光州事件40年

  • 「軍隊のやり方は共産軍と同じ」 戒厳軍を激怒させた共同電
    ソウル支局閉鎖の真相 初めて明かす取材過程
    菱木一美

    また5月18日が巡ってきた。隣国・韓国では、この日を「オーイルパル」と呼ぶ。1980年のこの日、韓国南西部の光州で、民主化を求めた学生や市民たちが、戒厳軍と衝突した。10日間の光州民主化運動は激しく弾圧され、多数の死傷者が出た。光州の人々は敗北したが、その闘いは、韓国民主化運動史の中で、燦然とした「光」を放っている。今年は40周年。改めて、その意義を考えるため特集を組んだ。全斗煥保安司令官率いる新軍部は当時、光州民主化運動の報道も厳しく統制した。そんな中、海外メディアも「光州の真実」を伝える努力をした。韓国映画『タクシー運転手~約束は海を越えて~』などで描かれたドイツの放送記者もその一人だ。日本のメディアも奮闘した。このため、共同通信はソウル支局の閉鎖を命じられた。『共同通信社50年史』によると、朝日新聞や時事通信にも支局閉鎖の通告があった。産経新聞特派員の国外退去勧告やNHK など5社の特派員が一時拘束されるなどの事態も起きた。当時の共同通信外信部韓国担当デスクの菱木一美氏に、振り返ってもらった。(編集部)

  • 最高視聴率64 ・5%を記録した韓国ドラマ「砂時計」に寄せて
    95年放映時に光州事件を克明に再現

    韓国でかつて視聴者の帰宅時間を早めたことから「帰宅時計」と呼ばれるドラマがあった。「砂時計」(1995年、SBS)。最高視聴率64・5%を記録したオバケ番組だ。激動の1970年代後半から90年代前半に実際に起きた出来事を背景に、男同士の友情、男女の悲恋を描いた。ドラマの7、8話では光州事件が克明に描かれる。軍事独裁政権下で長らくタブーとされてきた光州事件を再現したことも、ドラマがヒットした一因といえよう。ドラマに魅せられ、ロケ地にまで行った日本人女性と、光州事件、「砂時計」放映後に生まれた韓国人女性が感想を寄せた。

    益子美登里▼ヒロインが逮捕されたシーンを撮った場所を訪れる
    李ソルハ▼若き「自分」がいかに生きるべきかを考える機会に

  • 映画が描く光州事件
    政権、社会状況に沿って変化
    成川彩

    光州事件は韓国でたびたび映画化されてきた。それを時系列で追うと、政権や社会状況に沿って変化が見られる。

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