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960号の注目記事

●2020年 東京五輪への違和感
放射能の海で「おもてなし」?
ウソと欺瞞で勝ち取った招致
永尾 俊彦

二〇二〇年のオリンピック・パラリンピックの開催地が東京に決まり、
メディアはこぞってお祝いムードで翼賛報道を続けている。
しかし、オリンピック開催の陰でさまざまな問題が指摘されている。

◆谷村智康の「五輪」私考

開催にケチはつけないけど、
震災を賢く乗り越えた証と
なる低コスト化を期待する

◆パラリンピックもあるけれど
障がい者をめぐる環境はどうなるの   
みわ よしこ

◆日本は本当に「勝った」のか
スペイン国民にとって落選は朗報  
童子丸 開

◆オリンピックは面白いけど
トウキョウ五輪反対 
森 まゆみ

●消費税増税に待った!
湖東京至さん
輸出大企業が喜ぶ欠陥税

安倍晋三首相が来年四月から消費税を現行の五%から八%に引き上げる意向を固めたという。マスコミを利用した茶番劇のような「有識者六〇人の意見聴取」の最中、全国の税理士一四〇人近くが「消費税増税の中止を求めるアピール」を出したが(八月二九日)、マスコミ各社は見事にこれを無視。税の専門家でありながら「有識者」とはされなかった税理士に登場してもらい、なぜ「消費税増税に待った!」なのかを聞く。

●日本史教科書 現場教員、教育委員会、自民党
実教出版を排除!選ぶ権利は誰にあるのか
星 徹

現場教員たちが希望しても実教出版の教科書を排除する動きが
神奈川県や東京都の教育委員会などで今、進みつつある。
そして与党・自民党でも、教科書を国家統制するような動きがある。

●新わたしと憲法シリーズ
現場の声をまっすぐ国会に届ける新米議員
吉良よし子

『ピカドン』に
衝撃を受けた幼い頃。
私が政治を考える
原点は「平和」

●障がいを持つ被災者たちの先の見えない避難生活
八尋 伸

福島第一原発事故から二年半が経過したが、今でも一五万人近くの被災者が福島県内外への非難を余儀なくされている。避難とは文字どおり、難を避けることだが、故郷や居住地を離れること自体が新たな困難を生む。福島を離れて避難生活を送る障がいを持つ人たちの日常を追った。

●自由と創造のためのレッスン
地球は「企業なのか」
廣瀬 純

新自由主義経済へのオルターナティヴとして、しばしば口にされる「持続可能な開発」。本当にそこに「希望」があるのか。否、それどころか、実はもっと巨大は規模の「資本」主義にまきこまれることを意味するのではないか。

●新買ってはいけない189
「美白化粧品」、危ないのはロドデノールだけ!?
渡辺雄二

カネボウの美白化粧品を使った人の多くに、白斑症状が現れて大きな問題となりましたが、「ほかの化粧品はどうなの?」と心配している人も多いでしょう。そこで代表的は美白化粧品の安全性について、検証してみました。