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873号の注目記事

■数字が見抜く 理不尽ニッポン第二回
 あり余るカネ持つ大企業と金持ち!
 武田 知弘

あまり気づいていない国民が多いのだが、
一九八〇年代以降、金持ちや大企業には大幅な減税
が次々と実施されてきた。
これにより彼らはあり余るほどのカネを持っている。

■中立的・科学的とはいったい何か?
 食安委のリスク評価をしつこく批判
 植田武智

食安委が本当に科学的に中立であるならば、BEIRのリスク評価を見なかったのはなぜ?

■詩を書くホームレス
 人が輝きだす時
 神田 桂一

その外観から、決して明るいイメージを持てないホームレス。
しかし人が輝く時というのは、外側から見た明るさや
暗さでは分からないものだ。そのことを、一人の
ホームレス体験者が教えてくれた。

■ルポ 狙われた国境の島 (1)
 崩れた均衡
 野中 大樹

■ドキュメント
 「声を聴かせて」vol.2
 さらに自由になっていく
 写真・文 にのみやさをり

■「はなし塚記念落語会」桂平治師匠インタビュー
 禁演落語70周年と11代目桂文治襲名
 白井基夫

■Somalia
 飢えた大地で生を求め、逃れる人々
 写真・文 丸山 耕

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〈872号注目記事〉
●オリンパスOBの呼びかけに反響「ウッドフォード氏復帰を」
本誌オリンパス取材班

●シンポジウム「震災と向きあって(監督編)」
罵られても事実を記録する
安岡卓治/森達也/呉乙峰

大地震・津波そして原発事故、未曽有の事実の連鎖に向きあい、
映像作家たちはなにを記録し、なにを伝えられるのか。震災と創作の渦中で感じたリアルとはなにか。
山形国際ドキュメンタリー映画祭に参加した監督たちの思いを再録する。

●中国残留邦人
生活保護に足枷をはめられた支援給付制度
河内 美穂

中国残留邦人の問題は、「中国残留邦人等の支援に関する法律」の改正法が
二〇〇七年に成立した後も、解決されていなかった。

●天ぷら粉を使わずしてもおいしい天ぷらは作れるのです
天ぷらは小麦粉と水だけで作るもの。「天ぷら粉」に頼るのやめません? 添加物も入ってるし。
沢木みずほ

●数字が見抜く理不尽ニッポン
第一回 今、億万長者が激増している!
武田 知弘

「小泉・竹中の構造改革」によって貧困率世界上位に位置するいびつな国になった日本。
元大蔵官僚が、極端な金持ちと貧乏人を生み出した「貧富格差ニッポン」の実態を統計数字で明らかにする。

●NHK「あさイチ」の「放射線食卓まるごと調査」
でたらめデータで安全宣言
植田 武智

一〇月一七日放送のNHK「あさイチ」。
一般家庭の一週間分の食事の放射能値を調べた、まさに時宜を得た内容だったが、
その測定データに誤りがあったことが、筆者の調べでわかった。

●ドキュメント「声を聴かせて」vol.1

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〈871号注目記事〉

●虚構の政治家・橋下徹の正体
 (下) 繰り返されるデタラメ
 本誌取材班

サラ金特区やカジノ特区――。次から次に絵空事を並べるのが橋下前知事の特徴だ。
そのやり口は弁護士時代から顕著だが、中には疑惑の腐臭が漂う言動も散見する。

●生活困窮者を助ける市長を
 貧困問題からみた大阪市長選
 佐藤 万作子

マスコミ的には「橋下徹vs.平松邦夫」の構図ばかりがクローズアップされる大阪市長選。
一方で、大阪市はホームレスと生活保護受給者数が国内でも突出して多いことでも知られる。
選挙の陰で進む生活困窮者排除。貧困問題を通してみえる、大阪市長選の別の顔を追う。

●TPP亡者たちに告ぐ。
今、日本に必要なのは放射能対策だ
垣田達哉

TPPなんかよりも、放射能でずたずたになった日本農業の立て直しが先決問題!

