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『めぐりくる春』が紹介されました【書評】

『めぐりくる春』 (梁石日/著)が9月19日の北海道新聞で紹介されました。

評者は山崎行太郎さん。

「(韓国)併合から百年を迎えた今、この(慰安婦)問題を避けて避けて通ることはできない。そこに肉薄する作品」と評されています。

『めぐりくる春』が紹介されました【書評】

『めぐりくる春』(梁石白/著)が9月16日の『統一日報』で紹介されました。

評者は風俗史家の下川耿史(しもかわ こうし)さんです。

「従軍『慰安婦』の女性たちの生き様を通したセックス論であり、日本人論といってよい。当時の資料を丹念に読み、日本人作家なら自己規制してしまうような異常空間の性や戦争の残酷さも浮き彫りにしている。」と評されています。

816号目次


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816号の注目記事

■「消えていくミツバチ」追跡第2弾
 長崎県は「墓場」だらけ
 止まらないネオニコ系農薬の使用
 岡田 幹治

日本養蜂はちみつ協会の調査で、農薬によるミツバチ被害が
昨年もっとも多かったのが長崎県だ。ニホンミツバチ研究者らが、
原因とみられるネオニコチノイド系農薬の規制を求めているが、
立ちはだかる壁は厚い。今夏もミツバチの大量死が続いている。

■浮躁中国
 麻薬撲滅に取り組むひとりの「80後」パーリンホウ
 麻生 晴一郎

麻薬ビジネスが跋扈する安徽省臨泉県で、麻薬撲滅プロジェクトが始まった。
立ち上げたのは、故郷の公益向上をめざすひとりの「80後」の青年だ。

■化学物質とのつきあい方12 最終回
 招かざる客にはドアを開けてはいけない
 槌田博

ある日突然、見知らぬ人がやってきたら、
あなただったらどうします?
簡単にはドアを開けませんよね。
化学物質とのつきあい方だって、それと同じなのです。

■二つの文化の間で生きるとは?
 ムスリムの子どもたち
 写真・文 佐藤兼永

外国人との共生が言われて久しいですが、現実はどうでしょうか?
日本で暮らすムスリムの子どもたち、彼らの葛藤を知ってください。

■編集長インタビュー
 安積遊歩さん カウンセラー・CILくにたち援助為センター代表
 生きていることが労働なんです
 聞き手 北村肇

障がいをもつこと、女性として生きること、子どもを生み育てること。
どれ一つをとっても、困難だらけのこの国の社会に挑み続けている安積遊歩さん。
いのちの危機がすすむ現在だが、安積さんの生き様と言葉は、いのちの輝きに満ちている。

■佐藤優の歴史人物対談18
 スターリンと語る
 弾圧は社会的意識を操作するのに十分に効果的

世界は、再び帝国主義の時代を迎えつつある。
帝国主義とは、他国の犠牲があっても自国の利益を拡大しようとする思想や政策。
戦前は、列強各国がブロック経済化を進めた結果、世界大戦にまで突き進んだ。
米国やEUによる円高誘導も、帝国主義政策と考えればわかりやすい。
帝国主義の理解のため、あえてスターリンにその考えを聞く。

■メディア一撃
 対談
 常岡浩介氏×安田純平氏(下)

週刊金曜日 書評・本箱の本(2010年9月17日)

『週刊金曜日』の書評・本箱欄に掲載された本です。
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■書評

神父と頭蓋骨 「官僚」がよくわかる本 権力、価値観、天下り…… 官僚の実態がわかれば、政治の仕組みがみえてくる! 積乱雲の彼方に〈新装版〉―愛知一中予科練総決起事件の記録―
神父と頭蓋骨 北京原人を発見した「異端者」と進化論の発展

by アミール・D・アクゼル=著 林大=訳

¥2310

「宗教」と「科学」 二つの道に忠実だった生涯阿武 秀子/評
「官僚」がよくわかる本 権力、価値観、天下り…… 官僚の実態がわかれば、政治の仕組みがみえてくる!

