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932号の注目記事

●原発事故から2年。今、福島はどうなっているのか
「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」代表 佐藤幸子さんに聞く
こわされた「日常」を取り戻したい

原発事故直後、子どもたちを守ろうと立ち上がった福島の親たち。
その中心人物の一人である佐藤幸子さんに、
事故から二年を迎える今の福島をめぐる状況について語ってもらった。

◆全国からの募金と医師の熱意に支えられる
「ふくしま共同診療所」

●福島の森と海は今 第1回
奪われた「山の幸」
平田 剛士

東京電力福島第一原発事故から間もなく二周年。膨大な放射能が山・里・海を汚染し、住民たちは、親しかった自然との関係を断ち切ったままだ。日本列島の豊かな生物多様性を、たった一度の原発事故が台なしにした。動植物の現状を、五回にわたってリポートする。

●「私には闘う理由があった」
銃を手にしたシリアの女たち
写真・文 桜木 武史

政府軍/反政府軍をめぐる立場の相違で、
肉親にさえも殺されかねない状況が、シリアではつづいている。
そんな泥沼化した内戦のなか、
武器を持って闘うことを選んだ女性たちがいる。

●浮躁中国
「中日関係に理性を取り戻せ」署名を呼びかけた理由
崔衛平さんに聞く
麻生 晴一郎

尖閣問題に揺れた昨年、日中双方の知識人から、冷静な解決を求める呼びかけがなされた。
中国側の呼びかけ人の一人が、今回紹介する崔衛平さん。
日中関係について日本人が取りこぼしているものがないかどうか、崔さんの主張は貴重だ。

●北朝鮮、3度目核実験の衝撃

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が2月12日、3度目となる地下核実験を行なった。国際世論に逆行する動きをどう考えればよいのか。

【反核】
核兵器の非合法化を日本政府は拒否した
森瀧春子

【国連】
新たな決議は問題をむしろ複雑にする
中原 昇

【韓国】
つまずく朴新大統領による緊張緩和
北方農夫人

【朝鮮】
金正恩体制への国内評価は下降の一途
石丸次郎

【展望】
朝鮮戦争の終結が核武装とどめるカギ
成田俊一

●僧侶としての生き方は横浜・寿町で教えられた
徳恩寺住職 鹿野融完
山岡淳一郎

日本三大寄せ場の一つと言われる、横浜・寿町。この町に労働者が溢れていた一九七〇年代半ば、亡くなっていく人のために「お地蔵さん」を建てた親子の托鉢僧がいる。息子はいま、寿町での経験を糧に震災支援へとひた走る。

先代から息子への遺言は
「お前は人のために走れ!」

●エスカレートする健康食品の宣伝文句
早く規準を作らないと被害が起きる
垣田達哉

どんどん巧妙になる健康食品のCMや広告。このまま野放しにしておいてよいのでしょうか。