時、金沢勤労者プラザ102ミーティングルーム)。参加費300円。皆さまの参加お待ちしております。問合せ(TEL:090・2834・6624坂本)

長崎出島読者会
9月12日(日)13時半~16時、長崎県民ボランティア活動支援センター(県美術館隣、出島交流会館4階)。2ヶ月ぶりの会合、思いっきり語り合いましょう! 問合せ(TEL:090・8402・0158西岡)

『めぐりくる春』が紹介されました【書評】

『めぐりくる春』 (梁石日/著)が8月22日の東京新聞・中日新聞・中日新聞(北陸版)で紹介されました。

評者は山崎行太郎さん。

「(韓国)併合から百年を迎えた今、この(慰安婦)問題を避けて避けて通ることはできない。そこに肉薄する作品」と評されています。

『週刊金曜日』8月27日号の特集は韓国併合百年です。こちらもあわせて是非ご覧下さい。

811号目次


       811号目次PDF

811号の注目記事

■国策捜査
 政治資金規正法の有りように詳しい
 郷原信郎 元東京地検特捜部検事
 青木 理

小沢氏への捜査は
徹底的に検証
しないと禍根を残す

■高須基仁のアウトサイダーインタビュー
 女の矜持
 斎藤智恵子

テレビに登場する芸能人だけが芸能人ではない。日本の大衆芸能の裾野は広い。日本舞踊の踊り手から浅草文化を担う小屋を作り出し、「浅草の女帝」とも呼ばれる浅草ロック座会長、斎藤智恵子さん。その生き様とは。

■ICJに提訴 条約違反 日本への輸出!
 日本の鯨肉取引が国際的スキャンダルを起こす
 桐生 広人

グリーンピース・ジャパン職員が提訴された鯨肉裁判が六月八日に青森地裁で結審、
判決が九月六日に出る。検察は窃盗と建造物侵入罪で一年六月を求刑する一方で、
鯨肉を塩漬けにして持ち出した船員らの横領は無視する形になった。
日本の南極海調査捕鯨の頭数削減が焦点となったIWC総会も交渉は決裂した。

◆グリーンピース・ジャパン事務局長・星川淳さんに聞く

国連機関が人権侵害と断定
グリーンピース・ジャパン職員への
実刑求刑はあり得ない

■ポル・ポト派特別法廷
 ドゥイ被告に禁固35年の判決
 「異常な時代」は遠い過去のものか
 木村 文

残酷な拷問や処刑、相互監視と密告などの
非道な政策で知られるカンボジアのポル・ポト派。
その元幹部らが、自国民によって初めて裁かれる
特別法廷が昨年から始まり、
先月、最初の被告の判決があった。
この法廷の意義とは、そして数々の証言から
私たちが学ぶべきこととは何か。

■化学物質とのつきあい方7
 PRTR法の有効活用法
 槌田博

化学物質の排出量届出を義務づけたPRTR法。
これを使えば、企業からの排出量がわかるのです。
一度、調べてみてはいかがでしょう?

■新・買ってはいけない152
 人気の栄養強化型スナックバーを検証してみた
 渡辺雄二

■大雨後の海水浴場は
 病原菌がウヨウヨなのだ
 植田武智

海水浴シーズンも一段落。だけどこれから海に行く人は、気をつけてね、海辺の健康被害

読者会から(全文)2010年8月20日

松山読者会
8月25日(水)18時~、cafe et bar “Keep on”(松山市二番町1-7-11、ワシントンホテル西隣)。会費は実費。8月から会場を変更して続けることになりました(事情は本誌7月30日号の本欄で報告)。気軽にご参加ください。初めての人も歓迎です。問合せ(TEL:089・977・8834中野)

東京南部読者会
8月27日(金)18時半~20時半、大田区立消費者生活センター第2集会室(JR蒲田駅東口3分)。会費は会場代金を参加者で分担。当読者会は毎月第4金曜日に開催しています。問合せ(Mail:yori-i@net.email.ne.jp、TEL:090・6711・9251杉本)

