読者会から
2025年06月20日|カテゴリー:読者会から
読者の会・大阪 6月21日(土)18時半~21時、北区民センター(JR「天満駅」または大阪メトロ「扇町駅」4分、扇町公園隣)。室料カンパ300円。本誌直近1カ月の内容討論。▼トランプ大統領の対外政策に世界中が振り回されている現状。トランプさんの政策の本音は何処にあるのか。1年間はじっと見続けねば。本質は判断不可能かとも。小泉農相が米騒動での迅速なる「備蓄米放出」で、自民党が支持率アップとも。親父は、郵政をぶっ潰して「郵政貯金」を米国へ。息子は農協をぶっ潰して「JAバンク預金」を米国へ。親子で資産を売り渡しているとの見解も。問合せ(souriuu1@gmail.com蒼旒)
小樽読者会 6月22日(日)13時~、あとりゑクレール(小樽市梅ヶ枝町21―2)。参加費500円(茶菓付き)。5月は5人参加。▼1521号36ページ 「ラピダス半導体工場稼働で周辺環境の汚染の懸念」4月20日、天笠啓祐氏の講演と道議らの報告会が話題になる。有害化学物質を含む大量の排水を川へ流すことによる環境汚染、ひいては人体への悪影響の懸念について道民、漁業者、農業者へ説明が少なすぎるし、大量のエネルギーを使うことで泊原発の再稼働が現実味を帯びてくる。目の前が石狩湾の小樽市民としてはまさに自分事。昨年は石狩湾での漁獲量が減って工場が稼働できなかったらしいし、海鳥も減った印象も▼1520号17ページ「象徴天皇制を問う」天皇制について語る学者が最近少ないように感じていたが、今回の美濃部達吉と奥平康弘との対比は読み応えがあった。リベラルなイメージの美濃部が本当は天皇・皇室愛好家だったことに驚く。問合せ(090・2073・8962沖山)
読者の会・浦和 6月25日(水)18時~、カフェ土瑠茶(京浜東北線「浦和駅」または埼京線「中浦和駅」15分)。テーブル料1500円を参加者で均等負担。問合せ(090・3087・4558江上)
東京南部読者会 6月27日(金)18時~20時半、大田区消費者生活センター第3集会室(JR「蒲田駅」東口5分)。会場費を均等負担。5月は12人の参加。DVD『朗読劇 線量計が鳴る』(中村敦夫)を鑑賞し、その後通常の読者会を開催。▼1519号「憲法特集」「前文」基本的人権の尊重、平和主義、国民主権の三原則の大切さを再認識した。同号41ページ「学校の片隅から見えた風景」(京極紀子)「日の丸・君が代」の強制が進み、学校現場は息苦しい。しかし、こんな時こそ「象徴天皇制」に反対する大きな声を上げるべき▼1520号17ページ、難解だが、美濃部達吉が「リベラルな学者」ではなかったことがわかった。天皇には戦争責任とは別個の「植民地支配責任」が問われてこなかった、との指摘は鋭い▼1521号「追悼・山田火砂子監督」映画を通して障碍者差別や女性差別と地道に闘い続けた功績には敬服する。監督の生き方に感動することができるならば、差別をなくすのは我々の責任である。問合せ(070・5460・6652松島)
札幌読者会 6月28日(土)9時半~12時、エルプラザ4階研修室4。参加費200円。直近1カ月の本誌持参で。本誌購読を考えている人のお試し参加OKです。5月例会は9人の参加。▼1519号と20号の憲法特集は読み応えがあった。天皇制を取り上げること自体本誌ならでは。「脱出の権利」「飛び地」など勉強になったとの意見多数。日本の立法や司法が憲法を尊重しないのが問題だとの声も。ガザ・レポートの連載は価値がある。ガバン・マコーマック氏が本誌読者なのは嬉しい。ラピダス関連は今後も追いかけてほしい。本誌はさまざまな記事があって考えさせられるとの意見に皆頷いた。問合せ(011・695・7344留守電ありnekoneko33@icloud.com佐井)
大分読者会 6月28日(土)13時~15時、大分市コンパルホール404会議室。参加費300円。5月は8人。小泉新大臣の備蓄米の2000円販売については、一時的に安いコメが出回るかもしれないが永続的にコメの値段が安くなることはないだろう。なぜなら備蓄米の数量は限られているから。過疎化と耕作放棄地の現状について中山間地で農業を営む参加者から報告。若者や子どものいない過疎地の集落で水路や道路の維持さえできなくなっている。EU諸国の多くが100%前後の食料自給率を維持しているのに対して日本は38%と極端に低い。これは政策の失敗であり、すでに手遅れかもしれないが思い切った政策転換を望む。問合せ(080・1709・7769諫山)