日本共産党は日本の
政治を変えるのか

  • 志位和夫委員長単独インタビュー
    私たちはどんな社会をめざすのか
    経済政策から安保まで

    聞き手・本田雅和

    日本共産党は、戦前の天皇制国家が社会主義や共産主義に対する激しい弾圧を繰り返していた1922年7月、東京・渋谷の民家での会合を通じて創立されたという。クリスチャンの労働運動家・荒畑寒村や新聞記者だった堺利彦、在野の経済学者だった山川均らが最初の執行部を組織。レーニンが指導する革命運動の国際組織「コミンテルン(共産主義インターナショナル)」に代表を送り、同年11月、コミンテルン日本支部として認められた。以来100年、戦前、戦中、戦後を通じて綱領改定や方針の変更を繰り返しながらも、日本で最も活動歴の長い政党として、現在は議会制民主主義を通じた社会変革をめざす革新政治勢力の中心となっている。一方で咋秋の衆院選での「野党共闘」では、党がその要となったこと自体が「敗因」であるかのように喧伝され、今も続く反「共」攻撃の嵐に晒され、党勢拡大の壁にもぶつかっている。結党100年と参院選が重なる今年、舵取り役の志位和夫委員長に課題を聞いた。

  • 佐々木寛・市民連合@新潟代表インタビュー
    共産党が叩かれる時代はいつも戦争の前夜だった
    聞き手・本田雅和

    共産党バッシングがやまない。咋秋の衆院選で自民党は議席を減らしつつも絶対安定多数を確保、市民連合+ 立憲民主党+ 日本共産党を要にした「野党共闘」は、今や大手メディアなどからあたかもそれが「敗因」であったかのように喧伝されている。が、同じ衆院選でも、新潟では6選挙区中4選挙区で野党候補が勝利した(本誌昨年11月19日号参照)。そんな“県内政権交代”の立役者となった市民連合@新潟の佐々木寛・共同代表は今の政治状況をどう分析し、次の参院選でどんな野党共闘を進めようとしているのか? 「共産党の果たすべき役割」と「共産党への注文」を聞いた。

  • 映画『日本共産党とわたし』(仮題)を制作している西原孝至監督に聞く
    映画を通して考えたかった
    なぜリベラル勢力が根付かないのか

    聞き手・佐藤和雄

    結党100年を迎える日本共産党をテーマにしたドキュメンタリー映画の制作が進んでいる。企画・制作は、学生団体「SEALDs」のドキュメンタリー映画を制作した西原孝至監督。2015年の安保法制への抗議活動まで、政治的な意見表明をすることもなかったという映画監督が、なぜ『日本共産党とわたし』(仮題)という作品を制作しようと思ったのか。そこにはどんな問題意識があり、さらに「日本共産党はどうあるべき」と考えているのかを聞いた。

  • 内部から見た日本共産党の現状と課題
    一党員の覚書
    仲間健(筆名)

    内部から見た日本共産党は現在どのような姿なのか。労働者として生きつつ、40年以上にわたり党活動を続け、党の動向を真摯に見つめ、考えてきた、ある党員に寄稿してもらった。

  • [第3期]金曜ジャーナリズム塾(第6講)
    渡辺 周
    媒体に関係なく自ら取材して
    成果を届けるのがプロの記者
  • この反応こそ「ナチス」では?
    ヒトラーに例えられデタラメくりだす橋下徹氏と維新幹部 早川タダノリ
  • 新龍中国(40)
    北京冬季五輪から考える
    「中国人とは誰か」という問題
    古谷浩一
  • "日の丸ヤミ金"奨学金(8) 若者から収奪する「日本学生支援機構」 
    ひたすら隠す「5条5項」とは 三宅勝久
  • これからどうする?
    「家族」幻想を超えて 田中優子
  • 話の特集 第591集
    はまぐりのねごと(113) 中山千夏
    下段倶楽部(113) 矢崎泰久
    なまくらのれん(200) 小室 等
    写日記(200) 松元ヒロ

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