おしらせブログ 週刊金曜日から定期購読者の皆様へのおしらせを掲載しています。

週刊金曜日 書評・本箱の本(2011年2月18日)

『週刊金曜日』の書評・本箱欄に掲載された本です。
画像・リンクをクリックするとAmazonの詳細ページへジャンプします。

■書評

サナギ 俵屋宗達 琳派の祖の真実 (平凡社新書) 妻と最期の十日間 (集英社新書)
サナギ

by なだぎ武=著

¥1400

挫折と屈折のなか見出した視点とクリエイティビティ
佐野 華英/評
俵屋宗達 淋派の祖の真実

by 古田亮=著

¥819

西洋「文明」の野蛮に絵筆で一撃
八柏 龍紀/評
妻と最期の十日間

by 桃井和馬=著

¥777

妻の「看取り」で理解した死の重み
坂本 慎平/評
  

◆本箱 宮本有紀(編集部)/選
  
沈黙の時代に書くということ―ポスト9・11を生きる作家の選択 一票の反対―ジャネット・ランキンの生涯 生活保障 排除しない社会へ (岩波新書)
沈黙の時代に書くということ ポスト9・11を生きる作家の選択

by サラ・パレツキー=著 山本やよい=訳

¥1890
一票の反対 ジャネット・ランキンの生涯

by 大蔵雄之助=著

¥1890
生活保障 排除しない社会へ

by 宮本太郎=著

¥840
オーウェル『動物農場』の政治学 なぜ戦争はよくないか なぜあらそうの?
オーウェル『動物農場』の政治学

by 西川伸一=著

¥1890
なぜ戦争はよくないか

by アリス・ウォーカー=著 ステファーノ・ヴィタール=絵 長田弘=訳

¥1260
なぜあらそうの?

by ニコライ・ポポフ=作

¥1365
あなたがもし奴隷だったら… 世界中から人身売買がなくならないのはなぜ? 女性作曲家列伝 (平凡社選書 (189))
あなたがもし奴隷だったら…

by ジュリアス・レスター=著 ロッド・ブラウン=絵 片岡しのぶ=訳

¥1890円
世界中から人身売買がなくならないのはなぜ? 子どもからおとなまで売り買いされているという真実

by 小島優、原由利子=著

¥1365
女性作曲家列伝

by 小林緑=編著

¥2940
ジェンダーイコールな仏教をめざして―女性と仏教東海・関東ネットワーク セルフ・ディフェンス―あなたは正しい 心もからだも美しく 女性のナチュラルケア―食べもの・ツボ・体操・入浴・ハーブ・漢方薬
ジェンダーイコールな仏教をめざして 続女たちの如是我聞

by 女性と仏教 東海・関東ネットワーク=編

¥1890
セルフ・ディフェンス あなたは、正しい!

by 橋本明子=著

¥1050
心もからだも美しく 女性のナチュラルケア 食べもの・ツボ・体操・入浴・ハーブ・漢方薬

by 神谷節子=著

¥1575
小袖日記 ルリユールおじさん 旅する絵描き―パリからの手紙
小袖日記

by 柴田よしき=著

¥1600
ルリユールおじさん

by いせひでこ=作

¥1680
旅する絵描き パリからの手紙

by 伊勢英子=著

¥1470
おまめの豆本づくり
おまめの豆本づくり

by 柴田尚美=著

¥1680

836号目次


       836号目次PDF

836号の注目記事

■栗田禎子 千葉大教授に聞く
 エジプトで開始された「我々の革命」

今回のエジプト革命を直接引き起こしたのは、
米国流の新自由主義経済がもたらした国民の社会矛盾に対する怒りであった。
同時にそれは、米・イスラエルの中東支配を覆す可能性も秘めている。

■翻弄される、お母さん
 行政の育児指導に異議あり
 対談 毛利子来×幕内秀夫

オッパイは赤ん坊が求めるまで?
離乳食は赤ちゃんに聞けばいい。
ピーマンは食べる必要なし!?
巷に溢れている“健康常識”に
毛利さんと幕内さんが辛口提言。
適当でいいんですよ、お母さん。

■佐藤優の歴史人物対談22
 岡崎次郎と語る
 旧社会の矛盾が新社会生誕の原動力となる

菅直人首相は二〇〇九年の衆院選マニフェスト(政権公約)を見直そうとしている。
消費税増税やTPP(環太平洋戦略経済連携協定)参加の検討など、
結局は小泉純一郎政権が進めた「新自由主義」政策に急カーブを切っているのだ。
このままでは貧困にあえぐ人々がさらに増え、日本社会の行方はますます暗い。
マルクスの著作を最も多く訳した岡崎次郎に、社会主義が持つ意味を聞く。

■初心者のための税金講座11
 再び、2011年度の税制「改正」の話をしよう
 浦野広明

1月25日、2011年度の「所得税法等の一部を改正する法律案」が国会に提出されました。
改定法案の主な点は、所得税の諸控除の見直し、
法人税率の引き下げ、相続税の基礎控除の引き下げ、納税環境の整備です。
前回に引き続き、主な点を説明しましょう。

■クリーニングのヒミツ教えます7
 法律違反の可能性大!  せこい「追加料金」商法
 鈴木和幸

「激安価格は白いワイシャツだけ」と言い張り、
色ものや柄ものワイシャツは追加料金を取る業者も。
明朗会計――じゃないんですね。クリーニングって。

■浮躁中国33
 立ち上がる出稼ぎ労働者たち
 麻生 晴一郎

昨年来、外資系企業を中心に、工場労働者によるストが相次ぐ深Z。
労働者の目線で見てみると、それは待遇改善が目的なだけではなく、
新しい社会参加の発露なのだ。

■残夢 第4回
 封印列車
 鎌田 慧