菅首相1年で退陣

  • 総裁選に動く石破茂、岸田文雄、河野太郎、高市早苗、野田聖子の各氏ら
    調子はずれの自民狂騒曲と
    派閥実力者たちの策動

    安積明子

    菅義偉首相の退陣表明を受け、自民党総裁選が実質的にはじまった。浮かび上がるのは、コロナ禍に苦しむ人々を無視した、長老たちによる権力争いだ

  • 「総裁選・総選挙同時進行」政局で何が起きたのか
    「心に届かない」菅首相の自壊と
    イベントとしての自民党総裁選

    佐藤和雄

    菅義偉首相の自民党総裁選への不出馬=首相退任は、説明しない「安倍・菅政治」の手法が、コロナ禍で馬脚を現し、破綻した結果だった。メディアの関心はすでに自民党総裁選に移っている。しかし、この1年間、菅首相が率いた自公連立政権は何を失敗したのか。その検証が「総裁選ドラマ」によってうやむやにされてはならない。

  • 多様な性、多様な家族に対応できない日本
    すべての人に婚姻の自由を保障する法改正を
    岩崎眞美子

    日本の法制度における「結婚」とは氏を同じくする男女によるものとされ、戸籍も同姓の夫妻とその子で構成されている。しかし実際にはそこにあてはまらないカップルや家族は多数ある。同性カップル、同性同士の子連れ家庭、別姓の事実婚など多様な家族が存在するが、法が現実に追いついていない。国の決めた家族の形にあわせるのではなく、実態に即した法改正が求められている。

  • ホテル開業ラッシュ、世界遺産・仁和寺門前でも計画
    「京都らしさ」損なわれる危機 土岐直彦
  • 「芸術」を問い続けた先駆者・富山妙子を追悼して
    「アジアに抱かれて」 古川美佳
  • 大詰めを迎えた琉球遺骨返還請求訴訟
    京大よ 盗んだ遺骨を返せ! 西村秀樹
  • サケ捕獲権裁判があらわにした行政の本性
    日本政府が断言「アイヌに先住権はない」 平田剛士
  • カミングアウトから30年で記念イベント
    金学順さんを取材したジャーナリストが集結 文 聖 姫
  • 消させてはならない「慰安婦」の記憶と記録 池田恵理子
  • 不謹慎な旅(39)8月15日の『堕落論』
    嘘をつけ! 写真・文/木村 聡
  • たとえば世界でいま
    韓国/「言論“統制”法」の行方 北方農夫人
    アフガン/「アメリカ帝国」の40年にわたる介入 スティーブン・マキンタヤ
  • 【提携連載企画】双葉病院置き去り事件06
    そして92人の患者と3体の遺体だけとなった Tansa 中川七海
  • メディアウオッチ
    読売記者情報漏洩問題の背景は? 臺 宏士
    小田急線刺傷事件は女性憎悪事件だ 李 美 淑

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