マスコミ不信はなぜ強まるのか 『朝日』の小沢バッシング

■ 『朝日』ら大手紙の 小沢バッシングは なんだったのか 横田 一「予想」に反した小沢一郎氏の出馬という民主党代表選を勝ち抜き、メディアの思惑通り、菅直人氏が選任された。世論調査では菅氏支持が圧倒的と報道される一方、小沢氏には身辺のスキャンダルまがいの記事まで出された。週刊誌が小沢氏を扱う方が売れるからということが基本的にあるのだろう。しかし、なぜ『朝日新聞』を始めとする大手新聞は小沢氏を毛嫌いするのか。民意不在の偏向報道を検証する。■海外メディアも首をかしげる 「小沢嫌い原理主義」という病 瀬下 美和■「リーダー捜し」の意味を問う 男ジェンダーをこじらせる 八方ふさがりの社会で 北原 みのりメディアを巻き込んで行なわれた「リーダー捜し」。「強烈なリーダーを求める病」にかかった日本人につける薬はあるのか。権力闘争に異常に盛り上がる、これまた男らしいメディアにつける薬はあるのか。

  • 手塚治虫が生きてたら、断固闘ったはず[対談]伊東乾・石坂啓 マンガと性表現についてどう考えたらよいのか。故・手塚治虫氏に師事し、1980年代に『キスより簡単』で人気を集めた石坂啓・本誌編集委員に、伊東乾さんが迫る。
  • 単独インタビュー鈴木宗男 衆議院議員(新党大地代表) 「官僚支配打破のために 闘い続ける」最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は9月7日、鈴木宗男衆議院議員の上告を棄却する決定をした。鈴木氏は、旧北海道開発庁や林野庁を舞台に受託収賄や斡旋収賄など四つの罪に問われている。鈴木氏は決定に異議を申し立てたが、異議が退けられれば懲役2年・追徴金1100万円とした1・2審判決が確定し、収監される。一貫して無実を主張する鈴木氏に単独インタビューした。◆全面可視化が検察官にも利益をもたらす 佐藤 優◆権力は本来国民の正義のなかにある 松山千春
  • 誌上対談ベトナム戦争の実態『ハーツ・アンド・マインズ』『ウィンター・ソルジャー』の証言 石川文洋・本多勝一●●
  • 小川真吾 NPO法人テラ・ルネッサンス ウガンダ駐在代表トラウマ抱えた元子ども兵の「自立」をめざす支援活動 山岡 淳一郎大人たちに誘拐され、使い捨ての「殺人マシーン」である「子ども兵」として、日々、暴力に曝されてきた子どもたち。トラウマを抱えた元子ども兵たちを、地域の中で、いかに経済的、社会的な「自立」をさせられるか。支援者にとっての大きな課題となる。NPO法人テラ・ルネッサンスのウガンダ駐在員である若き日本人が、国際支援の最前線で奮闘している。
  • 破壊と希望のイラク 第19回日本の技術生かす復興支援はできないか砂漠で太陽エネルギー発電を 高遠菜穂子
  • 元工作員のスーザン・リンダウアー氏の証言 CIAは「9・11」を事前に知っていた! 中いま暴かれるブッシュのウソ CIAは「9・11」事件発生の前月、着々と「テロ攻撃」が迫るのを知って異様な緊迫感に包まれた。そしてそれを政府に知らせるべく、絶望的な努力を始める。
  • 生きている労組JMIU日本アイビーエム支部どこまで社員を追い詰めるのか自殺事件も隠蔽の日本IBM 野村 昌二連日のように企業が発表する「早期希望退職者募集」は、クビ切りと同義である。二〇〇八年に大量のリストラを行なった日本IBM。今度は、三年間で五〇〇〇人という新たなリストラを、就業規則の変更といった巧妙な手法を使い、水面下で推し進めようとしている。その渦中で起きた社員の自殺。そこから見えてきた、日本IBMの正体とは。退職に応じない社員を待ち受けている底なし地獄とは。

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