能登半島大災害
2年目 
苦闘そして希望

2024年9月21日発生の豪雨から1年、同年元日の地震からは、まもなく2年----能登半島の被災地における復興は依然として先行きが見えないままだ。市街地や道路の復旧作業が進むものの、今夏の大雨では各所で新たな被害が発生。災害以降に流出した人口が元に戻る気配も見えない。だが厳しい状況下で被災者自らが地域の再生に向けた活動を立ち上げた事例がいくつか生まれている。なおも深刻な被災状況とともに、新たな希望を感じさせる動きについても今回は紹介した。

  • 1年を経て再び豪雨に見舞われた輪島・珠洲
    今も続く苦難
    だが他方で住民自ら復興に向けた取り組みも

    吉永磨美

    9月上旬、秋の訪れを待つ被災地は停滞する前線の影響でひっきりなしの豪雨に見舞われていた。奥能登では土砂崩落などによって道が阻まれ、避難指示が出ていた。今も苦難が続くが、能登の人々はひるまず、復興の道を着実に歩んでいた。

  • なお断続する災害、長期化する避難生活で疲弊する人々を取材
    「珠洲」「志賀」原発問題に
    揺れ続けた地域の被災状況

    西里扶甬子

    能登半島は原発所在地でもある。かつて反対運動にかかわり、珠洲原発建設計画を凍結に追い込んだ人々、そして今も志賀原発の問題に立ち向かう人々は地震・豪雨でどうなったのか。

  • 情報過疎に陥った半島の被災地でこそ本来必要なメディアだった
    能登地震・豪雨から見えた
    「臨時災害放送局」制度の課題

    村上圭子

    被災地での情報発信を目的に簡易な手続きのみで開局できる臨時の放送局「災害FM」。しかし本来そのニーズが高かったはずの能登では地震発生から1年半後にやっと1局が生まれたのみ。これまでの経緯を追ってきたメディア研究者が、その背景について解説する。

  • 被災後の能登半島にたった一つ住民たち自らが立ち上げた放送局
    目的は“復興”臨時災害放送局
    「まちのラジオ」の挑戦

    大嶋智博

    地震発生から1年半後にようやく被災地に生まれた「災害FM」をサポートするのは、東日本大震災被災地の宮城県女川町で活躍した先輩たち。その主要スタッフを務めた放送作家が経緯を報告する。

  • 韓鶴子・旧統一教会総裁逮捕 鈴木エイトさんに聞く
    当面結束 脱会者出る可能性も
  • 『時事IN』提携企画 韓総裁逮捕の背景にあるもの
    「金建希ロビー疑惑」の前で揺らぐ
    旧統一教会の"夢"
    金東仁
  • ハンセン病回復者と
    地域で住まう選択(上)
  • 101歳で社会復帰に懸ける
    「人生を取り戻したい」 大月えり奈
  • エイズ会議、焦点は資金危機
    IAS2025 キガリで開催
    資金削減の警告を発信
    杉山正隆
  • 破壊されたジェニーン・キャンプで
    「ここは私の家よ」とスザーンが叫んだ 菅 梓
  • 【提携連載企画】 弾圧・関生支部事件 10
    関生支部組合員、萱原成樹さん
    腰縄に繋がれた夫を最前列で傍聴した妻
    Tansa渡辺 周、中川七海
  • 10月9日開幕、
    山形国際ドキュメンタリー映画祭へようこそ ワタナベ=アキラ
  • くらしの泉
    【お金】
    自転車だからといって甘えは禁物
    危険運転への罰則、年々厳しくなる 内藤眞弓

    新・買ってはいけない(410)
    超便利な「明太子ソース」
    「おいしそう」の裏にあるのは?
    沢木みずほ
  • きんようぶんか
    劇団アラン・サムセが新作「招魂」に込めた思い
    「慰安婦」の歴史を背に沖縄で心を結んだ二人 中村富美子

    【本】
    『行先は未定です』 近藤康太郎
    『帰れない探偵』 五所純子
    『私たちに名刺がないだけで仕事してこなかったわけじゃない』 長瀬 海
    【映画】『キス・ザ・フューチャー』 斉藤円華
    【音楽】『Prema』 相田冬二
    【美術】特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」 薄井崇友
    【TVドキュメンタリー】 ワタナベ=アキラ

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