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902号目次


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〈注目記事〉
●電磁波被曝は「公害」
日本でも予防と救済を
加藤 やすこ

国際がん研究機関(IARC)は昨年、無線周波数電磁波の「発がん性」を認め、
日本でも専門家以外を巻き込んで健康問題を研究する動きが始まった。
そこで『本当に怖い電磁波の話―身を守るにはどうする?』を出版し、
ジャーナリストとしてこの問題にかかわる二人に最新情報を報告してもらう。

◆携帯電話の発がんリスクは?
 植田 武智

●いまだに残るオウム真理教の謎

今年に入り旧オウム真理教の事件における特別手配犯の三人が全員逮捕された。これでオウムが引き起こした数々の事件の謎は解明されるのか。関係者が一堂に会し、語り合った。

◆徐裕行
目が見えない中、精神が崩れていくって
すごく陥りやすい状況ではないか

◆森達也
麻原がサリン散布の指示に至った要因について
今はある程度の仮説を持っている

◆野田成人
最終的な決断は麻原でなければできない

◆鈴木邦男
オウムはレベルが高く、精神的にも
修行を徹底的にやったと思っていた

●仮処分決定で開催された「慰安婦」写真展を妨害工作?!
 地に堕ちた三菱グループ:世界のニコン;
 新藤 健一

●警戒区域の家畜を救うひとつの方法
 被曝した家畜のための「アルカディア牧場」
 さかもとよしこ

警戒区域に取り残された家畜たち。法律の壁に阻まれ、救出もままなりません。
彼らの命をつなぐ試みが始まっていますが、この方法でしか助けられないのです。

●「保険適応外」で解禁して一年、約5万シート処方とも
 緊急避妊剤ノルレボ 適正使用の課題は重く
 伊豆百合子

●満腹の情景 第7回 最古の集団給食
 写真・文 木村 聡

●国連持続可能な開発会議リオ+20
 大きな後退のなか、かすかな希望を灯し続けるために
 古沢 広祐

 20年前、リオの「地球サミット」で提唱された「持続可能な発展」の理念を、どのように実現していくのか――。約100カ国の首脳が6月20日から22日まで同地に集まり、今後10年の経済・社会・環境のあり方を議論した。本会議と、NGOらによるピープルズサミットの様子を、それぞれの参加者が報告する。

◆もうひとつのリオ+20
 ピープルズサミットで訴えた「脱原発」
 安在 尚人