おしらせブログ 週刊金曜日から定期購読者の皆様へのおしらせを掲載しています。

797号目次


       797号目次PDF

797号の注目記事

■山谷えり子センセイ
「神道政治連盟国会議員懇談会」の熱心さ高じて自分も神に
なりたくなった!?
本誌取材班

■ベンチレーターは
 生活スタイルにあわせて
 文・写真 吉田 敬三

街に出て、買い物もすればコンサートにも行く。もちろん恋愛も――
医療機器であるベンチレーターを使いながら生活をしている人たちが、
利用者としての視点をもっと活かしてより使いやすくするために、働きかけをはじめた。

■投資の罠に気をつけろ
深刻な被害を生み出した「レジデンシャル-ONE」
楠本くに代

高木証券の不動産投資ファンド「レジデンシャル-ONE」、
元本割れで深刻な被害が出ています。
リスクを説明されずに購入した人が多く、
大きな社会問題となるのは間違いありません。

■木更津社会館保育園の試み
 里山でとことん遊べ!
 写真・文 岡本央

全国的に注目を浴びる、木更津社会館保育園の里山保育を紹介します。
子どもたち、生き生きしてます。

■きんようぶんか インタビュー
 近代日本のアイデンティティ形成における二つの軸
 テッサ・モーリス-スズキ

独自の視座で日本の近代を問う『天皇とアメリカ』(共著、集英社新書)を出したテッサ・モーリス-スズキオーストラリア国立大学教授に聞いた。

読者会から(全文)2010年4月30日

長崎出島読者会
 5月9日(日)13時半~16時、出島交流会館(県美術館隣)。「9・11 真実への青写真」のDVD上映とディスカッションを行ないます。
*4月11日(日)は8名の参加。「核密約」と「普天間基地」問題を中心に意見交換しました。5月から定例会は月1回(第2日曜日)のみになりました。問合せ(TEL 090・8402・0158西岡)

みやぎ読者会
 5月12日(水)18時~20時45分、仙台市民活動センター7階フリースペース(青葉区一番町4‐1‐3)。参加費無料。飲み物は各自持参。話題は「農薬と土」です。
*4月の例会のテーマは「自転車利用を促す町作り」で、ドイツのミュンスターの実践例のテレビ録画番組を見ました。フランスのストラスプールの例も紹介され、日本の状況と比較して議論しました。日本では「車が王様」という社会通念が強く、炭酸ガス排出の削減にはハイブリッド車でという意識に止まり自動車メーカー優先の状況は何ら変わっていません。地方分権を背景に首長と一緒に都市交通問題を抜本的に解決していく住民の意識の高さはさすが先進国という感じがしました。問合せ(TEL 022・235・8876加藤)

読者の会・大阪
 5月15日(土)18時半~、エルおおさか(天満橋駅西口5分)。参加費300円。各自3~5分の発言の後「貧困とナショナリズム」の題で話し合います。貧困者を生む経済に責任のある政治家・資本家が自分の責任を逃れるため、外国との対立を煽ることは歴史を見ればいつものこと。最近の本誌にはいろいろ興味深い記事が載っていますので、ぜひお読みになって参加ください。『週刊金曜日』のホームページも参考に。本誌の理念に賛同される方は、初めての人も歓迎です。交流会は21時~、約1500円。参加自由。
*前回は参加者が多く各自発言に3分しか時間が取れなかったが、皆それぞれ考えているなと感じました。その後「排外主義」の題で米国での聞き取り調査をされたことのある人の報告文を受けて討論しました。この問題は感情的になりやすいが、いまこそ多民族共生社会と言われ、人間平等の国際主義・ヒューマニズムの社会を目差す必要があると痛感しました。問合せ(TEL 090・3266・1470、Mail ktcosaka@oak.ocn.ne.jp 田中)

読者会・さいたま・日曜
 5月23日(日)14時~16時、さいたま市市民活動サポートセンター(JR浦和駅東口駅前パルコビル9階)。本誌感想を中心に。。問合せ(TEL 048・835・7867関根)

