憲法特集2019

改憲発議
させない国会に!

2019年は12年に一度、春に統一地方選、夏に参院選のある「選挙の年」。同時に憲法をめぐる「勝負の年」でもある。参院選後の改憲発議をさせないために「安倍改憲反対」議員を増やす。市民と野党が結集し「安倍政治」を終わらせよう。

  • 次期通常国会での新たな攻防へ
    改憲案提示すらできなかった安倍首相の「失態」
    村上一樹

    臨時国会を、安倍晋三首相と自民党の下村博文憲法改正推進本部長の強硬派コンビは、改憲に向けた第一歩と位置づけていただろうが、その思惑は自らの失態によって結果的に破綻した。しかし、安倍首相は改憲の野望を決して捨ててはいない。このままだと、来夏の参議院選挙の前後に、攻防のヤマ場を迎えそうな気配だ。安倍改憲に反対するすべての勢力にとって、決定的な闘いが迫っている。

  • 「そもそもゴールはどこなのか?」って……
    真の「敵」は民意だった「安倍9条改憲」の誤算
    片岡伸行

    自民党が改憲案の臨時国会提出を断念したその日(12月5日)に開かれた、改憲団体の全国大会と自民党改憲推進本部の会合。そこでは、憲法を守ろうとする人たちを「敵」に見立てるなど、「安倍9条改憲」の醜態と誤算を露呈する焦りと苛立ちが見られた。

  • 没後10年
    加藤周一と憲法について語る
    小川和也×小森陽一

    12月5日は、著名な評論家である加藤周一の没後10年にあたる。ゆかりの深い2人が札幌で対談し、加藤の思考、特に憲法について語った。

  • 日弁連が 「憲法を詩おう♪コンテスト」
    7歳の小学生が作詩した「憲法ソング」誕生
    岩本太郎

    日本弁護士連合会(日弁連)は、施行70年を超えた憲法の大切さ、尊さを詩に託す作品を募集し、7歳の小学生がその「大賞」を獲得した。

  • いまや「普通の国」、このままいくと「死の商人国家」へ
    再び「平和の国」になるために
    高遠菜穂子

    日本国憲法施行後、「平和憲法の国」として世界から見られていた日本。近年の相次ぐ海外派遣や米軍への支援、共同訓練などにより「軍隊を持つ普通の国」と印象は変化しているという。その変化を肌で感じてきた筆者が提言する、憲法の精神にある日本のとるべき道とは。

  • 民主主義、平和外交、国際機関誘致……
    武装中立国スイスと非武装中立国コスタリカ
    共通する“小国の知恵”

    伊藤千尋

    小国ながら中立を貫き、巧みな外交によって世界で一目置かれるスイスとコスタリカ。米国べったりでアジアの隣国と仲良くできない日本だが、日本国憲法の精神に従えば、この2カ国のような平和外交が実現できるはずだ。

  • 2018年12月14日
    政府、沖縄・辺野古で土砂投入強行 写真・文 島崎ろでぃー
  • 晴海「選手村」開発疑惑(1) オリンピック口実に「デベロッパー・ファースト」
    地価の9割引きで「晴海」叩き売り 片岡伸行
  • 大阪万博誘致 カジノめぐり与野党激突 横田 一
  • 伊藤千尋&さらんの歌の革命(上)
  • 動物愛護管理法改正案骨子まとまる 宮尾幹成
  • 姜尚中さんに聞く
    高原での暮らしと朝鮮半島情勢を『母の教え』で描いた
  • マクロンはなぜ民衆の怒りを招いたのか 及川健二
  • 日本の「空母」保有は単なる国家的虚栄心 田岡俊次
  • 連載 新龍中国 8
    「韓流」が変えた台湾の政治勢力図 本田善彦
  • シリーズ 私たちは黙らない!
    国がないことにしたくても放射能汚染は科学的事実 小山貴弓
  • 連載 自由と創造のためのレッスン 77
    「68年」は新自由主義革命だったのか(2) 廣瀬 純
  • 韓国・済州島で南京大虐殺の追悼集会 カイア・ベレイダ

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