淀川・川辺川・八ッ場 ダムの暴力

脱!脱脱ダム■はじまった「知事の反乱」 揺れる国土交通省 まさのあつこ◆淀川水系 オオサンショウウオも泣いている事実上中止の余野川ダムを除く淀川水系四ダム(大戸川ダム、丹生ダム、川上ダム、天ヶ瀬ダム)をめぐって、国・自治体・住民の間で混戦が続いている。◆川辺川ダム「白紙撤回」した知事 さて、次の一手は?「川辺川ダム計画を白紙撤回し、ダムによらない治水対策を追求するべきであると判断した」と九月議会で表明、金子一義国土交通大臣との会談を一〇月にはたした蒲島郁夫熊本県知事。次の一手はどうあるべきか。◆八ッ場ダム 失われた半世紀に自民党はどう報いるのか一九五二年、群馬県の吾妻川中流に計画されたのが八ッ場ダムだ。それから半世紀が経ったが、予定地住民に国は、自民党は、どう責任を取るというのか。◆二五億人分の致死量のヒ素が水源に 高杉 晋吾

  • 認証社会 第9回「Nシステム」で24時間検問中 平田 剛士「Nシステム」が全国でどんどん数を増やしている。通過するすべてのクルマのナンバーを自動的に読み取るデジタル監視網だ。警察は「重要犯罪捜査の強化策」と説明するが、無差別に撮影される側のプライバシーや尊厳は置き去りにされている。
  • 佐藤優の飛耳長目34 ムンバイ同時多発テロ、日本は標的にされるか
  • 危険なのは「事故米」だけじゃない 汚染トウモロコシが大量に流通不正転売抜け道だらけの実態 古川 琢也猛毒のカビに汚染されたトウモロコシが、「非食用」名目で大量に流通していた。危惧されるのは「事故米」同様、人の口に入る不正転売を防ぐ手立てが皆無なことだ。またも厚生労働省の無策が露呈した。
  • 「カネミ油症」発覚から四〇年今なお続く被害の残酷 明石 昇二郎発覚から四〇年を経ても、親から子へ、子から孫へと今も被害が拡大し続けているカネミ油症事件。治療法も開発されていない。今年に入って新認定患者たちがカネミ倉庫を新たに提訴、その第一回口頭弁論が一一月二七日、福岡地裁小倉支部で開かれた。
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  • 台湾政界をかき回す 「陳水扁劇場」 本田 善彦台湾の前総統・陳水扁が、ついに逮捕された。陳水扁逮捕は台湾政局にどのような影響を与えるのだろうか。
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