練馬読者会
*3月の例会は4名参加。支持率低下が止まらない民主党とその連立政権について批判と擁護の意見が入り交じる。特に普天間基地問題への鳩山政権の取組み過程にはみな一様に不安を抱く。ただ政権交代によって起きるこれからの変化が重要で、民主党が駄目ならもう先がないということでもない。デフレ不況による生活不安の深刻化や財政赤字の拡大から経済成長を促す政策が必要であるという意見について、今までのような経済成長を基にした生活を享受する社会を求めることは今後はもう無理ではないか。市民としてどうやって自分の生活を成り立たせていくかもしっかり考えたい。(文責・鈴木淳)問合せ(TEL 090・8340・0414鈴木)

796号目次


       796号目次PDF

796号の注目記事

■もっと君を見せてくれませんか
 秋葉原事件・加藤被告人との「対話」
 松元 千枝

二〇〇八年六月に起きた秋葉原無差別殺傷事件の加藤智大被告人から謝罪の手紙を受けとって、
返事を送り続ける被害者がいる。手紙には何が書かれていたのか。
被告人に向き合い、事件の意味を問い続ける湯浅洋さんの姿を追う。

■マクトゥーブ

 連載にあたって
 パオロ・ペレグリン氏に聞く
 聞き手・西山俊一

2001年9月11日、ニューヨーク、マンハッタンで起きた出来事は、イスラム世界に住むほとんど全ての人々の生活に衝撃を与える激しい反応を引き起こした。そして、この反応の余波はイスラム世界だけでなく、あらゆる場所の、全ての人々に影響を及ぼし、それは現在も続いている。写真家・パオロ・ペレグリンは「9・11」後のイスラム世界とそこに住む人々の生活を垣間みる旅へと導かれた。イスラム世界をグローバルな視点で探求するプロジェクト「マクトゥーブ」の連載にあたり話を聞いた。

■編集長×編集長
 SPA! 渡部超さん × 週刊金曜日 北村肇

時代によって
「サブカル誌」と言われたり、
「サラリーマン雑誌」、ある時期は
「下流雑誌」とも(笑)。全体を見渡しながら、
鵺のように立ち位置を変えてきた。
それが『SPA!』という雑誌です。

■岩国米軍住宅建設に予算が付いた
 鳩山内閣は住民を敵に回すのか
 成澤 宗男

鳩山内閣は厚木からの米軍空母艦載機移駐に必要となる岩国基地の住宅建設のため、
本年度予算で支出を決定した。四年前の住民投票以来、移駐に反対している岩国市民に対する、露骨な挑戦だ。

■櫂未知子の金曜俳句
 いい俳句をつくるコツとは

はじめまして、櫂未知子です。「俳句」といえば、芭蕉の〈古池や蛙飛びこむ水の音〉を思い浮かべるかたが多いのではないでしょうか。良さはわからなくてもなぜか覚えてしまう、それが俳句の面白さです。ちなみに、〈古池〉の句は、どんなに鄙びた町の中学生でも、すらすらと言えます。こんな詩は、世界中のどこにもありません。

■浮躁中国
 山西省毒ワクチン事件の行方
 麻生 晴一郎

メラミン混入毒ミルク事件を起こした中国で、今また、新たな問題が発生している。
山西省を中心に用いられたワクチンで、多くの子どもたちに健康被害が出ているという。

■破壊と希望のイラク 第15回
 イラク人医師と米国の平和活動家が語る(下)
 高遠菜穂子

最善策は「米軍の完全撤退」

読者会から(全文)2010年4月23日

杉並・世田谷読者会
 4月25日(日)13時半~17時、高井戸地域区民センター第3和室(京王井の頭線高井戸駅下車3分、清掃工場の煙突を目標に)。いつもと会場が違います。お間違えないように。問合せ(TEL 070・5596・0037藪田)

