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962号の注目記事

●市民に情報を出さない、出させない!
アセスメントが公表されたJR東海のリニア計画
樫田 秀樹

九月一八日、メディアはいっせいにJR東海のリニア中央新幹線計画を報道した。
JR東海が計画沿線自治体および住民に向けた最後の手続きとなる
「環境影響評価準備書」を公表したからだ。しかし市民からは批判の声があがっている。

●とんとん拍子の公費助成
定期接種化の背景
子宮頸がん予防ワクチンの“主役”はロビイストとPR会社か
野中 大樹

「因果関係が証明されていない」「WHOでも推奨されている」と“擁護”される子宮頸がん予防ワクチン。
副反応の報告が多数あがったことで六月に「積極的勧奨の一時中止」となり、目下厚労省で検討中だ。
そんな中、製薬会社が数々のチャンネルを使って世論形成をはかっていた事実も浮きぼりになってきた。

●司法を正す第6回
検察が不起訴決定した福島原発告訴の告訴団長 武藤類子さん
青木 理

納得いく処罰がないと生活再建に向かえない

●満腹の情景
富士山のご来光をあびる自動販売機
25人に1台の自販機大国
写真・文 木村 聡

 日の出を拝む人波、背後でその自動販売機も朝日に染まる。
 富士山の頂上には毎年、夏の山開きシーズンに合わせて自販機がブルドーザーで運ばれてくる。富士山には登山道とは別に、物資を運ぶ「ブル道」が整備されているのだ。自販機の商品を入れ替える管理などは山小屋が行なう。電力もそこの自家発電でまかなう。
 詳しい話をと山頂の山小屋「山口屋」にうかがうと、「迷惑なんだよ」と一蹴された。自販機設置元のひとつ、日本コカ・コーラ社も同様に取材拒否。ふもとのみやげ物屋で耳にした解説では「自販機が景観に合わない。ゴミが増えるって批判もあるからね。世界遺産になって神経質になっているんでしょう」

●犬とキャラバンと祝祭と 3.11と音楽のこと 第2回
PANORAMA FAMILY

震災直後は、やっぱりホント、音楽じゃない……かった。
作ろうってういう気はホントに起こらなかったし、音楽を聴こうとも思わなかった。

●新わたしと憲法シリーズ
春香クリスティーン
「空気のようなもの」で憲法が変わってしまうことを心配している現役大学生タレント

日本が危なっかしいのは
投票率3割程度の国民投票で
改憲が決まりかねないところ

●国民的朝ドラ「あまちゃん」に容赦無用の最終ジャッジ!
佐野 華英・相田冬二

「来てよ その火を 飛び越えて」――このメロディがまだ頭から離れない人も多いだろう。「あまちゃんロス」なんて言葉も出るほどの人気だたNHKドラマ「あまちゃん」が先週末、最終回を迎えた。「潮騒のメモリー」を春子が年末の紅白で本当に歌うのかどうかなど、まだまだ話題を尽きないが、はたしてドラマ自体の最終評価は――?