練馬読者会
8月28日(土)18時半~、こみゅにてぃかふぇ和(なごみ)(西部池袋線大泉学園駅南口3分)。会費は飲食代(ひき続き懇親会を予定)。近隣・沿線の方、気軽に参加してください。
*7月例会は会のメンバーが開いた「こみゅにてぃかふぇ」にて開催。13人参加。話題の中心のひとつが本誌の店売り値上げ関連。部数低迷と値上げの悪循環が心配、コスト削減の内部努力もさることながら経営情報開示がなく危機感を共有しづらい。誌面について長期連載コーナーのマンネリ化や記事によってはつっこみ不足(「天安艦」事件に正面から切り込む記事が欲しかった)などの指摘。読者会は本誌のスタイルや意義を認める“金曜日サポーター”としてできることがあるはず、読者会の連携も必要、などの意見も…。会場等の問合せ(「練金術勝手連」で検索、またはTEL:03・3925・6039近藤)

あいち読者の会
8月28日(土)13時半~、名古屋市女性会館1階ロビー(地下鉄東別院駅)。①今月27日にスタートする名古屋市会リコールの本質と議会解散の可能性②数年後に休刊が予想される『週刊金曜日』への提言と運動など。参加自由、どなたでも大歓迎。問合せ(TEL&FAX:052・613・4028中島)

杉並・世田谷読者会
8月29日(日)13時半~17時、高井戸地域区民センター第3集会室(京王井の頭線高井戸駅3分)。
*7月の読者会は5人の参加。参議院選挙結果について意見がだされました。共産党や社民の余りの低落、それに比べみんなの党の伸張ぶりについて議論がなされました。あわせて、杉並区長選、元都議の田中良氏が当選し、つくる会の教科書は使わない方向で行くのではという観測がなされました。中世日本の言語で不明なものについては日ポ辞書が参考にするという話や、変体がなについての知識が披露されました。また、60年安保について、当時朝日ジャーナルに知識人たちがつくった安保問題研究会が、安保改定・8つの疑問「日本は軍縮で世界をリードすべきではないか」等を藤山外相に質問を提示。藤山外相は、それについて懇切丁寧に答えている資料がだされ、今日に続く課題と活発な議論がなされました。問合せ(TEL:070・5596・0037藪田)

東三河読者会
8月29日(日)13時~、豊橋市民文化会館第6会議室)。参加費200円位。
*7月は6人。(1)今の政治の混迷は、消費税の問題にしろ、沖縄の普天間基地移設問題にしろ、首相がいきなり言いだすところに問題があるのではないだろうか? 国民に対し、もっと丁寧な説明があってしかるべき。(2)社民党の政権離脱。福島大臣は基地問題でのサインを拒否したので罷免された。が、それよりもっと前に頑張らねばならない時期があったのではないか。 (3)6月25日号「金曜日から」公務員削減について。先進国の中では少ない方なのに叩かれるのはなぜ? 官僚はそんなに強いものではない。人事でいかようにも動かせる。との意見。④7月9日号佐藤優の「飛耳長目」。「菅直人首相の思想的系譜」について討論。問合せ(TEL:080・5102・6763四谷)

ぎふ・東濃読者会
*7月の例会は酷暑の多治見で行なわれました。美濃読者会代表の田口さんとの対談。8月の例会はお休みします。問合せ(TEL&FAX:0572・24・5471高木)

『めぐりくる春』が紹介されました【書評】

『めぐりくる春』 (梁石日/著)が8月13日の東洋経済日報で紹介されました。

ありがとうございます。

週刊金曜日 書評・本箱の本(2010年8月6日)

