#変わらない自民党

自民党の新総裁に高市早苗・前経済安全保障相が決まった。臨時国会で首相に選任されれば、日本政治史で大きな記録となる、初めての女性首相の誕生である。しかし、それがあまり話題とならないほどに、有権者の自民党への視線は厳しい。同時に野党の結束による政権交代も、可能性はきわめて乏しい。つまり衆参ともに少数与党政権という異例の状況は、なお続いていくだろう。それは日本政治の停滞につながり、日本社会が抱えているさまざまな問題の先送りを意味している。

  • 自民党新総裁に高市早苗氏
    「不信の底流」に対する危うい自覚
    佐藤 雄
  • 自民の終わりを加速する高市氏の登場
    山口二郎
  • 「連立」視野に維新前のめり
    立憲民主は立ち位置を模索
    金本裕司

    自民党の総裁が代わっても自民・公明両党の「少数与党」は変わらない。カギを握る野党はどうするのか。どこかの党が自公と握るのか。

  • 100年以上かかる日銀のETF売却
    異次元緩和のツケは残ったまま 後藤逸郎
  • ハンセン病回復者と地域で住まう選択(中)
    「療養所への再入所を強いられる現実」 大月えり奈
  • 不謹慎な旅(88) 宮下公園ほか
    浮かんだ公園 写真・文/木村 聡
  • 【提携連載企画】 保身の代償
    〜長崎高2いじめ自殺と大人たち 第1部 共同通信編36

    江頭常務理事が繰り返した
    「記憶にございません」
    Tansa中川七海
  • “日の丸ヤミ金”奨学金(28)
    親が勝手に借り、子に取り立て(3) 三宅勝久
  • くらしの泉
    【食】
    備蓄米を放出しても米価格に大きな影響なし
    米行政はいったいどうなる!?
    垣田達哉
    博士課程支援制度改悪に全国の学生抗議
    文部科学省に問う 「留学生排除」の是非
    竪場勝司
    満州事変、降伏文書調印、平和条約調印、そして安保条約調印…
    9月に歴史は動いている
    成澤宗男
    国連で演説も復興への課題浮き彫りに
    揺れるシリア、再建への岐路
    岡崎弘樹
    政府による汚職に抗議したネパールのデモで74人死亡
    警察の発砲による死亡で一変した平和的なデモ
    写真・文/川口千尋
  • きんようぶんか
    【本】
    『世界のほうがおもしろすぎた ゴースト・イン・ザ・ブックス』 武田砂鉄
    『南京事件 新版』 高原 到
    『父と娘ときどき母の認知症日記』 秋山晴康
    【映画】『ジュリーは沈黙したままで』 佐々木誠
    【音楽】『Handling』 二本木かおり
    【映画】『ローズ家〜崖っぷちの夫婦〜』 松村 洋
    【TVドキュメンタリー】 ワタナベ=アキラ

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