ピースボート読者会
 5月1日(土)17時~、ピースボートセンター東京(高田馬場徒歩7分)。参加費50円。問合せ(TEL 048・625・8573板橋)

東三河読者会
 5月2日(日)13時~、豊橋市民文化会館第6会議室。参加費200円位。

*4月は6人。話題は①本誌3月19日号「地下鉄サリン15年」未だにサリンを撒いた動機が解明されていない。私たちはメディアの伝える報道に惑わされていないか。②4月2日号「『就活』、もう限界です!」「就職できないのは個人のせいではなく社会が間違っているから」という若者の声に賛同と声援を送る。③4月9日号「気づいてますか『デジタルな足跡』残すⅠT生活」便利さの陰でプライバシーが犠牲になっている。「通信の秘密」は憲法21条で「侵してはならない」とされているのに、なし崩しに破られている。その他、3月26日号の「山口二郎の政治時評」、本多勝一「貧困なる精神」、「論争」などが話題に。問合せ(TEL 080・5102・6763四谷)

美濃読者会
 5月3日(月)18時半~、ハートフルスクエア小研修室4(JR岐阜駅構内より2階連絡通路)。テーマは「憲法九条と普天間基地」(武田)。問合せ(TEL0574・62・7336田口)

京都読者の会
 5月7日(金)18時~21時、ウイングス京都4階小会議室A(地下鉄烏丸四条・阪急烏丸両駅北口または地下鉄烏丸御池駅5番出口7分。中京区東洞院通蛸薬師上ル東)。参加費は会場費を人数割り。毎回初参加者(大歓迎)の自己紹介と全員が所信を。今回は4・25沖縄県民大会報告、国民投票法施行について。前回10名参加。問合せ(TEL 075・574・1631荒井)

金沢読者会
 5月8日(土)18時半~21時、金沢勤労者プラザ407ミーティングルーム。参加費300円。皆さまの参加お待ちしております。問合せ(TEL 090・2834・6624坂本)

千葉読者会
 5月9日(日)15時~18時、船橋市高根台公民館第2集会室(新京成高根公団駅前)。参加費150円位。本誌を中心に政治から芸能まで何でも話し合います。話題があれば資料をお持ち下さい。問合せ(TEL 047・463・3602西堀)

町田・相模原日曜会
*井上ひさしさんの訃報を聞いたのは読者会真っ最中の時だった。遅れて参加した仲間の一言で、皆の会話は止まった。考えてみれば、井上さんが創刊に関わっていたから定期購読する気になった。編集委員を辞めたとき、この雑誌に不信感を覚えた。そういう仲間の手紙もあっちこっちから受け取った。それだけ、井上さんのファンが多かった。それにしても、また大事な我々の思想の柱を一本失った。
 5月の例会は3日の日比谷公会堂での憲法集会に参加するため、行ないません。6月は日曜会的遠足を予定しています。詳細は後日。問合せ(TEL 090・4664・2386中澤、Mail nichikai@nakaed.com)

「金曜日ツアー~佐高信と行く岩手の旅」あす出発!

 阪急トラベルサポートと闘う塩田卓嗣さん支援の「金曜日ツアー~佐高信と行く岩手の旅~原敬と小沢一郎の故郷を訪ねて」は予定どおり、4月21日(水)・22日(木)の1泊2日で実施されます。参加者は講師の佐高編集委員と添乗員の塩田さんを含めて33人。原敬記念館などを見学するほか、ミニ講演も。オプションでは、問題となっている胆沢ダムの見学もあります。参加者のみなさま、よい旅を!

