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795号目次


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795号の注目記事

■追悼 井上ひさしさん
 山形、エスペラント、そして護憲
 佐高 信

本誌創刊時の編集委員の一人、井上ひさしさんが今月九日、死去された。
作家、劇作家として数々の名作を遺しただけでなく、「九条の会」の呼びかけ人を務めたり、
多岐にわたる文化・社会活動に貢献した。

■「日の丸・君が代」処分193人から4人に激減
 不起立ゼロにしたい都教委
 樫田 秀樹

「日の丸・君が代」の起立と斉唱を都教委が教職員に義務づけたのは
二〇〇三年一〇月二三日。〇四年卒業式では「内心の自由を奪うな」と
一九三人が不起立したが、容赦ない処分に今年は四人にまで激減した。
だが取材からは、不起立させない「仕掛け」も見えてきた。

■“ハゲタカ”に立ち向かった日々
 自主営業・京品ホテル争議が解決
 北 健一

ハゲタカ外資による略奪的債権回収に対して
労働者が立ち向かった京品ホテル争議が、勝利的和解で解決した。
廃業後の自主営業と昨年一月二五日の強制執行は大きく報じられたが、
その後の日々にも、知られざるドラマがあった。

■スマナ・バルア WHO(世界保健機関)医務官 
 「金持ちより心持ち」
 医学生たちに響く“語り”
 山岡 淳一郎

南洋の島・レイテに“叩き上げ”で看護師や医師を育てる保健医学校がある。その卒業生で、「バブさん」の愛称で慕われるスマナ・バルア博士の {語り} が、日本の若い医師や医学生たちの心を揺さぶっている。「外国人労働者」として日本で学資を稼ぎ、フィリピン国立大学医学部レイテ分校で助産師、看護師、医師の資格を取得したバブさんは、レントゲンには写らない「命」に、目をこらす。

■X JAPAN・TOSHIを惑わせた
 〝自己啓発セミナー〟って何?
 藤倉善郎

90年代に社会問題化した自己啓発セミナー。複数の団体がスタイルや目的を変え、現在も活動中です。実態をリポートします。