1400億円はムダだ! 石原都知事の銀行ごっこ

■“口利き”政治家と石原知事特別秘書の弁明 流出した融資先リストの中身 古川琢也+本誌取材班不正融資と経営難で揺れる新銀行東京。流出した融資先リストを基にした本誌の調査で、その闇の深さがさらに浮き彫りに。一向に責任を認めようとしない石原慎太郎都知事だが、もう銀行ごっこはやめにしたらどうか。■東京都が大株主“都立銀行”の公益性はどこに 「石原銀行」の言論弾圧訴訟 平井 康嗣二〇〇四年に誕生した新銀行東京は、即戦力となる経験者を雇用してきた。横山さんもその一人である。しかし、横山さんは職場で突如はじまった「嫌がらせ」により、退職に追い込まれた。しかも今、同行から訴えられているのだった。■対決国会! 政策通民主党議員にインタビュー 金融機能強化法を濫用させるな 横田 一

  • セブン ― イレブンの正体10最大手ベンダー「わらべや日洋」潜入ルポ労働争議絶えない弁当製造工場の内側 古川 琢也セブン-イレブンの店舗に毎日三便体制で配送される弁当類。それらはいったいどのような環境下で製造されているのだろうか?筆者はセブン-イレブンの最大手ベンダーの食品加工工場に潜入し、二四時間フル稼働で弁当製造を支える工場の内側を覗いた。
  • 大阪・守口乳児「殺害」事件大阪府警「ふたつの大罪」孫と娘の死に、両親が涙ながらに訴え 藤田 知也今年一月に大阪府守口市で生後一八日の乳児が「殺害」された事件で、事件の一週間後に自殺した母親が殺人容疑で書類送検された。母親の両親の証言をもとに、ずさん過ぎる大阪府警の捜査の実態を告発する。
  • 高知県警がでっち上げた「白バイ激突事故」無実のバス運転手が収監に 粟野 仁雄日常的に最も発生しやすい不幸のひとつが、交通事故。注意していても「もらい事故」は防ぎようがないことがある。ところが、「もらい事故」の被害者が警察の偽装工作と悪質なデタラメ裁判官によって加害者に仕立てられ、禁固一年四カ月の実刑に処せられるという事件が起きた。
  • 勝手に自由に生きさせろ!“労働/生存運動”のいま 編集長連続インタビュー4 松本哉さん 素人の乱勝手に、自分のセンスで連続インタビューの登場者には、ユニオンやNPOにかかわるひとが多いが、今回の松本哉さんはかなり異色。東京・高円寺の商店街でリサイクルショップを運営するかたわら、「オレのチャリを返せデモ」「三人デモ」「家賃をタダにしろ!デモ」などユニークな活動を行なう。ついには区議選にも立候補、惜しくも落選するが破天荒な選挙運動で一〇〇〇票以上を獲得。その柔軟な発想はどこからくるのか。この日のインタビューもお客さんが出入りして楽しいやりとりがかわされる、ゆる?い雰囲気の中で行なわれた。聞き手 北村肇 本誌編集長
  • シリーズ 生きている労働組合16首都圏青年ユニオン入社9カ月で店長に「昇進」「ショップ99」の名ばかり管理職問題と闘う 樫田 秀樹「『安心』『良い品』いつも99円!(税込104円)」――総菜や弁当、菓子、雑貨などを扱い、生鮮食品があるコンビニエンスストアとして全国展開する「ショップ99」。この店で働いていた「名ばかり店長」が今年5月、残業代と慰謝料を求める裁判を起こした。入社して9カ月で「店長」になった彼は、4日間で85時間の労働をこなしても「管理監督者」だからと残業代が支払われず、休暇中も仕事にたびたび呼び出されて欝病になった。
  • パナソニックの正体4致死商品でも咎めなし? 安田 浩一FF式石油ファンヒーターによる一酸化炭素中毒で死者・患者が相次いだ。「事故隠し」とも取れる対応遅れのあと、告知に莫大な宣伝費をつぎ込んだ。その宣伝を「真摯な対応だ」と持ち上げるメディアや評論家まであらわれた。
  • 一触即発のクーデターが存在したのか山口組後藤忠正組長除籍の背景 成田 俊一

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