週刊金曜日 編集後記

1566号

▼「自分の感受性くらい/自分で守れ/ばかものよ」。こう締めくくられる詩人、茨木のり子さんの詩「自分の感受性くらい」が大好きです。詩のことはよくわからない者の勝手な解釈ですが、なんと潔いことか。私は彼女の詩を読むと、彼女の凜とした姿が思い出されます。今年は茨木さんの生誕100年であるとともに、没後20年です。この機会に本誌で「茨木のり子特集」を掲載する予定です。そこで読者のみなさんに「私と茨木のり子」をテーマに投稿を募集したいと思います。好きな詩、茨木さんについて、どこが好きか......など、なんでも結構です。応募先はhenshubu@kinyobi.co.jp。件名に必ず【茨木のり子特集】とお書きください。締切は5月15日。

 茨木さんは、エッセー集『ハングルへの旅』を通じて、韓国の詩人、尹東柱を日本に広く知らせたことでも有名です。昨年12月12日号で私は尹東柱を特集しました。それがきっかけで、最近、尹のおいで成均館大学名誉教授の尹仁石さんにソウルでお会いしました。その話も本誌でぜひ紹介したいと思っています。(文聖姫)

▼4月10日号の表紙に掲載した、夜の国会前で雨の中ペンライトを振る集会参加者のみなさんの写真を撮っていただいた薄井崇友さん(フォトジャーナリスト)と、放送作家の大久保太郎さんに、東京・府中市「ラジオTAMAリバー」で私がパーソナリティを担当している番組で、同号発売日の10日にご出演いただきました。薄井さんからは集会の模様についての報告を、大久保さんからはお二人が文化放送で制作参加されている「大竹まことゴールデンラジオ!」内の「ザ・ゴールデンヒストリー」についてうかがい、リクエスト曲はブルース・スプリングスティーンの「WAR」をオンエア。

 ......ってこうして紹介しようとしてもお名前や番組名などだけで文字数をとられるよなあ(汗)。番組についてはいずれネット配信されるので、どうかお楽しみに。「WAR」も長い曲のため今回は全編をかけられなかったが、ぜひこちらも音楽配信などでどうぞ。ていうか、スプリングスティーンさんにはこの際、水曜夜の国会前まで来て「WAR」をライブ演奏してください。私からのお願い♪(岩本太郎)

▼半年前から、運動不足を解消しようとマシンピラティスに通い始めた。理由は単純で、産後の運動不足に加え、長時間座って仕事をしていると、身体が確実に鈍っていくのを感じたからだ。

 ピラティスは、ドイツ出身のジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラティスが自身の虚弱な体を鍛えるために考案した身体メソッドで、戦時中には負傷兵のリハビリにも応用されたという。

 私が通っているスタジオでは、複数の種目を短い休憩を挟みながら順番に行なうサーキット形式で、1回30分のプログラムが組まれている。忙しい日常の合間でも続けやすいのが魅力だ。

 実際にやってみると、動きは地味なのに見た目以上にキツイ。翌日には、今まで使ってこなかった筋肉の存在を思い知らされる。マシンに頼って力任せに動くのではなく、呼吸に合わせてゆっくり行なうのがコツらしい。

 正しい姿勢で行なえたときは、無理に頑張らなくても身体は動くのだと知った。帰り道、背筋が少し伸びただけで、今日はもう十分だと思えた。(桑島未樹)