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週刊金曜日 書評・本箱の本(2011年11月4日)

『週刊金曜日』の書評・本箱欄に掲載された本です。
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■震災後を生き抜くための本

◆対馬亘が選ぶ 変わらないものに気づく3冊

質問箱 谷川俊太郎 2007年
あなのかなたに 湯浅学 2009年
ラブ・ゼネレーション 早川義夫 1972年

◆二本木かおりが選ぶ 隣りあい、響きあう3冊

見ちがい言いちがい サミュエル・ベケット 1981年
生誕の災厄 E.M.シオラン 1973年
犬嫁入り 多和田葉子 1993年

◆近藤康太郎が選ぶ 生きてさえいればいい3冊

俘虜記 大岡昇平 1948年
トカトントン 太宰治 1947年
戦争と平和 トルストイ 1865~69年

  

◆辛酸なめ子が選ぶ 宇宙に逃避できそうな3冊
  
私はアセンションした惑星からきた―金星人オムネク・オネクのメッセージ (超知ライブラリー) 宇宙人大図鑑 (グリーンアロー・グラフィティ) 霊界日記 (角川文庫ソフィア)
私はアセンションした惑星からきた 金星人オムネク・オネクのメッセージ

by オムネク・オネク=著 益子祐司=訳

¥1995
宇宙人大図鑑 グリーンアロー・グラフィティ6

by 中村省三=著

¥1600
霊界日記

by エマヌエル・スウェーデンボルグ=著 高橋和夫=訳編

¥500
  

◆星野智幸が選ぶ 日本をラテン化する3冊
  
夜になるまえに 絆と権力―ガルシア=マルケスとカストロ 蜘蛛女のキス (集英社文庫)
夜になるまえに

by レイナルド・アレナス=著 安藤哲行=訳

¥2100
絆と権力 ガルシア=マルケスとカストロ

by アンヘル・エステバン、ステファニー・パニチェリ=著 野谷文昭=訳

¥2415
蜘蛛女のキス

by マヌエル・ブイグ=著 野谷文昭=訳

¥920
  

◆永江朗が選ぶ 不愉快さを考える3冊
  
ショック・ドクトリン〈上〉――惨事便乗型資本主義の正体を暴く 日本を滅ぼす〈世間の良識〉 (講談社現代新書) 退屈 息もつかせぬその歴史
ショック・ドクトリン(上下巻)

by ナオミ・クライン=著

¥2625
日本を滅ぼす〈世間の良識〉

by 森巣博=著

¥756
退屈 息もつかせぬその歴史

by ピーター・トゥーヒー=著 篠儀直子=訳

¥2310
  

◆中村文則が選ぶ あえて不条理な3冊
  
異邦人 (新潮文庫) ペスト (新潮文庫) シーシュポスの神話 (新潮文庫)
異邦人

by アルベール・カミュ=著 窪田啓作=訳

¥420
ペスト

by アルベール・カミュ=著 宮崎嶺雄=訳

¥780
シーシュポスの神話

by アルベール・カミュ=著 清水徹=訳

¥540
  

◆永江朗が選ぶ 不愉快さを考える3冊
  
  

◆陣野俊史が選ぶ 声なき声をすくいあげるための3冊
  
聖家族 山田かん全詩集 清水アリカ全集
聖家族 生まれちゃったんだよ、俺たち

by 古川日出男=著

¥2730
山田かん全詩集

by 山田かん=著

¥5250
清水アリカ全集

by 清水アリカ=著 清水アリカ全集編集委員会=編集

¥3675
  

◆鈴木耕が選ぶ 「昔コあったど」な3冊
  
木村伊兵衛の秋田 夏への扉[新訳版] 1968〈上〉若者たちの叛乱とその背景
木村伊兵衛の秋田

by 木村伊兵衛=著 田沼武能=監修

¥15750
夏への扉

by ロバート・A・ハインライン=著 小尾美佐=訳

¥1365
1968 若者たちの叛乱とその背景(上下巻)

by 小熊英二=著

¥7140
  

◆中村富美子が選ぶ 見えない「故郷」を旅する3冊
  
また終わるために (Le livre de luciole (30))
映像のポエジア 刻印された時間

by アンドレイ・タルコフスキー=著 鴻英良=訳

¥3150
また終わるために

by サミュエル・ベケット=著 高橋康也、宇野邦一=訳

¥2100
全東洋街道

by 藤原新也=著

  

◆岡留安則が選ぶ 逃避ではなくリアルな現実を徹底直視するための3冊
  
原発のウソ (扶桑社新書) 津波と原発 沖縄から撃つ! 「噂の眞相」休刊、あれから7年
原発のウソ

by 小出裕章=著

¥777
津波と原発

by 佐野眞一=著

¥1575
沖縄から撃つ! 「噂の眞相」休刊、あれから7年

by 岡留安則=著

¥1365

週刊金曜日 書評・本箱の本(2011年10月28日)