by 寺脇研=著

¥1155

馬鹿と呼ばずに何と呼ぶ?北村 肇/評
積乱雲の彼方に

by 江藤千秋=著

¥1890

ぎっちり詰まる憤怒と鎮魂八柏 龍紀/評
  

◆本箱 小長光 哲郎(編集部)/選
  
努力しない生き方 (集英社新書) 事情のある国の切手ほど面白い (メディアファクトリー新書) 旅に溺れる
努力しない生き方

by 桜井章一=著

¥714
事情のある国の切手ほど面白い

by 内藤陽介=著

¥777
旅に溺れる

by 佐々木幹郎=著

¥2100
最前線は蛮族たれ (集英社新書) 漂流少女 夜の街に居場所を求めて NHK「ハートをつなごう」LGBT BOOK
最前線(フォワード)は蛮族たれ

by 釜本邦茂=著

¥735
漂流少女 夜の街に居場所を求めて

by ¥橘ジュン=著

1575
LGBT BOOK NHK「ハートをつなごう」

by NHK「ハートをつなごう」制作班=監修

¥1300
それでも彼を死刑にしますか―網走からペルーへ 永山則夫の遙かなる旅 グリーン・ゾーン 寂聴辻説法
それでも彼を死刑にしますか 網走からペルーへ 永山則夫の遥かなる旅

by 大谷恭子=著

¥1680
グリーン・ゾーン

by ラジブ・チャンドラセカラン=著 徳川家広=訳

¥2100
寂聴辻説法

by 瀬戸内寂聴=著

¥1400
“九条おじさん”がゆく―署名は愛だ 音読 心に沁みる幕末志士のつぶやき (ワニブックスPLUS新書) デクノボー宮沢賢治の叫び
“九条おじさん”がゆく 署名は愛だ

by 蓑輪喜作=著

¥1365
音読 心に沁みる幕末志士のつぶやき

by 北影雄幸=著

¥798
デクノボー宮沢賢治の叫び

by 山折哲雄=著 吉田司=著

¥1680
愛と憎しみの新宿 半径一キロの日本近代史 (ちくま新書 858) イタリアの街角から スローシティを歩く 日本国憲法前文お国ことば訳 わいわいニャンニャン版
愛と憎しみの新宿 半径一キロの日本近代史

by 平井玄=著

¥819
イタリアの街角から スローシティを歩く

by 陣内秀信=著

¥2205
日本国憲法前文お国ことば訳 わいわいニャンニャン版

by 勝手に憲法前文をうたう会=編 岩合光昭=写真

¥1890
ラッコ (北国の野生動物)
ラッコ 北国の野生動物

by 久保敬親=写真・文

¥1575

『死刑のある国ニッポン』 が紹介されました【書評】

『死刑のある国ニッポン』  (森達也・藤井誠二/著)が9月12日の東京新聞で取り上げられました。

「テーマを読み解く 死刑」欄で、青木理さんが「死刑に関する論議は往々にして皮相な感情論に走りがちだが、これは違う。国家や宗教、哲学論にまで踏み込んで読み応えも十分だ。」と紹介してくださっています。

815号目次


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815号の注目記事

■小川真吾 NPO法人テラ・ルネッサンス ウガンダ駐在代表
 トラウマ抱えた元子ども兵の「自立」をめざす支援活動
 山岡 淳一郎

大人たちに誘拐され、使い捨ての「殺人マシーン」である「子ども兵」として、日々、暴力に曝されてきた子どもたち。トラウマを抱えた元子ども兵たちを、地域の中で、いかに経済的、社会的な「自立」をさせられるか。支援者にとっての大きな課題となる。NPO法人テラ・ルネッサンスのウガンダ駐在員である若き日本人が、国際支援の最前線で奮闘している。

■破壊と希望のイラク 第19回
 日本の技術生かす復興支援はできないか
 砂漠で太陽エネルギー発電を
 高遠菜穂子

■元工作員のスーザン・リンダウアー氏の証言
 CIAは「9・11」を事前に知っていた! 中
 いま暴かれるブッシュのウソ

CIAは「9・11」事件発生の前月、
着々と「テロ攻撃」が迫るのを知って異様な緊迫感に包まれた。
そしてそれを政府に知らせるべく、絶望的な努力を始める。

■生きている労組
 JMIU日本アイビーエム支部
 どこまで社員を追い詰めるのか
 自殺事件も隠蔽の日本IBM
 野村 昌二

連日のように企業が発表する「早期希望退職者募集」は、クビ切りと同義である。二〇〇八年に大量のリストラを行なった日本IBM。今度は、三年間で五〇〇〇人という新たなリストラを、就業規則の変更といった巧妙な手法を使い、水面下で推し進めようとしている。その渦中で起きた社員の自殺。そこから見えてきた、日本IBMの正体とは。退職に応じない社員を待ち受けている底なし地獄とは。

