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952号の注目記事

●投票直前! 2013参院選
自民は“争点ぼかし”どうなる重要政策

21日に投開票される2013参院選挙。TPP、被災地の復興、原発、憲法、子育て……重要課題が山積みにもかかわらず、どこか争点が曖昧なまま選挙が終わろうとしている。この国の行方が決まる重要な選挙。このままでいいのだろうか。

【農業】
六次産業化で輸出促進?
根拠乏しい農業所得倍増

【原発】
「3・11」以前に戻るのか
反映されない「脱原発」の声

【復興】
「安倍政権で復興加速」?
小泉進次郎氏は被災地行脚

【子育て】
「三年育休」は現実離れ
見えてこない子育て支援

●環境破壊ダムのスリット化に隠された真実
平田 剛士

北海道東部の風蓮川と別寒辺牛川の砂防ダム群で、いったん壊した希少淡水魚繁殖地の復元を目指す「スリット化」が進んでいる。切断はするがダム本体は残す──とは何とも玉虫色だが、これは妙手なのか、奇手なのか。現場から報告する。

●在日コリアンはなぜ
「スパイ」にされたのか
渡部 睦美

韓国軍事政権下の一九七〇年代、在日コリアンの中にいわれのない「スパイ容疑」で捕まり、投獄される人たちがいた。釈放後、日本に戻っても、心身には今も後遺症が残る。再審の動きが近年高まり、「無罪」を獲得した者もいる。だが、苦難の日々はまだ終わらない。

●原子力開発とアメリカ先住民
写真・文 鎌田 遵

ヨーロッパの白人がアメリカ大陸に上陸してから、先住民は土地を奪われ、虐殺の対象となった。
飢餓や伝染病に苦しみ、人口は激減した。
そして先住民が今も生きる大地「ネイティブ・アメリカ」は、アメリカ原子力開発の現場でもある。

●自由と創造のためのレッスン
怒りか、恥辱か
廣瀬 純

「絶望の潜勢力」――本誌や単行本で筆者が語り続けた主題だ。いま、参院選を前にして、原発再稼働の申請が相次ぎ、ヘイトスピーチが公然とまかり通るこの国で、絶対的に新たな可能性はどこにあるのか。

●ドイツで暮らす原発事故避難民(上)
節約型ドイツ生活から日本の無駄な消費が見えてきた
写真・文 矢嶋 宰

東京電力・福島第一原発の事故後、海外に避難した人は少なくない。
「脱原発」を宣言したドイツにも避難者がいた。彼らはベルリンで何を感じたか。
ベルリン在住のフォトジャーナリストが、二回にわたってリポートする。

●無関係でない米国における「通信の秘密」侵害
「盗聴法」が拡大・強化に向かう
山下 幸夫