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949号の注目記事

●6・23慰霊の日
“内閣総動員”で臨む安倍首相に怒りの声
写真・文 尾崎 孝史

六月二三日、沖縄は戦後六八年目の慰霊の日を迎えた。
普天間飛行場の辺野古への移設堅持や、今夏にも予定されるオスプレイの追加配備計画に
県民の反発が一段と強まっている。沖縄戦の意味をあらためて問う。

●慰霊の日は「今」を問い続ける

第2次世界大戦の終結から68年。だが「あの戦争」は姿形をかえ、今も人々の暮らしを規定する。移ろう風景。
変わらない社会構造。「慰霊の日」は私たちに何を問いかけるのか。

◆橋下徹氏はどこに向かって謝罪するのか
高里 鈴代

◆平和へのカギを奪い返そう
三上 智恵

◆沖縄歌人の「戦争責任」
屋良 健一郎

◆「死者」を語るということ
顕彰碑に揺れる八重山
野中 大樹

◆沖縄戦伝える厳選写真一〇〇〇点
平和研究所を設立した大田昌秀元沖縄県知事の思い
写真・文 栗原 達男

●最新報告
変貌する平壌 、「世界遺産」登録の開城
市民生活改善と核開発を同時に進める朝鮮
写真・文 伊藤 孝司

今年二月の地下核実験により、朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)と周辺諸国との緊張は高まったままだ。
内情はどうなっているのか。六月四~一五日、朝鮮を取材したジャーナリストが最新情勢を報告する。

●自衛隊とサリン 第6回
「大宮駐屯地グラウンドに毒物入り一斗缶10缶を埋めた」
元自衛官Aさんが場所を特定し証言
片岡 伸行

「防護目的のため」として極秘のサリンなどの毒ガスを製造していた陸上自衛隊大宮駐屯地にある化学学校。元自衛官のAさんはその駐屯地内のグラウンドの一角に、「毒物を大量に入れた一斗缶10缶を埋めた」と証言する。周囲には多くの民家や学校も。毒物遺棄が事実なら、「防護」どころか、この組織自体が「危機」を招いていることになる。

●通信傍受で無差別にプライバシー侵害か
世界最大の情報機関・NSAの実像
田岡 俊次

●浮躁中国
海南省・小学生淫行事件の余波
麻生 晴一郎

教育関係者らが女子児童と淫行――。事件そのものもスキャンダラスなのに、
抗議した人気ブロガーが拘束される事態にまでなっている。
正当な抗議すらも受け付けない、中国の腐敗ぶりが如実に現れている。

●中野麻美さん(弁護士)に聞く参院選、雇用政策の争点
安倍政権下で過酷な労働市場が生まれる
清水 直子

●新わたしと憲法シリーズ
千葉麗子
「表現の自由」の危機と憲法21条の大切さ伝える

まだ、闘いは始まったばかり。
参院選の結果にかかわらず、
そこで終わりじゃない。