東京電力放射能汚染事件

●会社は集団無責任体制の権化 東電役員を訴えることで日本を変える 河合弘之/佐高信原発を再稼働させないためにはどうしたらよいのか。それは、経営者が事故の経営責任についての自覚と恐怖を抱くことである。バブル紳士たちの「ビジネス弁護士」という異色の顔を持つ反原発の河合弘之弁護士に、佐高信が東電役員の責任を追及するための秘策を聞いた。役員たちは今、恐怖してる。「ああ、裁判に負けたら俺の家も取られちゃう」――河合経営者としての責任を追及するために個人個人に痛みを負わせる ――佐高●目標は1000人規模、6月にも集団告訴へ 福島から刑事責任追及の声 明石 昇二郎東京電力福島第一原発の放射能汚染事件の責任は、誰がいつどのように取るのか。反省の色なしの東電や原発推進者に対して、ついに地元・福島県から刑事責任追及の声が上がった。●東電解体して発送電分離を 特別総合事業計画策定で近づく”運命の日” 諸富 徹電気料金値上げという強制徴収に国民の怒りが広がっている。巨額の公的支援を受けながらも、原発事故のツケを国民と企業に回しているからだ。被災者救済のためにも、電力改革のためにも、一刻も早く東電は解体される必要がある。●『災害ユートピア』著者 レベッカ・ソルニットさんに聞く災害によって突如出現する地獄の中のパラダイス。非日常の中で見出される市民社会の連帯、喜び、深い感情……。初来日した『災害ユートピア』の著者に聞いた。

  • 自由と創造のためのレッスン 第一回 現代思想の実践--「怒り」から「自由」へ  廣瀬純時代の閉塞感のなかで、窒息しそうな日々を強いられているわたしたち。脱出の術はあるのか。叛乱の回路をどこに見出せばよいのか。市田良彦の最新著作を手がかりに、反原発運動も射程に入れつつ、その可能性を探る。
  • 石坂啓 初めて老いった!? 第1回 自分のなかに少し違った周波数 
  • 座談会 新刊委託配本拒否に見る取次問題 出版業界は新自由主義社会の縮図 第三書館社長北川 明 ×鹿砦社社長松岡利康  司会 北村肇(本誌発行人)出版業界には、かなり本好きな人でもその役割を正確に説明するのは難しい「取次」という存在がある。ここが出版流通のモノ、カネの動きを掌握し、絶大な影響力を持つ。近年、その取次が新刊の委託配本を拒否するケースが見受けられる。実際に拒否された出版社社長を招き、話を聞いた。取り扱う本を選ぶ権利が、いったい取次のどこにあるのか(松岡)表現の自由が問題になる領域で固定化した考え方に流れるのは危険(北川)大手取次と大手版元が一体になって業界を牛耳っている(北村)"
  • 福島の空を見上げて 2 学校に行かなくてもいいよ  佐藤幸子福島の多くの子どもが、過酷な生活を余儀なくされています。でも、子どもたちはそんな生活の中から、自分なりの答えを見つけようとしているのです。
  • からしだって添加物を気にしたい。 便利さの裏には何かあるのです  沢木みずほ前回(3月9日号)はわさびのお話でした。今回は……はい、予想通り、からしでございます。
  • 安全な環境で教育を受ける権利を求める「ふくしま集団疎開裁判」に要注目 市川はるみ+取材班福島県郡山市を相手に現在進行中。子どもたちのために行政がやるべきことは何かを、ともに考えたい裁判です。
  • 尊厳冒した”死体展示” 人体の不思議展 批判浴びて閉幕 末永 恵子人間の尊厳を冒^する展示だとして、本誌が再三にわたり批判してきた「人体の不思議展」がついに閉幕に追い込まれた。しかし、同展を支え続けた医学界の個人・団体や新聞・テレビなどのメディアから、責任を問う声や反省の言葉は聞かれない。支え続けた社会的構造にメスを

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