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928号の注目記事

●イラク戦争開戦から一〇年
外務省が年末に公表した「検証結果」のひどい中身
志葉 玲

日本が真っ先に「支持」を表明したイラク戦争開戦から一〇年。
昨年末、総選挙後のドタバタの中、外務省がひっそりと「検証結果」なるものを
公表したが……。検証すべき義務を負うのは、外務省ではなく政府なのだ。

●浮躁中国
ドキュメンタリー映画の担い手たち
麻生 晴一郎

中国では今、個人製作映画が注目を集める。とりわけ、中国社会の矛盾を取り上げるドキュメンタリーものが台頭している。
新聞・テレビ報道への疑心と、ネットの普及によって、映像ジャーナリズムの分野に新しい風が吹き始めているのだ。

●相変わらずのずさんな管理
中国薬漬け鶏肉、日本への影響は?
植田武智

その安全性に「?」が持たれる中国産食品。鶏肉で新たな問題が発覚しました。

●2013年1月13日 東京・渋谷
憲法改悪 大はんた~い
国防軍なんて大はんた~い
言論統制 大はんた~い
文/田中龍作 写真/島崎ろでぃ

デモはタカ派的なスローガンを掲げる安倍晋三政権の登場に危機感を抱いた市民たちが始めた。今回で第2回目。主催者は「毎月一度行なうことで人々の間に定着させたい」と意欲を示す。「アジアに平和を」「銃より雇用を」……シュプレヒコールが買い物客などでにぎわう渋谷の街に響いた。

●地元企業による資材供給妨害は黙殺
仙台土木事務所の“復興妨害”
成田 俊一

資材不足が叫ばれる復興事業だが、復興が進まない理由は他にもある。事業を推進・監視すべき土木事務所が、地元業者の悪質な行為には目をつむり、特定の県外業者を排除していた事実が明らかになった。

●小田原の“再エネの炎”は自民党政権でも燃え続ける
鈴廣かまぼこ副社長 鈴木悌介
山岡淳一郎

東電福島第一原発の事故後、全国で再生エネルギー事業に取り組んでいるのは市民だけではない。鈴廣かまぼこ副社長の鈴木悌介さんは中小企業経営者らと「エネ経会議」を立ち上げ、地元・小田原を中心に活発に活動中だ。

守る価値のあるものを守り
改めねばならぬものを改める

●首都直下型地震・大火災への対応不可
東京都内で「重層長屋」が横行
山口 安平

東京都内の住宅地で異変が起きている。
法の抜け穴をかいくぐった集合住宅が建設されているというのだ。
その正体「重層長屋」の実態を追った。