人生１００年時代
「終のすみか」考

• 住み慣れた場所に住み続けられるか
  野田真智子

  人生１００年時代をどう生きるか。なかでも、暮らしの要となる住まいをどうするかは大きな問題となる。まずは高齢者の福祉・介護情報に詳しい『BetterCare』編集長の野田真智子さんに「『終のすみか』考」をテーマにアドバイスをいただいた。

• 【鼎談】石川由紀・小嶋勝利・川名佐貴子
  在宅か高齢者ホームか
  知っておきたい選択時の判断ポイント
  まとめ／川名佐貴子

  人生の最期をどこで迎えるか、漠然と不安を感じている人は少なくない。幸い今は、高齢者ホームの選択肢も増えている。そうした住まい選びの注意点、特に心がけたいことなどについて、高齢者の福祉・介護事情に詳しいライターの川名佐貴子さんの司会で、「単身けん」の石川由紀さん、有料老人ホーム選びの専門家・小嶋勝利さんに語ってもらった。

• ｢百人力サロン｣で地域の力を取り込む
  ギブ・アンド・テイクでない
  「お互いさまができる住まい」
  秋山晴康

  「荻窪家族レジデンス」は、２０１５年のオープン以来、地域開放型コミュニティスペースを併設した新しい形の住まいとして注目を集めてきた。オーナーの瑠璃川正子さんによると、大切にしていることは「お互いさまができる住まい」。「終のすみか」を選ぶうえでのヒントとなりそうだ