週刊金曜日 編集後記

1441号

▼この10月に始まる予定のインボイス制度。多くの免税事業者に負担を強いるものです。

 そのインボイスの中止を求める「STOP!インボイス」アクション(本誌7月28日号でご紹介済み)ですが、当初の目標だった30万筆の反対署名が集まり、9月4日に財務省などに署名を提出したとのことです。この模様はYouTubeで公開されています(https://www.youtube.com/watch?v=37PPRC4opD4)。

 そして今、岸田総理と財務大臣にも反対署名を届けるべく、50万筆をめざしたさらなる署名アクションが展開されております。私のこの駄文をご覧のみなさんの中に、「インボイスには反対だ」とか、「ちょっとやり方が強引なんじゃないの?」とか、「インボイスをやる理由がわからない~」などと疑問にお思いの方がいらっしゃいましたら、署名をご検討いただけましたら幸いでございます。

 署名はchange.orgで受付中です(https://chng.it/CFQFCXKsnd)。9月25日には、首相官邸前アクションも予定されているそうです。(渡辺妙子)

▼アフタートークで崔善愛さんも言っていたが、青年劇場の再演『星をかすめる風』(シライケイタ脚本・演出)で尹東柱が自作の詩「星をかぞえる夜」を朗読したときの朝鮮語が、それはそれは美しかった。原作は韓国の作家、イ・ジョンミョンの同名小説で、戦争中の福岡刑務所に囚われている尹と看守が芸術を通し心を通わせる物語。

 崔さんは「日本の劇団の役者が朝鮮語をあれだけ自分のものにしている姿はうれしかった」とも。いっしょに登壇したシライさんは「原作に、尹の口から出た言葉は美しかったとあった。この台本に(朝鮮語を話せない)俳優さんたちが驚いたが、植民地時代に奪った言葉をお返ししたいと思った」と朝鮮語にこだわる理由を話す。

 コロナの緊急事態宣言中に「音楽、詩、芸術の力に励まされながら書いた」というように、舞台で奏でられるピアノの音色や、「文章は魂を映し出す鏡」「芸術は人間が人間であるためになくてはならないもの」「希望があれば人は死にません」などのセリフも胸に突き刺さった。東京公演は終了、12月まで全国公演あり(https://www.seinengekijo.co.jp)。(吉田亮子)

▼「はいこんばんはー!!(と無意味に気勢を上げて)『2太郎の東京ラジオエイジ』のお時間がやって参りました! 9月15日金曜夜10時。今宵も東京・府中市のラジオフチューズ(コミュニティFM)さんのスタジオから私『週刊金曜日』編集者の岩本太郎と」

「(冷静に)市民メディア全国交流集会世話人の関本英太郎です」

 という2人で昨年1月から隔週金曜に放送してきたラジオ番組がこの9月末で終了の予定。理由は関本さんが7月から沖縄県読谷村にお住まいを移し、以後も東京のスタジオとLINEなどを通じてご一緒にトークしてきたものの、さすがにそれも大変だ(8月初旬の台風直撃時などは停電・断水中のご自宅からスマホでご出演)という話になったからだ。

 ただし10月からはそれぞれ別の番組を持つ予定。詳細は近日中に相談のうえ公表の見込みですが、これまでと同様にインターネットで同時配信される予定ですので、府中市周辺以外にお住まいの方もご関心がありましたらぜひお聴き下さい。以上、宣伝でした♪(岩本太郎)

▼11月2日に開催される創刊30周年イベントは、現在チケット絶賛発売中ですが、同じ金額でネット配信することが決まりました。

 大がかりなイベントは、どうしても足場がある東京でやらざるを得ません。定期購読者は全国にいるのに申し訳ない、という思いは拭えませんでした。5年前は、8割以上が首都圏からの参加でした。

 ネット配信なら、おうちに居ながらにして、全国から会場の臨場感を体験することができます。しかも当日も含めて30日間、アーカイブ視聴をすることができます。

 今回の配信チケット販売で利用するのが、Peatixというシステム。全国で大小合わせて無数に行なわれている各種イベントをネットワーク化し、企画者と参加者をつなぐ優れもの。ホームページから『週刊金曜日』で検索すれば、販売画面へ。ただし初めて利用する方は利用者登録(無料)が必要です。お支払いはクレジットカード、コンビニ払い(手数料220円)、PayPalなどを利用できます。

 私のスマホにもPeatixのアプリが入っています。2年前、水俣病講演会にオンライン参加した時に入れたものです。(円谷英夫)