『週刊金曜日』の書評・本箱欄に掲載された本です。
画像・リンクをクリックするとAmazonの詳細ページへジャンプします。

■書評

俺の後ろに立つな―さいとう・たかを劇画一代 まだある。こども歳時記 夏休み編―ロングセラー商品でつづる昭和のくらし 植民地主義の暴力―「ことばの檻」から
俺の後ろに立つな さいとう・たかを劇画一代

by さいとう・たかを=著

¥1365

考えるな、感じろ! それが劇画だ!!佐野 華英/評

まだある。こども歳時記 ロングセラー商品でつづる昭和のくらし 夏休み編

by 初見健一=著

¥1260

昭和のにおいが立ちのぼる阿武 秀子/評

植民地主義の暴力 「ことばの檻」から

by 徐京植=著

¥3150

この闘いを強いる者は誰か山口 泉/評

  

◆本箱 編集部/選
  

「戦争経験」の戦後史――語られた体験/証言/記憶 (シリーズ 戦争の経験を問う) 歌われたのは軍歌ではなく心の歌―語り残す戦争体験 11時2分のメロディー (平和ブックレット)
「戦争経験」の戦後史 語られた体験/証言/記憶 戦後の経験を問う

by 成田龍一=著

¥2940

歌われたのは軍歌ではなく心の歌 語り残す戦争体験

by 日野原重明=監修 「新老人の会」=編

¥1400

平和ブックレット⑤ 11時2分のメロディー

by 山川剛=著

¥999

広島の消えた日―被爆軍医の証言 韓国原爆被害者 苦痛の歴史 張本勲 もう一つの人生―被爆者として、人として
広島の消えた日 被曝軍医の証言 [増補新版]

by 肥田舜太郎=著

¥1785

韓国 原爆被害者 苦痛の歴史 広島・長崎の記憶と証言

by 鄭根埴=編 晋珠=再録 市場淳子=訳

¥3675

張本勲 もう一つの人生 被爆者として、人として

by 張本勲=著

¥1470

戦争の世紀を超えて その場所で語られるべき戦争の記憶がある (集英社文庫) 実録噺「東京大空襲夜話」 あの戦争から遠く離れて外伝―「孫玉福」39年目の真実
戦争の世紀を超えて その場所で語られるべき戦争の記憶がある

by 姜尚中、森達也=著

¥760

実録噺「東京大空襲夜話」

by 柳家さん八=著

¥1470

あの戦争から遠く離れて外伝「孫玉福」39年目の真実

by 城戸幹=著

¥1575

只、意志あらば―植民地朝鮮と連帯した日本人 ビルケナウからの生還―ナチス強制収容所の証言 戦争記憶論―忘却、変容そして継承
只、意志あらば 植民地朝鮮と連帯した日本人

by 後藤守彦=著

¥2100

ビルケナウからの生還 ナチス強制収容所の証言

by モシェ・ガルバーズ/エリ・ガルバーズ=著 小沢君江=訳

¥3360

戦争記憶論 忘却、変容そして継承

by 関沢まゆみ=編

¥3570

文芸評論集:記憶と和解―未来のために 在郷軍人会 良兵良民から赤紙・玉砕へ さだ子と千羽づる
文藝評論集:記憶と和解 未来のために

by 小林孝吉=著

¥999

在郷軍人会 良平良民から赤紙・玉砕へ

by 藤井忠俊=著

¥2940

さだ子と千羽づる

by 絵本と通じて平和を考える会SHANTI=著

¥1050

ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」
ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」

by 高瀬毅=著

¥1680

週刊金曜日 書評・本箱の本(2010年7月30日)

『週刊金曜日』の書評・本箱欄に掲載された本です。
画像・リンクをクリックするとAmazonの詳細ページへジャンプします。

■書評

祭りの季節 開戦前夜の「グッバイ・ジャパン」―あなたはスパイだったのですか? 日航123便 あの日の記憶 天空の星たちへ
祭りの季節

by 池内紀=著 池内郁=写真

¥3360

郷愁が絶望にとってかわられるまえに八柏 龍紀/評
開戦前夜の「グッバイ・ジャパン」 あなたはスパイだったのですか?

