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943号目次


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943号の注目記事

●谷岡郁子参議院議員に聞く
私は官僚の「不作為」という犯罪を許さない
「子ども・被災者支援法」を潰しにかかった霞ヶ関の暴挙

「3・11」による放射能被害に巻き込まれた被災者にとっての希望だった「子ども・被災者支援法」が成立したのは、昨年六月のこと。だが、法律に基づき具体的施策を講じるべき各省庁は、無視を決め込んでいる。

●自由と創造のためのレッスン 第13回
デリバティブとしての「ネイション」
廣瀬純

二回にわたる考察において、とりわけ重視されたのが、資本とステイトとネイションの構図の見直しだった。では、早くから、三者の三位一体構造を語ってきた柄谷行人は、これをどう位置づけるのだろうか。

●ペットの体に農薬つけているんですよ
「ペット用ノミ取り」グッズ
渡辺雄二

猫や犬などのペットは可愛いけれど、ノミが発生するので大変―こんな飼い主の悩みを解決するものとして売られているのが、いわゆるノミ取りグッズです。猫用の首輪や皮膚に滴下する薬剤、ノミ取りシャンプーなどがあります。しかし、ペットに対する悪影響はないのでしょうか?

●自民党 憲法改正草案 徹底批判シリーズ5
表現の自由
枝川 充志

「表現の自由」は、民主主義の実現のために不可欠で重要な人権の一つだ。だが、自民党の憲法草案では、「公益及び公の秩序」という言葉を用い、私たちの表現活動を規制しようとする意図が見える。国家権力に反する言動は規制され、自由にモノが言えなくなる社会が、民主主義国家と言えるだろうか。

●Interview
デビューから40年記念アルバムを自主制作
宇崎竜童
聞き手・藤田 正

矢沢永吉、山口百恵、そして「3・11」。
「アンタ あの娘の何なのさ」――。
一世を風靡したダウン・タウン・ブギウギ・バンドの結成から今年で40年。その間、歌手だけでなく映画俳優としても活躍、またパートナーの阿木燿子さんとのコンビで山口百恵の主要なキャリアを支えた作曲家でもある宇崎竜童さんに、あらためて音楽にかける思いを聞いた。

ずっと生き残る音楽と
腐っていく音楽との
違いというのは、あるんです。
食うためにやっている人の音楽は
腐っているんですよ。

「緑の中を
走り抜けてく
真っ赤なポルシェ」って
書いてあったら、
もうあのメロディ以外
ないでしょ(笑)

矢沢永吉が
俺たちに向かって
あの口調で
「おたくらー、
泥臭かったのが
良かったんだねー」。
忘れられないね。

被災地へ行くと
わかるけど、
俺たち芸能人は
本当に微力ですよ。

●浮かび上がったNTT三浦会長と容疑者との不可解な関係
報じられなかったNTT玄関ガラス破壊事件
杉原 章一

●「3年育休」は働く女性の役に立ちません
安倍首相、本気で女性を活用する気ないでしょ
竹信 三恵子

現在、法律では最長一年六カ月の育児休業について安倍首相は「三年育休」を推進するよう経済界に求めた。三歳までの育休制度を設ける大企業でも一歳で復帰する人が大半という現状で「三年間抱っこし放題での職場復帰支援」(安倍氏)が本当に「支援」になるのか。

「3歳まで抱っこし放題」の本音は「3歳まで女が家庭で育てろ」です