795号目次


       795号目次PDF

795号の注目記事

■追悼 井上ひさしさん
 山形、エスペラント、そして護憲
 佐高 信

本誌創刊時の編集委員の一人、井上ひさしさんが今月九日、死去された。
作家、劇作家として数々の名作を遺しただけでなく、「九条の会」の呼びかけ人を務めたり、
多岐にわたる文化・社会活動に貢献した。

■「日の丸・君が代」処分193人から4人に激減
 不起立ゼロにしたい都教委
 樫田 秀樹

「日の丸・君が代」の起立と斉唱を都教委が教職員に義務づけたのは
二〇〇三年一〇月二三日。〇四年卒業式では「内心の自由を奪うな」と
一九三人が不起立したが、容赦ない処分に今年は四人にまで激減した。
だが取材からは、不起立させない「仕掛け」も見えてきた。

■“ハゲタカ”に立ち向かった日々
 自主営業・京品ホテル争議が解決
 北 健一

ハゲタカ外資による略奪的債権回収に対して
労働者が立ち向かった京品ホテル争議が、勝利的和解で解決した。
廃業後の自主営業と昨年一月二五日の強制執行は大きく報じられたが、
その後の日々にも、知られざるドラマがあった。

■スマナ・バルア WHO(世界保健機関)医務官 
 「金持ちより心持ち」
 医学生たちに響く“語り”
 山岡 淳一郎

南洋の島・レイテに“叩き上げ”で看護師や医師を育てる保健医学校がある。その卒業生で、「バブさん」の愛称で慕われるスマナ・バルア博士の {語り} が、日本の若い医師や医学生たちの心を揺さぶっている。「外国人労働者」として日本で学資を稼ぎ、フィリピン国立大学医学部レイテ分校で助産師、看護師、医師の資格を取得したバブさんは、レントゲンには写らない「命」に、目をこらす。

■X JAPAN・TOSHIを惑わせた
 〝自己啓発セミナー〟って何?
 藤倉善郎

90年代に社会問題化した自己啓発セミナー。複数の団体がスタイルや目的を変え、現在も活動中です。実態をリポートします。

Twitterはじめました。

Twitter公式アカウントを開設いたしました。

アカウントはsyukan_kinyobiです。
http://twitter.com/syukan_kinyobi

794号目次


       794号目次PDF2

794号の注目記事

■若い世代に向けて
 西山太吉・吉野文六が語る

“密約事件”から38年。民主主義の根幹を揺るがした事件で「敵対関係」にあった二人に、同志社大学浅野健一ゼミ生が「大転換期の課題」についてあれこれ聞いてみた。

■きものと私
 対談 澤地久枝 田中優子

自分の生き方として、公の場では着物を着ることにしているという澤地さん。講演の時には必ず着物を着るという田中さん。それはなぜなのか。江戸の研究者と明治から昭和の歴史事実を追い求める書き手が、着物と布に寄せる思いとは――。

■検証 水産庁の 大本営 発表
 クロマグロ騒動の裏で日本人が知らされていないこと
 横田 一

ワシントン条約大西洋クロマグロ禁輸案の否決は、日本にとって真の「勝利」を意味しない。乱獲防止に十分な成果を上げてこなかった水産庁と、官庁発表に倣った大手メディアが繰り広げた騒動の裏で、何が起きていたのか。

◆規制をきちんとしている国では魚が獲れるんです
 一本釣りをこよなく愛する
 松方弘樹さんに聞く

■組合と役員起訴は北教組つぶしだ
 自民党・鳩山政権・道議会一体の弾圧
 山田 龍太郎

■廣瀬純の生の最小回路(15)
 これはゲームなのか それとも 現実なのか
 コッポラ/デリダ/バダム

一九八四年、ジャック・デリダはコーネル大学にて核武装(厳密には「核批判」
の可能性)についての講演を行なった。レーガン政権によって核武装の目的が
「長期核戦争に勝利するための準備」と改めて定められた一九八一年と、ゴルバ
チョフがソ連共産党書記長に就任することになる一九八五年とのあいだにあって、
「全面核戦争」という“物語”が広く信じられていた時代のことである。

■誤解が著しい投資信託
 買う時、心すべきこと
 楠本くに代

銀行で、郵便局で、気軽に購入できる投資信託。
分散投資の1アイテムとして、
投資信託を勧める専門家も多いですね。
でも実は、それほどお勧めできる商品ではないのです。