by 伊藤三郎=著

¥2310

スパイ小説より面白い藤原 作弥/評
天空の星たちへ 日航123便 あの日の記憶

by 青山透子=著

¥1500

四半世紀を経てなお残る深い闇成澤 宗男/評
  

◆本箱 小林 和子(編集部)/選
  
反撃カルチャー  プレカリアートの豊かな世界 死にゆく都市、回帰する巷 ニューヨークとその彼方 ジョニー・B・グッジョブ 音楽を仕事にする人々
反撃カルチャー プレカリアートの豊かな世界

by 雨宮処凛=著

¥1680
死にゆく都市、回帰する巷 ニューヨークとその彼方

by 高祖岩三郎=著

¥1995
ジョニー・B・グッジョブ 音楽を仕事にする人々

by 浜田淳=著

¥1680
バカボンのパパよりバカなパパ 赤塚不二夫とレレレな家族 社会的排除とは何か (こぶしフォーラム) パリのモスク―ユダヤ人を助けたイスラム教徒
バカボンのパパよりバカなパパ

by 赤塚りえ子=著

¥1680
社会的排除とは何か

by ¥デイヴィッド・バーン=著 深井英喜、梶村泰久=訳

3990
パリのモスク ユダヤ人を助けたイスラム教徒

by カレン・グレイ・イエル+デボラ・ダーランド・デセイ=文と絵 池田真里=訳

¥1575
弁護士布施辰治 NHK、鉄の沈黙はだれのために―番組改変事件10年目の告白 トレイシー 日本兵捕虜秘密尋問所
弁護士 布施辰治

by 大石進=著

¥2415
NHK、鉄の沈黙はだれのために 番組改編事件10年目の告白

by 永田浩三=著

¥2100
トレイシー 日本兵捕虜秘密尋問所

by 中田整一=著

¥1890
一週間 「物質」の蜂起を目指して――レーニン、〈力〉の思想 大日本・満州帝国の遺産 (興亡の世界史)
一週間

by 井上ひさし=著

¥1995
「物質」の蜂起をめざして レーニン、〈力〉の思想

by 白井聡=著

¥2415
興亡の世界史18 大日本・満州帝国の遺産

by 姜尚中、玄武岩=著

¥2415
百年読書会 (朝日新書) 思想家の自伝を読む (平凡社新書) 島をたずねて三〇〇〇里―漁村異聞〈その2〉
百年読書会

by 重松清=編著

¥700
思想家の自伝を読む

by 上野俊哉=著

¥860
島をたずねて三〇〇里 漁村異聞その2

by 川口祐二=著

¥2100
庭の時間
庭の時間

by 辰巳芳子=著

¥1680

810号目次


810号目次PDF

810号の注目記事

■今年の平和宣言文に「平和憲法」の文字は入るのか
西岡 由香

八月九日。長崎に原爆が落とされたこの日に毎年行なわれる平和祈念式典で市長が読む平和宣言文は、起草委員が作成する。これまで世界平和のメッセージを発信してきた宣言文だが、今年の草案には、投下の日付も憲法の記述もなかった。指摘した委員もいるが最終的にどう落ち着いたのか。「憲法の不戦と平和の理念」の文言は入ったのか。

■化学物質とのつきあい方6
 「脱・医薬品&健康食品」で身体を丈夫に
 槌田博

病気のときに飲むクスリ、
病気じゃなくても飲む健康食品、
どちらも有効成分は化学物質。
いつの間にか、化学物質頼みになっていませんか?

■こんにゃくゼリー 規制するの? しないの?
 および腰な消費者庁
 垣田達哉

迷走するこんにゃくゼリー問題。規制のカギを握る消費者委員会の動きは五里霧中~。

■原爆を描く
 長崎・銭座小学校の平和教育
 写真・文 岡本 央

平和教育の一環として、長崎の被爆を絵で表現している学校がある。
被爆者の体験を聞いたり、遺品に触れることで、
児童なりに芽ばえた原爆への思いを表現する取り組みだ。

■オーガニックで行こう
 国産材住宅に住まう1
 市川はるみ

「自然」「地産地消」「健康」……住まいにもそんなキーワードを求める人が増えてきました。
未来志向のオーガニックな住まいのありかたを、シリーズで紹介します。