■手塚治虫が生きてたら、断固闘ったはず
 [対談]伊東乾・石坂啓

マンガと性表現についてどう考えたらよいのか。故・手塚治虫氏に師事し、1980年代に『キスより簡単』で人気を集めた石坂啓・本誌編集委員に、伊東乾さんが迫る。

■単独インタビュー
 鈴木宗男 衆議院議員(新党大地代表)
 「官僚支配打破のために 闘い続ける」

最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は9月7日、
鈴木宗男衆議院議員の上告を棄却する決定をした。
鈴木氏は、旧北海道開発庁や林野庁を舞台に
受託収賄や斡旋収賄など四つの罪に問われている。
鈴木氏は決定に異議を申し立てたが、異議が退けられれば
懲役2年・追徴金1100万円とした1・2審判決が確定し、収監される。
一貫して無実を主張する鈴木氏に単独インタビューした。

◆全面可視化が検察官にも利益をもたらす
 佐藤 優

◆権力は本来国民の正義のなかにある
 松山千春

■誌上対談
 ベトナム戦争の実態
 『ハーツ・アンド・マインズ』『ウィンター・ソルジャー』の証言
 石川文洋・本多勝一

ベトナム戦争終結前後に制作された『ハーツ・アンド・マインズ』(一九七四
年)と『ウインター・ソルジャー』(一九七二年)は、それぞれアカデミー賞
長編ドキュメンタリー賞とベルリン国際映画祭インターフィルム賞を受賞した
ものの、当時はマスコミが黙殺。映画評はほとんど出なかった。ところが二〇
〇一年の「9・11」以後のアフガニスタン、イラク戦争を契機に三〇年ぶりに
見直され、日本でもこの夏から初めて劇場公開されている。映画を通して見え
てくる侵略の実態について、ベトナム戦争当時、現地で取材にあたった二人が
語り合う。

週刊金曜日 書評・本箱の本(2010年9月10日)

『週刊金曜日』の書評・本箱欄に掲載された本です。
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■書評

バカボンのパパよりバカなパパ 赤塚不二夫とレレレな家族 黙祷の時間 (新潮クレスト・ブックス) ひそやかな花園
バカボンのパパよりバカなパパ 赤塚不二夫とレレレな家族

by 赤塚りえ子=著

¥1680

真剣に「バカ」を生きた男と3人の女性の物語佐野 華英/評
黙祷の時間

by ジークフリート・レンツ=著 松永美穂=訳

¥1680

なにより際立つ描写の美しさ陣野 俊史/評
ひそやかな花園

by 角田光代=著

¥1575

「無敵」と「命」結びつけた物語北原 みのり/評
  

◆本箱 北村 肇(編集部)/選
  
小暮写眞館 (100周年書き下ろし) 俺俺 くじけないで
小暮写眞館

by 宮部みゆき=著

¥1995
俺俺

by 星野智幸=著

¥1680
くじけないで

by 柴田トヨ=著

¥1000
あの事件を追いかけて 日本人の正体―大王たちのまほろば それでも、日本人は「戦争」を選んだ
あの事件を追いかけて

by 大畑太郎、宮崎太郎=著

¥1000
日本人の正体 大王たちのまほろば

by ¥林順治=著

1680
それでも、日本人は「戦争」を選んだ

by 加藤陽子=著

¥1785
冤罪の諸相 (この人を見よ 後藤昌次郎の生涯) 最後の授業――心をみる人たちへ あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの (幻冬舎新書)
冤罪の諸相 この人を見よ後藤昌次郎の生涯 3

