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925号目次


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〈925号注目記事〉
●ここからすべてが始まる!
 雨宮処凛

●さようなら憲法
 石坂 啓

●民意はどこに! 小選挙区制度の弊害
 落合恵子

●遺言としての三人の護憲
 佐高 信

●2012年末の未来記
 田中優子

●これから半年が日本政治の正念場だ
 中島岳志

●前略 日本維新の会代表 石原慎太郎殿
 本多勝一

924号目次


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924号の注目記事

●全町が避難区域
1000年以上かけた町、1000年かかっても復興させる
福島県双葉町 井戸川克隆町長に聞く
聞き手 鎌田 慧

福島県双葉町の井戸川克隆町長に圧力がかかっている。埼玉県内に避難している双葉町役場や、除染など国の方針に疑問を呈する井戸川町長が目障りなのだろう。真意を聞いた。

●海外メディア記者座談会 ドイツ、インド、イタリア
原発と日本社会 日本のメディアは国民に嘘をついていないか
瀬川牧子

「レベル7」という歴史的な大惨事となった福島原発事故の報道のあり方はどうだったのか。事故によって日本社会は変わるのか、変わらないのか。好評だった一一月九日号に続き、今回は原発について日本外国特派員協会に加盟するジャーナリストたちが縦横に語る。

尖閣などにかまわず、
グリーンに投資を
ピオ・デミリア

日本は原発を持つのに一番
相応しくない国
クリストフ・ナイハード

市民ジャーナリズムがもっと
声を上げるべき
ヴィヴェク・ピントゥ

●飯舘村民が撮った悲しみと怒り
「写真展・飯舘村」より
写真/長谷川健一 文/小林 晃

●佐藤優の飛耳長目79
佐々江賢一郎駐米大使は「敵のイメージ」になった

●古地図を片手に被差別部落を訪ね歩く
『週刊朝日』記者が犯した罪と忘れられた被害者の存在
平野 次郎

橋下徹大阪市長の出自を探った記事で噴き上がった『週刊朝日』問題。朝日新聞社第三者機関の見解と、朝日新聞出版の謝罪で事態は収束したかに見えた。が、最も深く傷ついた人々は忘れられている。彼らの苦悩は今後も続くかもしれないのだ。

●福島女子は今を生きる11
もう一度酒造りがしたい
宍戸慈

原発が爆発したことを、誰も教えてくれなかった。
何が起きたのかまったくわからないまま、一家で必死に逃げた。
今、生きているだけでありがたいという彼女の望みは、家業の酒造りの再開だ。

●風邪をひいたら飲んではいけない
「風邪薬」
渡辺雄二

第23回「週刊金曜日ルポルタージュ大賞」佳作入選作

「認知症」病棟で働く 

 前澤ゆう子

おむつに始まる
    
 「認知症」病棟の朝は早く、まだ暗い。常夜灯だけが点いている。
 午前一時頃になると、フミコ女史(*1)はすでに起きていて、看護室前のデイルームのテーブルで書き物をしている。
「まだ早いので、もう少し寝んで下さい」
というと、
「いいじゃないの」
と意に介さず、背を丸め、ノートに顔をくっつけて夢中で書いている。デイルームは消灯しているので、看護室からもれる明かりをたよりにしているようだ。
「何を書いているの?」
と問うも、こちらのことなど眼中にない様子で応えず、黙々と集中している。分厚いノートをそっと覗いてみると、米粒ぐらいの小さな文字がぎっしり並んでいる。内容は判読できない。本人だけが解っている(?)ようだ。
 こうして四十五歳から約二十年の入院期間中、ずっと書き物を続けてきたらしい。彼女の、九十度に曲がった腰と眼瞼下垂の腫れた眼が、その永い歴史を物語っている。
(さらに…)

923号目次


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〈923号注目記事〉
●東京都知事選挙
 明確な脱原発派vs.原発維持・曖昧派が対決
 横田 一

第三極が乱立し、原発をめぐって各党の態度が明確に見えてきた総選挙だが、同日投開票される東京都知事選においても、まるでその縮図のような構図が見えてきた。また、石原都政が破壊してきたものを問う。

◆民主主義も破壊した石原都政

●「企業害」と闘う現代の田中正造はどこに
 自分を売らない思想とは

 鉱毒を地方に流してしまうのは、
 原発とまったく同じ発想 ――小出

 政府は「水銀を食った魚に
 責任がある」という論理 ――佐高

●国民的議論なしにTPP参加を決定したメキシコ
 知的財産権問題で経済界から反対噴出
 石井 陽一

●再び甦るのか小泉「改革」の悪夢
 霍見 芳浩

米国を破綻させたブッシュ流「新自由主義」を日本でも真似したのが、「構造改革」と称した「小泉改革」だった。この「改革」で日本もすっかりダメになったが、再び同じ過ちを繰りかえそうとしている政党や政治家がいる。米国の事情に詳しい研究者から見た今の日本とは。

●満腹の情景 第12回
 野良着のベトナム人
 写真・文 木村 聡

 外国人技能実習生という担い手

●教科書があぶない2012
 実教出版『高校日本史』 教育委員会が不採用圧力
 「国旗・国歌強制」に逆ギレ
 星 徹

特定の「考え方」を理由に高校の教科書選定に圧力をかけ、あるいは学校側が希望して選定した教科書を不採用にする。こんな横暴が、東京都と横浜市の教育委員会で行なわれていた。日本社会の病理の縮図が見えてくる。

●福島女子は今を生きる 10
 双葉町に300年続く造り酒屋の娘
 宍戸慈

冨沢真理ちゃん、28歳。双葉町の造り酒屋に産まれたひとり娘。
豊かな自然と風土と酒に囲まれて育った。
彼女の今までと、あの時、そしてこれから。