敗戦70年 日本人は、戦争で何をしたのか
敗戦から70年。この国も紆余曲折あった。経済第一で、「もはや戦後ではない」と息巻いた。戦中の過ちを認めたがらない人たちもいた。でもどうにか70年、私たちは戦争だけはしなかった。しかし昨今、かつてなく漂う、戦争のにおい――。私たちは先の戦争で何をしたのか。いま、それをどう考えるか。あらためて見つめる。平和な「敗戦後」を続けるために。
- 日中戦争1938年
検閲を擦り抜けた「抗日ゲリラ掃討」写真
旧日本軍に不利な写真は軍の厳しい検閲制度のため自主規制されたり、敗戦時に焼却されるなどしてほとんど残っていない。ここに紹介するのは、撮影時期と場所が特定でき、処刑の瞬間を含む掃討作戦を写した貴重な史料である。
- インタビュー1・塚本晋也[映画監督]
好戦の論理を「映画という本能」でかち割る
- インタビュー2・中島京子[作家]
どんどん苦しくなる感じ――ゾッとする「戦前との符合」
- インタビュー3・古謝美佐子 [沖縄民謡歌手]
沖縄を想い、戦争の記憶をたどる歌たち
- インタビュー4・金子兜太 [俳人]
「いま、平和を詠む」ということの本当の意味
- 近現代史の偽造を暴く 第1回
日清戦争
日本が最初に手を染めたアジアへの侵略が、日清戦争だ。ところが、これを「防衛戦争」などと賛美する向きが後を絶たない。歴史は、朝鮮制圧のため清を駆逐しようと仕掛けた事実を示す。
- 米・キューバ国交正常化合意冷戦終焉で米州は「本音の時代」に突入
- 世界最大の動物生贄ネパール ガディマイ祭り
- 朝日「慰安婦」報道、第三者委員会報告書のワナ
岡本行夫・北岡伸一両氏の“本音” - 殺人事件発生率世界1ホンジュラスで取材
「マラス」というギャング団の素顔と闇 - くらしの泉 連載 草の根歯医者のひとりごと 1
「歯」で後悔したくないですよね - 黒塗りだらけだった「ビキニ被ばく」の政府公開文書
時間との闘い続く『X年後』の真相究明 - 木曽崇・国際カジノ研究所所長に「日本版カジノのゆくえ」を聞く
「完全民営ではなく日本の事情に即したカジノを」