by 後藤昌次郎=著

¥2100
最後の授業 心をみる人たちへ

by 北山修=著

¥1890
あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの

by 菅伸子=著

¥798
亀井静香が吠える 痛快言行録 過労死・過労自殺大国ニッポン―人間の尊厳を求めて 参議院とは何か 1947~2010 (中公叢書)
痛快言行録 亀井静香が吠える

by 高橋清隆=著

¥840
過労死・過労自殺大国ニツポン 人間の尊厳を求めて

by 川人博=著

¥1575
参議院とは何か 1947~2010

by 竹中治堅=著

¥2130
ルポ 差別と貧困の外国人労働者 (光文社新書) 小沢革命政権で日本を救え 食の職 小さなお店ベルクの発想 (P-Vine Books) (P‐Vine BOOKs)
ルポ 差別と貧困の外国人労働者

by 安田浩一=著

¥903
小沢革命政権で日本を救え 国家の主人は官僚ではない

by 副島隆彦、佐藤優=著

¥1680
食の職 小さなお店ベルクの発想

by 迫川尚子=著

¥1680
“清き0.6票”は許せない! 一票格差訴訟の上告理由を読む (GENJINブックレット58)
“清き0.6票”は許せない 一票格差訴訟の上告理由を読む

by 升永英俊・久保利英明・伊藤真・田上純=編著

¥840

814号目次


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814号の注目記事

■浅茅野遺骨発掘調査
 “歴史を掘る”日韓の若者交流
 木村 嘉代子

韓国併合から100年の節目を迎えた。植民地支配、強制連行、日本軍「慰安婦」……。“加害者”と“被害者”という意識に、当時を知らない世代が向き合った。

■元工作員 スーザン・リンダウアー氏の証言
 CIAは「9・11」を事前に知っていた! 上
 いま暴かれるブッシュのウソ
 成澤 宗男

米国政府は公式声明とは異なり、
2001年の「9・11」事件発生を事前に察知していた。
事件発生後9年を迎え、CIA元工作員がすべてを暴露する。

■化学物質とのつきあい方10 
 マスコミのはたすべき役割とは?
 槌田博

みなさんは化学物質に関する情報をどこから得ていますか?
マスコミ報道から情報を得る場合、いい面もあれば、
注意しなければいけないこともあります。

■初心者のための税金講座7
 予算のあれこれ教えます下
 浦野広明

今回は前回に引き続き、
2010年度予算と、
ただ今、議論真っ最中の2011年度予算についてのお話です。

■メイキング・オブ『ふたりエッチ』
 日本の性コミックは世界で命を救う
 [座談会出席者]
 伊東乾 克・亜樹 友田亮

漫画、アニメ、ゲームなどの性表現を規制しようとする動きが続いている。石原慎太郎東京都知事は9月都議会に「非実在青少年」規制を盛り込んだ都条例を再提出すると表明しているし、他の自治体にも規制の動きが出ている。これらの動きを当事者たちはどのように考えているのか。累計2200万部を突破したマンガ『ふたりエッチ』の作家と編集者に伊東乾さんが聞く。

■9月で発足1周年
 消費者庁の存在意義を問い直す
 垣田達哉

この1年、消費者庁は働いたのか、働いていないのか。消費者行政の行く末はいかに!?

■インタビュー
 田口ランディ
 聞き手 実川悠太

水俣・明治大学展に向けて
田口ランディが語る―

水俣病事件から何を
「学ぶ」ことができるか

週刊金曜日 書評・本箱の本(2010年9月3日)

『週刊金曜日』の書評・本箱欄に掲載された本です。
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■書評

乙女の密告 「終戦日記」を読む (朝日文庫) 魯迅と毛沢東 中国革命とモダニティ
乙女の密告

by 赤染晶子=著

¥1260

苛酷な事実に向き合う覚悟があれば陣野 俊史/評
「終戦日記」を読む

by 野坂昭如=著

¥651

切羽詰まった哀歓が潜む八柏 龍紀/評
魯迅と毛沢東 中国革命とモダニティ

by 丸川哲史=著

¥2940

いまだからこそ読み返す思想性野中 大樹/評
  

◆本箱 宮本 有紀(編集部)/選
  
傷を愛せるか 浜 矩子の「新しい経済学」  グローバル市民主義の薦め  角川SSC新書 (角川SSC新書) 社会の未来―シュタイナー1919年の講演録
傷を愛せるか

