
戦後80年敗戦特集
わたしにできること
日本がこの80年間まがりなりにも戦争をせずにいられたのは、先の大戦で多くの命を失った痛い記憶にあると言ってもよいだろう。30年前の村山富市首相の「談話」は、その痛みを国としてはじめて認めたものだった。以後、歴代首相は節目ごとに談話を出してきたが、今年は自民党内から「必要ない」との声が出たという。国として痛みを忘れるならば、わたしたちが痛みを伝えるしかない。そのためにいったい何ができるだろうか。
- 【凱風快晴ときどき曇り・特別編】
戦争を始めるのは「威張りたい馬鹿」である
- 戦争回避こそ政治の最大の使命
「新しい戦前」にしないための 「新しい外交」へ「米国の利益が最優先」というトランプ米大統領の思想は関税政策から安全保障面まで及び、日本に対してさらなる防衛力の増強を求めている。世界各地で紛争が起き、各国が軍事力強化に走る今、「新しい戦前」にしないために、日本はどのような外交を展開すべきなのか。外交・政治問題について国内外で政策提言を行なうシンクタンク「新外交イニシアティブ(ND)」代表の猿田佐世氏に聞いた。(まとめ/山田道子)
- 【対談】伊藤遊×西岡由香
戦争と平和を考える仕掛けとしての
「マンガと戦争展2」今って「戦後」?「戦前」?京都国際マンガミュージアムでは現在「マンガと戦争展2」を開催している。2015年に開催した「マンガと戦争展」の続編だが、10年前より「戦争」が身近に感じられる今回はどのような変化があったのか。企画展に込められたミュージアムの「思想」について、展示を企画した伊藤遊さんと、1回目から作品が展示されている漫画家の西岡由香さんが語り合った。
- 日鉄跡地に「多機能な複合防衛拠点」計画
広島・呉の新基地構想百害あって一利なし重工業で発展した広島県呉市が、戦後80年を経て岐路に立たされている。防衛省が日本製鉄の跡地を買い上げて「多機能な複合防衛拠点」を整備する計画を打ち出したのだ。7月末には両者が基本合意した。呉を戦前の軍港都市に戻していいのか。地元の呉で国や自治体の動きを注視してきた本田博利さんに、整備計画の中身や問題点を報告してもらう。
- ドキュメンタリー映画『よみがえる声』
歴史の闇に埋もれてもなお響き続ける証言在日朝鮮人でドキュメンタリー映画監督の朴壽南さん(90歳)の新作『よみがえる声』が東京と神奈川を皮切りに公開中だ。現在までの自身の歩みを重ね、「日本で生きてきた歴史を総括したい」と臨んだ作品。歴史の闇に埋もれ、なおも響き続ける証言の数々とは。
- 戦記漫画の傑作展示で注目集める「水木しげる記念館」
戦争と戦場の実相を実体験を基に訴える
水木しげる記念館庄司行男館長に聞く
水木プロ原口尚子さん(水木しげるの長女)に聞く
昨年4月にリニューアルオープンした「水木しげる記念館」(鳥取県境港市)が、戦後80年で注目を集めている。水木しげるは、『ゲゲゲの鬼太郎』などの妖怪漫画で有名だが、同記念館では水木の生涯に影響を与えた一兵卒としての従軍体験を詳細に紹介しているのだ。そして10月5日までは企画展「水木しげるの戦記漫画」を開催している。
- ドキュメンタリー映画『豹変と沈黙』原義和監督インタビュー
「戦中日記」から辿る日中戦争、
そして沖縄戦へと続く道戦場体験を持つ元日本兵のほとんどが世を去った現在、“敗戦80年”の節目の年に、彼らが遺した「戦中日記」にスポットを当てたドキュメンタリー映画が公開される。極限状況下に乱れたインク文字で綴られた文面から浮かび上がる戦場の実態、兵士の精神状態、そして戦争の真実とは?
- 平和を思うTVドキュメンタリーと映画
- こえをきく、80年をよむ。
本誌編集部が選んだ、戦争に関する12冊
戦争をさまざまな視点から見つめる12冊を、本誌編集部が選んでみた。子どもたちや孫たち、次の世代にも伝えられるよう、小説やコミックも取り上げてみた。私にできること、一人ひとりにできることはあるのだろうか。この夏、ページをめくりながら考えてみたい。
- 不謹慎な旅(86) 元巣神社と奥山半僧坊大権現
徴兵逃れの神頼み - 「3・11」を忘れたのか? 関電と東電、新設と再稼働で共振
ツケを払うのは誰なのか? - 朝鮮王朝時代の木造建築、101年ぶりに韓国に返還
文化財の調査、研究、解体で日韓が協力 - 【提携連載企画】 弾圧・関生支部事件 4
関生支部執行委員、平田郁生さん
次世代を担う時に見えた強さ








