誰のための教育なのか

大学入学共通テストの英語民間試験について、受験機会の不公平さを問われた萩生田光一文部科学相が「身の丈に合わせてがんばってもらえば」などと発言した。教育が必要なのは学生ではなく大臣では? まずは元文部科学事務次官・前川喜平さんが文科相を叱る。

  • 「格差容認する“身の丈”発言は文科大臣として失格」
    元文部科学事務次官・前川喜平さんインタビュー
  • 道徳教科 「右翼」主催の研究会で教師が研修!?
    人の「こころ」を縛る道徳教育に未来はあるのか
    平舘英明

    道徳教科書を使用した授業が淡々と進む一方、文部科学省の後援を受けた「道徳教育研究会」に足を運ぶ教師たち。国が定めた徳目を身につけて子どもたちは「幸せ」になれるのか。教科化2年目の現場を追った。

  • 大東文化大学・渡辺雅之教授に聞く
    まず教師自身が考え議論を
    国家道徳の対抗軸を探る

    小中学校ではじまった道徳教育の何が問題で、どうあるべきなのか。国家道徳のワナにはまらない授業のポイントとは。

  • 北海道 教育委員会
    障害のある子どもがなぜ定員内不合格に?
    加藤やすこ

    障害のある中学生が高校を受験し、定員内不合格になるケースが千葉県、兵庫県、香川県、沖縄県など全国で起きている。北海道では知的障害のある中学生の高校入試に教育委員会が不当介入した疑いがあり、裁判も起きている。

  • 東京 桜丘中学校
    西郷校長、校則撤廃で何が変わりましたか?
    木村元彦

    制服もなければ髪型も自由。始業を知らせるチャイムもなければ定期試験もない。生徒手帳にあるのは校則ではなく「子どもの権利条約」。そんな型破りの公立中学が東京都世田谷区にある。ノンフィクション・ライターの筆者が、西郷孝彦校長に会いに行った。

  • 来日は政権へのアンチテーゼ
    安倍内閣と真っ向からぶつかる教皇フランシスコの思想 中島岳志
  • 安価な堤防決壊防止工法を封印した国交省の大罪
    大規模氾濫は人災だ! 今こそ堤防強化を急げ 岡田幹治
  • 徘徊団「24時間営業」の東京をさまよう(3)
    上野〈秋葉原・神田〉 粉川哲夫 イラストレーション/沖野雅明
  • 金曜ジャーナリズム塾(5)
    日本人である前に記者でありたい 古谷浩一
  • 監視社会ニッポン 狙われるDNA編03
    「全員から採ってます」と警官はいった ワセダクロニクル
  • 続き読み物「この男イヤだ」(11)
    ヒュウガ 石坂 啓
  • ヴィパッサナー瞑想体験記(3) 想田和弘
  • ロスジェネ 死線からの生還(8)
    「多量服薬という魔球」 小林エリコ

週刊金曜日ちゃんねる

購入

  • amazon
  • Fujisan
  • 楽天ブックス
  • セブンネットショッピング
  • 定期購読

ページトップに戻る