新型肺炎

  • 国難便乗のポピュリスト、安倍を翻弄する小池の乱
    永田政徳

    五輪延期が決まった翌日に「ロックダウン」を口にした時から、緊急事態宣言を念頭に置いた小池百合子東京都知事の“挑発”は始まった。コロナ禍で募る不安に乗じて、巧みな言動で人心をつかむ。その先にあるのは、7月の東京都知事選挙だ。

  • 歴史の洞察から未来への手がかりを
    藤原辰史

    農業史を研究する藤原辰史さんの小論「パンデミックを生きる指針 歴史研究のアプローチ」は、岩波書店「岩波新書」のウェブサイトに掲載されてわずか1カ月で50万アクセスを数え、広く共感されていった。青空広がる5月2日、京都・鴨川のほとりで適正な距離をとり、お互いにマスクをして川面を見ながら、インタビューを行なうことができた。

  • キャンパスにも広がるコロナ危機
    大学のオンライン授業化
    学生の自由な学び、どう確保する?

    石原佳歩

    オンライン授業化に伴う高額な通信料、アルバイト先の休業などによる生活苦など、新型コロナは学生たちの学業や暮らしにも多大な影響を与えている。そんな中、大学への請願運動に立ち上がった学生もいる。現役大学生が伝えるコロナ禍のキャンパス事情。

  • 公的支援からこぼれ落ちる人たちへの緊急支援
    「ともに苦境を乗り越える」ために
    奔走する市民たち

    植松青児

    「STAY HOME」だけで現在の危機を解決することはできない。「困りごと相談会」を公園で開催する市民、緊急支援金を手渡しに夜の街を奔走する市民の姿を紹介する。

  • パンデミックに対抗する民主主義の強さ
    新型コロナに「勝利宣言」したニュージーランド
    田中利幸

    15世紀初頭からメキシコ中央部で100年ほど興隆したアステカ文明の滅亡理由は、スペイン軍が持ち込んだ天然痘とされている。ウイルス感染が拡大して、人口は瞬く間に激減し、アステカ帝国はスペイン軍に敗れた。それから約500年、中国の武漢で発生した新型コロナウイルスは、数カ月という短期間で世界のほぼ全域に広まりつつある。感染拡大に対し、世界各国さまざまな対応を見せているが、最も敏速な動きをとったのは、人口500万を切る小さな島国のニュージーランドであった。

  • 【くらしの泉】
    新型コロナ感染拡大の裏で進められる
    食品表示の緩和

    垣田達哉

    感染拡大で原材料が調達できなくなることを見越して、食品表示を緩和する通達が出ています。でも実際問題、原材料不足は起きていないわけで、早すぎる対応ではないでしょうか。

  • 情報公開で判明/黒川検事長定年延長の「検討文書なし」の奇妙
    検察庁法「改正」案のブラックボックス 三宅勝久
  • 追及!政権腐敗 「受取拒否」も出る愚策「アベノマスク」を中止せよ
    466億円かけるのはそこじゃない! 片岡伸行
  • 〈政治時評〉拡大版 そもそも「不要」/「不急」の極み
    巨額の辺野古事業に注目を 阿部 岳
  • 周防正行監督インタビュー ボクが「大崎事件」を支援する理由
    「多くの人に日本の刑事司法の問題点を知ってほしい」 片岡伸行
  • 歓喜へのフーガ(5) 今回のお相手 粟津ケンさん
    権威主義、定評主義、全体主義、西洋至上主義
    日本に批評文化がない
    聞き手/崔 善 愛
  • シリーズ 雨ニモマケズ 風ニモマケズ
    多摩猫キセキの物語(1)台風モナンノソノ 小西 修
  • 葬られた原発報道11
    朝日新聞の一番長い日 ワセダクロニクル編集長 渡辺 周
  • 続き読み物「この男イヤだ」(24)
    セキ 石坂 啓
  • メディアウオッチ
    検察庁法改正案 メディアの報道 臺 宏士
  • NHKコロナ報道の何が問題か 戸崎賢二
  • 自由と創造のためのレッスン(94)
    フェミニズムとストライキ(2) 廣瀬 純
  • 『金曜日』で逢いましょう
    田辺鶴瑛さん 秋山晴康
  • たとえば世界でいま
    フィリピン/政権と確執ある民放大手、放送停止へ 岡田 薫
    バヌアツ/過去最大の巨大サイクロン 仲 誠一

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