by 宮地尚子=著

¥2100
浜矩子の「新しい経済学」 グローバル市民主義の薦め

by 浜矩子=著

¥819
社会の未来 シュタイナー1919年の講演録

by ルドルフ・シュタイナー=著 高橋 巖=訳

¥2520
野宿に生きる、人と動物 百年の家 (講談社の翻訳絵本) 星の王子さま ポップアップ絵本・完全翻訳版
野宿に生きる、人と動物

by なかのまきこ=著

¥1680
百年の家

by ¥ロベルト・インノチェンティ=絵 J.パトリック・ルイス=作 長田 弘=翻訳

1995
星の王子さま ポップアップ絵本・完全翻訳版

by アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ=著 池澤夏樹=翻訳

¥4998
名画を見る眼 (岩波新書) 人類最古の哲学 カイエ・ソバージュ(1) (講談社選書メチエ) 辛淑玉的現代にっぽん考―たんこぶ事始
名画を見る眼

by 高階秀爾=著

¥735
人類最古の哲学 カイエ・ソバージュ(1)

by 中沢新一=著

¥1575
辛淑玉的現代にっぽん考 たんこぶ事始

by 辛淑玉=著

¥1050
ピース ウーマン 八月九日のサンタクロース (ジュニア平和館)
季刊ピープルズ・プラン51

by 0

¥1365
ピース・ウーマン ノーベル平和賞を受賞した12人の女性たち

by アンゲリーカ・U・ロイッター=著 アンネ・リュッファー=著 松野泰子=翻訳 上浦倫人=翻訳

¥2520
八月九日のサンタクロース 長崎原爆と被爆者

by 西岡由香=著

¥1365
想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫) 吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日 (朝日文庫) ポルノグラフィと性暴力―新たな法規制を求めて (福島大学叢書新シリーズ)
想い雲 みをつくし料理帖

by 高田郁=著

¥600
吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日

by 森光子=著

¥672
ポルノグラフィと性暴力 新たな法規制を求めて

by 中里見博=著

¥3000
「セックスワーカー」とは誰か―移住・性労働・人身取引の構造と経験
「セックス・ワーカー」とは誰か 移住・性労働・人身取引の構造と経験

by 青山薫=著

¥3990

813号目次


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813号の注目記事

■境界線上を走れ2
 小林美佳
 文 藤井誠二
 写真 佐藤類

性犯罪被害にあった あの夏の日―
記憶にざくざくと
心を刻まれて

泣いている私の服装を見て彼は、「何かされたのか?!」と
驚いた顔で言いました。「……されたのか?」と聞かれて
私は頷くことしかできませんでした。

■化学物質とのつきあい方9
プロに学ぶ
食品衛生管理の知恵
槌田博

夏休みが終わり、またお弁当づくりが始まりましたか?
残暑厳しき折、食中毒対策にも気が抜けません。
食品工場ではどのような対策を講じているのでしょうか。
プロのお知恵を拝借ですよ~。

■命をつなぐ
エイズ治療の最前線
写真 ラリー・タウェル Larry Towell

■残留農薬「基準値以下なら安全」とは言い切れない
注目したい、急性毒性への規制値
植田武智

慢性毒性が中心だった化学物質の摂取量に、最近は急性毒性に注目したものが出始めている。

■オーガニックで行こう
国産材住宅に住まう2
市川はるみ

前回(八月六日号)ご紹介したOさん宅は、国産材、それも地元産材にこだわった家。
森林組合、建築士、工務店、製材所など、さまざまな人のネットワークで実現したのです。

■コンゴ民主共和国
資源紛争の最前線に
送り込まれる子どもたち
山田しん

先進国の豊かな生活に必要不可欠な地下資源確保のために、コンゴ民主共和国では今も子どもたちが略奪戦争の駒として、拉致され戦地へ送られている。鉱物資源は複数の武装グループの資金源になっていると言われ、紛争長期化の裏には周辺諸国や大国、欧米系多国籍企業などの利害も絡んでいる。