読者会から(全文)2010年4月9日

町田・相模原日曜会
 2月例会は自衛隊イラク派遣差し止め訴訟原告代表池住さんのお話を聞く。自らの良心に従い、ことを成し遂げた話は迫力があり、思わず涙する場面もあり、改めてこの国の司法を考えた。また、判決文を携え、精力的に各地を回る姿は、現代の伝道者を見た思いでした。
 4月11日(日)14時~、相模原市大野南公民館小会議室1(問合せ(TEL 090・4664・2386中澤)

あいち読者の会
 3月は7人。(1)愛知県下5市の市会議員の働きぶりをチェックしている「議員通信簿連絡会議」代表から目的と状況の説明。年間一度も議会で質問しない議員が5市全てに複数名いることや国会議員も含めた高額な議員歳費の妥当性など。これを受けて(2)名古屋市会の昨年来の市長と議会について意見交換。市長のマニフェスト無視の議会改革手法と議員団会議の非公開性の在り方に意見集中。(3)迷走内閣に当初から異議ありの人、今に至って次なる政権交代受け皿なしの現状、そして首のとり替えで2~3年様子見……と様々。
 4月17日(土)13時半~、名古屋市女性会館第1集会室(地下鉄東別院駅)。(1)「米軍普天間基地無条件撤去」意見書(2)名古屋市会その後(3)直近の本誌、で議論しますが問題提起・討論は自由に、どなたでも大歓迎。問合せ(TEL&FAX 052・613・4028中島)

読者の会・大阪
 4月17日(土)18時半~、エルおおさか(京阪・地下鉄天満橋駅)。参加費300円。21時~、交流会(1500円程度)。本誌記事についての各自発言後、3月12日号(外国人参政権と排外主義)を基に「排外主義について」討論します。本誌の理念に賛同の方、初めての人も歓迎します。問合せ(TEL 090・5151・9763、Mail nowar1945@fol.hi-ho.ne.jp中森)

岩見沢読者会
 4月17日(土)14時~17時、岩見沢市コミュニティプラザ会議室A(岩見沢駅隣)。参加費300円。いつもと会場が違います。お間違えないように。問合せ(TEL 090・6260・8640伊藤)

読者会・さいたま・日曜
 4月18日(日)14時~16時、さいたま市市民活動サポートセンター(JR浦和駅東口駅前パルコビル9階)。本誌感想を中心に。問合せ(TEL 048・835・7867関根)

倉敷読者会
 4月18日(日)13時半~17時、倉敷労働会館(倉敷駅15分)。参加費500円。テーマは「階級構成」。問合せ(TEL 090・3880・3914堀井)

後志・小樽読者会
 3月(16日開催)は5人。第75回の節目。初回は2003年10月28日(火)。代表の岡部さんが、O野さんらと立ち上げた。初回出席は、女性4人・男性2人の6人(会計担当の阿部さんのメモ書きによる)。当時は喫茶店で開催していた。コーヒー代が税込み399円でお釣りに苦労した―とひとしきりこぼしていました(笑)。札幌と旭川が協働で発行しているミニコミ誌『カリカリ金曜日』。当会も4月から参加させていただく。表紙の「札幌・旭川発」が「札幌・旭川・小樽発」へと替わる。関係者に感謝。個人的には岩見沢・室蘭も参加になればと思う。道内第三、第四の都市である函館、釧路にも読者会が出来ないかなぁ。3月12日号から。山岡淳一郎さんの「長野厚生連」の記事は秀逸。金曜日の面目躍如! 大藤理子さん・北原みのりさんは辛くて読めない。編集部は商業雑誌のレベルに達している文章とお考えなの?(文責・美藤)
 4月20日(火)14時~16時小樽市民センターマリンホール(小樽駅5分)。会費500円。非読者・旅人も歓迎。予約不要。
 当会は「夜の部」を始めます。3カ月おきに開催予定。初回のお知らせです。4月23日(金)18時~20時、小樽市民センターマリンホール。会費500円。購読者は本誌をお持ちください。自由参加の二次会も予定。森羅万象を肴に、呑みながら談論風発したく思います。問合せ(Mail bito.satoshi@gmail.com、TEL 090・4876・9094びとう))

