
強制収用巡り、破られた住民との約束
成田空港
閣議決定から60年
1966年に千葉県成田市三里塚での空港建設が閣議決定されてから60年。強引な土地収用に抵抗した「成田闘争」と呼ばれる反対運動の末、90年代には国側と一部の住民側は対話の席に着いた。国は謝罪し、土地収用法に基づく収用裁決申請を取り下げた。地域と空港の共生もうたわれ、土地取得を巡って国が「強制的手段をとらない」との約束をするなどの成果を生んだ。ところが、三十余年後の2026年4月、成田国際空港会社は滑走路の新設に必要な用地取得のため同法活用の検討を表明。10月下旬から事前説明会を開き、年内にも事業認定を国土交通相に申請する方向だ。強制収用を放棄したはずの国と交わしたあの「約束」は何だったのか。関係者が思いを寄せた。
- 32年前の握手は何だったのか
「約束違反じゃないか」成田の強制収用、
亀井静香元運輸相が国に迫る成田空港の閣議決定から60年。成田国際空港会社が新滑走路用地の強制収用に向けた手続きに入る中、1994年の円卓会議で反対派と握手した亀井静香元運輸相が10月2日、国土交通省の池光崇航空局長に電話で再考するように直談判した。国が交わした約束はどこへ行ったのか。当事者として、国の姿勢を質した。
- 「強制収用」の陰に隠れたもう一つの犠牲
「密室協議」で拡大した騒音被害1960年代から成田闘争が繰り広げられてきた地域で再び「強制収用」が行なわれるのかーー。その衝撃のニュースの陰には成田空港の「更なる機能強化」で深刻になる地域の騒音問題がある。犠牲の上に成り立つ空港拡張策の歪みと「焦点ずらし」の構造を、「成田空港騒音被害訴訟」原告の樋ケ守男さんが報告する。
- 農民とともに歩んだ平野靖識氏インタビュー
「円卓会議での合意踏まえぬ空港機能強化に
正統性はない」三里塚闘争を今も象徴するのが成田空港の平行滑走路南側にある未買収地の成田市東峰地区だ。平野靖識さん(80歳)は、東京の大学を卒業後にその地に飛び込み、無農薬有機農産物の加工・販売業を手掛けて農民とともに歩んできた。かつて参加した円卓会議の合意などを踏まえて、新たな空港機能強化の動きをどうみているのか。三里塚闘争の歴史を記録・検証してきた平野さんに聞いた。
- 【年表】
成田空港閣議決定から60年
- 高市政権1年 「首相の資質」を問う
亀井静香元自民党政調会長に聞く
「米国のポチ」では国を守れない - 「はじまりは小さな違和感」 書かなければ変わらなかった
『西日本新聞』調査報道
「歪んだ関係 福岡県政を追う」 - 映画『うそがほんとに ほんとがうそに』対談
周防正行×金 聖 雄
冤罪という理不尽 輝きを増す人間力 - 「黄金期」作った漫画家たちの大規模展
「少女マンガ」そのものを再考する機会に
国立美術館で開催する意義 - 暗夜胸に手をおいて 第四十二夜
してみてよきにつくべし - 【提携連載企画】 関西生コン・京都事件 1
二審も無罪
湯川裕司委員長「関生を次世代につなげていく」 - 『金曜日』で逢いましょう 内記淳司さん
組織率92.43%の岐阜県職員組合
組織や政治を超えた連帯目指して - くらしの泉
【食】
食の安全を揺るがす事件が続く
やっぱり中国産は心配
新・買ってはいけない(434)
「ギルティやグリーン」
アンチ健康飲料を飲み続けると? - きんようぶんか
【本】
『パンク・ガーデニング宣言 エコロジカルで型破りな庭園論』
『生きのびるための現代少年マンガ論』
『みんなこうして連帯してきた
失敗のなかで社会は変わっていく』
【映画】『わたしの知らない子どもたち』
【音楽】『Dandelion』
【TVドキュメンタリー】
【私のプレイリスト】
【本箱】