●浮躁中国41
 帰ってきた毛沢東
 本田 善彦

毛沢東が帰ってきた。死去から三五年を経た中国で、今再び毛沢東を賛美し、
崇拝を公言するグループが動き始めたのだ。ノスタルジックなブームか、権力闘争の幕開けか。

●オリンパス巨額買収の闇
 医療廃棄物処理会社アルティスの実態
 古川琢也+本誌オリンパス取材班

三年前のオリンパスによる巨額買収で問題視されている三社のうちの一つ、
産廃処理会社アルティス。新工場の稼働をめぐり長野県宮田村で住民とのトラブルが起きていた。

●危ない暴力団排除条例 「違憲条例」が狙う警察組織の権益拡大

警察庁が旗を振ってきた暴力団排除条例(暴排条例)が一〇月に東京と沖縄でも施行され、全国の都道府県で同内容の条例が整えられた。しかしその中身を精査すると、ひどく乱暴で常軌を逸した「違憲条例」であることに気付く。また、条例の背景には、警察組織のあくなき権益拡大に向けた思惑も潜んでいる。

◆わずか1年半で出そろった暴力団排除条例

●対象はヤクザではなく一般人
 河合 幹雄

本来なら国会の審議を経て法律として制定されるべき暴力団排除の規制が、都道府県の条例として出そろった。その背景には何があるのか。不必要に厳しい規制はどうやって作られるのか。

●「フェルビナク」ってどーなのよ?
 渡辺雄二

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〈870号注目記事〉
●元農水官僚の鈴木宣弘・東大教授が怒りの訴え
 「TPPは日本の食も農も社会全体も破壊する」
 横田 一

一〇月二八日に開かれた「国家戦略会議」(議長、野田佳彦首相)の初会合で、
TPP(環太平洋パートナーシップ協定)への早期参加を求める意見が出たという。参加は本当に得策なのか。
自由貿易協定交渉をした経験を持つ鈴木宣弘東京大学教授の訴えを紹介する。

●浜岡原発廃止への包囲網
 広がるか「永久停止」求める声
 星 徹

中部電力は浜岡原発の改修工事を進め再稼働を目指すが、牧之原市議会が浜岡原発「永久停止」を決議。
市長も賛同するなど、近隣自治体から「ノー」の声が広がりつつある。実態は? 現地取材をした。

●食品からの被曝新基準で仰天答申
 食安委は全員辞職して抗議しろ!
 垣田達哉

まさかの大幅後退、「内部被曝だけで生涯100ミリシーベルト」案。冗談じゃないっ!

●原発事故から七カ月。もうすぐ冬がやってくる
 警戒区域のペットたちの今
 写真・文 形山昌由

原発事故から八カ月を迎えようとする今も、警戒区域には多くのペットが取り残されています。冬は間近。厳しいです。

●虚構の政治家・橋下徹の正体
 ◆㊤ 失政と「11人の自殺者」
  本誌取材班

大阪府知事の任期満了前に辞任し、大阪市長選挙への出馬を表明している橋下徹前知事。
その手腕と言動を検証すると、常軌を逸した行動に行き当たる。

 ◆この人物を当選させてはならない
  山口 二郎

●スタジオジブリの恩人・徳間康快氏を語る
 対談 宮崎駿 × 佐高信

{出版界の黒幕}と呼ばれた徳間書店初代社長・徳間康快さん
(一九二一~二〇〇〇年)。
その徳間さんの評伝を本誌編集委員の佐高信が一二月から連載する予定だ。
徳間さんと縁の深い宮崎駿さんと、故人について語り合った。

今でも僕は{社長}というと徳間社長なんです 宮崎

経済のただ中にいて、経済だけでないのがわかってた人 佐高

●声を上げたもう一人の芸能人ロンブー 淳が訴える芸能界の「原発タブー」