憲法の現場から

「法の下の平等」を掲げる憲法のもとで現実には差別が存在し、理念との深刻な矛盾が生じている。差別の現場で闘う弁護士2人の目を通して改めて憲法を考える。

  • 【レイシャル・プロファイリング
    差別問題と闘う弁護士・宮下萌さんに聞く

    国籍や見た目で犯人視
    「公」の差別助長は違憲

    聞き手・まとめ/吉永磨美

    人種による差別や偏見で、警察が捜査対象を選別する「レイシャル・プロファイリング」が、社会問題化されて久しい。差別を受ける外国人について実態を調査し、弁護活動を精力的に行なっている弁護士がいる。『レイシャル・プロファイリング〜警察による人種差別を問う』(大月書店)の編著者、宮下萌弁護士だ。差別される外国人の視点で、日本国憲法について語ってもらった。

  • 【大阪・釡ヶ崎】憲法学者で弁護士・遠藤比呂通さんと街を歩いて語りった
    「日本に憲法なんてあるんか」
    労働者からの問いと私の原点

    本田雅和

    街頭で自由に暮らす日雇い労働者と彼らの反権力・人権闘争……そんな活気にあふれていた大阪・釜ヶ崎では今、高齢化した野宿者らの姿が目立つ。「あいりん(愛隣)地区」とも呼ばれたドヤ街からほど近い一角に立つ老朽ビル。その3階に憲法学者で弁護士の遠藤比呂通さん(66歳)の「西成法律事務所」はある。4月22日、暴力手配師追放の労働運動のリーダーでもあった稲垣浩・元大阪市議候補(82歳、落選続く)が原告となり、「日本維新の会」幹部を相手取った損害賠償請求事件の控訴審・第1回弁論が、大阪高裁で開かれた。

どうする日本政治 高市一強を問う

  • 外務省元国際情報局長、孫崎 享さんにインテリジェンスを聞く
    スパイ防止法は政敵の排除に使われる

  • 水俣写真企画
    公式確認から70年 終わらない水俣病事件 写真・文/桑原史成
  • シリーズ・声をあげた若者たち
    気候危機を記憶する映像メディアチーム 「record 1.5」 山本大貴 中村眞大
    中学生で「川の図書館」開設 熊谷沙羅 竪場勝司
  • 【提携連載企画】 〈人質司法〉 悪党たち 10
    「組合員というだけで非難し権利を奪うのは紛れもなく差別」
    労働組合員を守った経営者
    Tansa渡辺 周、中川七海
  • 暗夜胸に手をおいて 第三十七夜
    スイミーとムーミンを貫く信念 安達茉莉子
  • 連 載
    ヴィパッサナー瞑想体験記2(6)  想田和弘 イラストレーション/伊野孝行
  • くらしの泉
    【食】
    育苗法案制定で
    地方独自の品種が作れなくなる
    印鑰智哉
  • きんようぶんか
    ドキュメンタリー映画『日泰食堂』 フランキー・シン監督に聞く
    第二の家”が映し出す 島の変化と心の自由
    新田理恵
    【本】
    『私の戦後80年、そしてこれからのために』
    高原 到
    『ふつうの人が小説家として生活していくには』 長瀬 海
    『触発する言葉 言葉・権力・行為体』 五所純子
    【映画】『ママと神さまとシルヴィ・バルタン』 さこうますみ
    【音楽】「夢寝見」 相田冬二
    【美術】「拡大するシュルレアリスム 視覚芸術から広告、
    ファッション、インテリアへ」
    薄井崇友
    【TVドキュメンタリー】 ワタナベ=アキラ

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