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■書評

Get back,SUB! コロンブスの犬 (河出文庫) あの人がいた
Get back, SUB! あるリトル・マガジンの魂

by 北沢夏音=著

¥2940

「雑誌」「サブカルチャー」とは何かを問いかける一冊神田 桂一/評
コロンブスの犬

by 管啓次郎=著 港千尋=写真

¥998

細部に宿る しなやかな知性陣野 俊史/評
あの人がいた

by 矢崎泰久=著

¥1680

“濃い人”の思い出 ばっさりと斬りつつ北村 肇/評
  

◆本箱 山村清二(編集部)/選
  
M/D 上---マイルス・デューイ・デイヴィスⅢ世研究 (河出文庫) 笑う門には福島来たる―大橋雄二 いのち 共生 放射能 人間と環境への低レベル放射能の脅威―福島原発放射能汚染を考えるために
M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究(上下巻)

by 菊地成孔+大谷能生=著

¥1470
笑う門には福島来たる 大橋雄二 いのち 共生 放射能

by 渥美京子=著

¥1575
人間と環境への低レベル放射能の脅威 福島原発放射能汚染を考えるために

by ラルフ・グロイブ、アーネスト・スターングラス=著 肥田舜太郎、竹野内真理=訳

¥3990
尾木ママの「凹まない」生き方論 天と地の守り人〈第1部〉ロタ王国編 (新潮文庫)
尾木ママの「凹まない」生き方論

by 尾木直樹=著

¥1000
天と地の守り人(全3部)

by 上橋菜穂子=著

¥620
ぼくの翻身(改訂版)

by 宇賀神寿一=著

¥800
ビッグイシューの挑戦 介助者たちは、どう生きていくのか―障害者の地域自立生活と介助という営み
ビッグイシューの挑戦

by 佐野章二=著

¥1500円
介助者たちは、どう生きていくのか 障害者の地域自立生活と介助という営み

by 渡邉琢=著

¥2415



週刊金曜日 書評・本箱の本(2011年10月21日)

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■書評

福島辰夫写真評論集〈第1巻〉写真を発見する世界 自由報道協会が追った3.11 ルポ 原発難民
福島辰夫写真評論集(全3巻)

by 福島辰夫=著

¥2310

時代と作家の必然を探った「行動する写真批評家」待望の書光田 由里/評
自由報道協会が追った3.11

by 自由報道協会=編

¥1470

「批判」からすでに新たな道へ鎌田 慧/評
ルポ 原発難民

by 粟野仁雄=著

¥1365

原発推進者への静かで深い憤り片岡 伸行/評
  

◆本箱 小林和子(編集部)/選
  
14歳からの原発問題 (14歳の世渡り術) マザーズ 映画みたいに暮らしたい!: エッセ・シネマトグラフィク・フェミナン
14歳からの原発問題

by 雨宮処凜=著

¥1260
マザーズ

by 金原ひとみ=著

¥1995
映画みたいに暮らしたい! エッセ・シネマトグラフィク・フェミナン

by 川口恵子=著

¥3150
働けECD わたしの育児混沌記 ぼくたちは見た: ガザ・サムニ家の子どもたち 福島原発の闇 原発下請け労働者の現実
働けECD わたしの育児混沌記

by 植本一子=著

¥1575
ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち

by 古居みずえ=著

¥2100
福島原発の闇 原発下請け労働者の現実

by 堀江邦夫=文 水木しげる=絵

¥1050
虐待の家-「鬼母」と呼ばれた女たち(中公文庫) 親愛なるキティーたちへ
虐待の家 「鬼母」と呼ばれた女たち

by 佐藤万作子=著

¥700円
親愛なるキティーたちへ

by 小林エリカ=著

¥1680



週刊金曜日 書評・本箱の本(2011年10月14日)

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■書評

なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか (講談社現代新書) 希望は絶望のど真ん中に (岩波新書) コウモリの見た夢
なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか

by 想田和弘=著

¥798

スリリングな「観察映画」の旅 同伴する悦びに満ちた書中村 富美子/評
希望は絶望のど真ん中に

by むのたけじ=著

¥735

絶えず湧き出る精神をどう引き継ぐ八柏 龍紀/評
コウモリの見た夢

by モーシン・ハミッド=著 川上純子=訳

¥1995

「帝国」の申し子が叛旗を翻すまで境分 万純/評
  

◆本箱 白井基夫(編集部)/選
  
記憶/物語 (思考のフロンティア) 歴史と記憶 場所・身体・時間 戦争記憶の継承―語りなおす現場から (青山学院大学総合研究所研究叢書)
記憶/物語

by 岡真理=著

¥1470
歴史と記憶 場所・身体・時間

by 赤坂憲雄、玉野井麻利子、三砂ちづる=著

¥2100
戦争記憶の継承 語りなおす現場から

by 松尾精文、佐藤泉、平田雅博=編著

¥3360
歴史とトラウマ―記憶と忘却のメカニズム 次世代に語りつぐ生体解剖の記憶―元軍医湯浅謙さんの戦後 (教科書に書かれなかった戦争)
歴史とトラウマ 記憶と忘却のメカニズム

by 下河辺美知子=著

¥4095
次世代に語りつぐ生体解剖の記憶 元軍医湯浅謙さんの戦後

by 小林節子=著

¥1785
証言・私の昭和史(全6巻)

by 三國一朗=きき手 テレビ東京=編

葛藤する形態―第一次世界大戦と美術 (レクチャー第一次世界大戦を考える) 偶有からの哲学-技術と記憶と意識の話
葛藤する形態 第一次世界大戦と美術 [(レクチャー]第一次世界大戦を考える

by 河本真理=著

¥1575円
偶有からの哲学 技術と記憶と意識の話

by ベルナール・スティグレール=著 浅井幸夫=訳

¥2310