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週刊金曜日 書評・本箱の本(2013年5月24日)

『週刊金曜日』の書評・本箱欄に掲載された本です。
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■書評

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 めぐりあうものたちの群像: 戦後日本の米軍基地と音楽1945-1958 それでも人は生きていく―冤罪・連合赤軍・オウム・反戦・反核
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

by 村上春樹=著

¥1785

ここにあるのはメッセージではない。ただのマッサージだ。 対馬 亘/評
めぐりあうものたちの群像 戦後日本の米軍基地と音楽1945-1958

by 青木深=著

¥5460

「占領と支配」を文化面から検証 藤田 正/評
それでも人は生きていく 冤罪・連合赤軍・オウム・反戦・反核

by 瀬戸内寂聴=著

¥2415

「アナキスト」の輪郭が明らかに 白井 基夫/評
  

◆本箱 伊田浩之(編集部)/選
  
秘密保全法批判―脅かされる知る権利 秘録――核スクープの裏側 永続敗戦論――戦後日本の核心 (atプラス叢書04)
秘密保全法批判 脅かされる知る権利

by 田島泰彦、清水勉=編

¥2625
秘録 核スクープの裏側

by 太田昌克=著

¥1785
永続敗戦論 戦後日本の核心

by 白井聡=著

¥1785
歴史認識を問い直す  靖国、慰安婦、領土問題 (角川oneテーマ21) 中国化する日本 日中「文明の衝突」一千年史 怒りのいまを刻む
歴史認識を問い直す 靖国、慰安婦、領土問題

by 東郷和彦=著

¥820
中国化する日本 日中「文明の衝突」一千年史

by 與那覇潤=著

¥1575
怒りのいまを刻む

by 鎌田慧=著

¥1680
村山富市の証言録 自社さ連立政権の実相 「慰安婦」強制連行―史料 オランダ軍法会議資料×ルポ 私は“日本鬼子”の子
村山富市の証言録 自社さ連立政権の実相

by 村山富市=著 梶本幸治、園田原三、浜谷惇=編

¥2100円
「慰安婦」強制連行

by 梶村太一郎、村岡崇光、糟谷廣一郎=著

¥2835




2013年5月24日(944)号広告


週刊金曜日5月24日(944)号広告PDF スクールカースト

944号目次


       944号目次PDF

944号の注目記事

●言語道断の橋下発言
「慰安婦」問題の本質とは何か
川田 文子

日本維新の会共同代表の橋下徹・大阪市長による「従軍慰安婦」と「風俗業活用」発言。歴史の事実を見ないその内容は、決して看過することはできない。

◆参院選前に孤立深める日本維新の会
横田 一

●自衛隊とサリン 第2回
元陸自化学学校長が毒ガス製造を認めた!
サリン合成に成功したのは東京オリンピックの年だった――
片岡 伸行

「陸上自衛隊化学学校でサリン製造に関わっていた」という元自衛官Aさんの「内部文書」を手がかりに、1970年代当時の化学学校の関係者を調べていくと、一人の重要人物に突き当たった。その人物とは、山里洋介・元陸上幕僚監部化学室長。陸上自衛隊化学学校長も務めた山里さんは、自衛隊によるサリン製造が1960年代から続いていることを認めた。

◆毒ガス製造をめぐる「内部文書」

◆毒ガス第二世代

●歴史哲学的憲法講座 短期集中連載3
教育勅語と靖国神社
―現憲法が持つ“知性”について―
八柏 龍紀

文部科学省による「日の丸・君が代」の押しつけは教育勅語による明治の皇民化教育に原点がある。自民党の改憲論を含めてそれらに共通しているのは、現憲法の人権規定と対極な反知性的情緒なのだ。

●なぜ失敗続きの米国の組織を真似るのか
日本版NSC創設の愚
田岡 俊次

●天文学的悪質さの中国食肉偽装事件
日本の体制では偽装は見破れない
垣田達哉

中国で超悪質な食肉偽装事件。もしこれらの肉が日本に入ってきても、日本では発見できないのです。

●映画『世界が食べられなくなる日』監督に聞く
GMに「NO」と言わないのは「YES」と言っているのと同じ

昨年話題になったGMに関するある実験を追うのが『世界が食べられなくなる日』です。
映画の中に出てくるラットたちの姿は、未来のわれわれの姿かもしれません。

◆セラリーニ教授の実験とは?
GM食品の長期摂取の有害性を明らかに
天笠 啓祐

●自民党憲法改正草案 徹底批判シリーズ6
天皇・国旗・国歌
高橋 哲哉

天皇は「元首」で、国民すべてが「国旗・国歌」を「尊重」しなければならない――。このような復古色が濃い自民党改憲草案が現実になったら、平和と国民主権、思想・信条の自由は風前の灯火だ。二一世紀の時代に登場した一見時代錯誤的な「元首」化だが、実は「戦う国防軍を持つ戦争のできる国家」の形成と不可分となっている。