読者会わらび
 4月22日(木)19時~21時半、蕨市旭町公民館1階講座室。問合せ(TEL 090・8595・1672、048・431・6670、Mail k_enomoto_warabi@yahoo.co.jp)

週刊金曜日を応援する会・神奈川
 3月の読者会は9名参加。「雇い止め」「リストラ」等、不況の影響を受ける参加メンバーも多く、暗くなりがちなのですが以下の内容が話題になりました。*バンクーバーオリンピック。ナショナリズムを煽る報道は相変わらず、体格的に劣る黄色人種である中国や韓国の選手が活躍してもあっさり伝えるだけで賞賛する報道がなかった。勝って当たり前と言いたいのか。「人口が多いから、ニンジンが良いから」的なコメントが目に付いた。*社保庁のその後。*夏の参院選――民主党このままでは厳しいこれからの出来次第。普天間のウルトラC的な解決。事業仕分け第二段の出来(大阪府の実績見てもまだまだ無駄あり)。*政治と金。報道姿勢おかしい、見返りを期待する企業からの資金提供と家族や組合からの資金提供を同じレベルで批判している。*9・11の陰謀説。何を信じてよいのか判らない、陰謀説だけ掲載するのではなく米政府の反応や対応、反陰謀説の反論も対比する形で掲載してほしい。*石油業界の不況。
 4月24日(土)18時~21時、県民活動サポートセンター701号室(横浜駅西口5分、ヨドバシカメラ裏)。参加費200円。問合せ(Mall oik-j@pu3.fiberbit.net)

793号目次


       793号目次PDF

793号の注目記事

■多国籍軍の武力行使と「一体化」
 日本政府の嘘と自衛隊の実態が明らかに
 布施 祐仁

自衛隊の主たる活動は人道復興支援ではなく「米軍の後方支援」だった。しかも多国籍軍の戦闘と一体化し……。
イラク戦争に関わる文書開示請求で日本政府の嘘と自衛隊の活動実態の一端が明らかに。

■佐藤優の歴史人物対談
 高橋和巳と語る
 全共闘思想の土着化には個の再結合が必要

新自由主義を進めたのは、小泉純一郎・元首相や竹中平蔵・元経済財政政策担当大臣
だけではない。官庁や大企業の幹部として指導層となった全共闘世代も同罪だろう。
彼ら彼女らはかつて社会主義革命を目指したことなど忘れてしまったのか。
それとも全共闘世代の「転向」には、なにか必然性があったのか。
全共闘運動の理論的支柱と呼ばれた作家、高橋和巳の考えを聞く。

■70年代の光と影
 現代人の「まつり」に爆発させた
 岡本太郎の意志と野望
 北村肇

■中国入国拒否顛末記
 中国人のみならず外国人にも向いている中国当局の言論監視
 水谷 尚子

思想信条によって入国の可否を決められてはたまらない。
今年2月27日、中国への入国を拒否された中国研究者が、
その一部始終を打ち明ける。

■「うちは市役所じゃない!」
 消費者が知らないコンビニ「代行収納」の実態
 古川 琢也

電気、ガス、水道だけでなく、税金やクレジットカードの支払いもできるようになったコンビニの「代行収納」。利用者にとっては便利だが、“窓口”役の加盟店には負担が大きく、利益は少ない。「儲けるのはコンビニ本部」というお決まりの構造になっている。

■ いつまで続く?
 「温暖化防止に貢献する原発」というウソ
 村上 朝子

「地球温暖化対策基本法案」に原発推進が明記された。
鳩山政権下でも、自民党政権下でのウソは改まらなかった。やはり、というべきか――。